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問題6
2012 富山県立大学 前期 エ
炭酸ナトリウム Na2CO3 は白色の固体であり、 水によく溶け, 水溶液は (ア)性を示す。 炭酸ナ
トリウム水溶液を濃縮すると, 無色の十水和物の結晶が析出する。 このような結晶中にある一定の
割合で結合している水分子を(イ)水という。この結晶は, 空気中で放置すると粉末状の一水和物
になる。 このように, 結晶が自然に (イ)水を失う現象を(ウ)という。
中略
炭酸ナトリウムは水溶液中でほぼ完全に電離しているが、 次のように2段階の加水分解を起こす。
CO32 + H2O (オ) + (カ)
(オ) + H2O H2O + (キ)+(カ)
このため, 塩酸に対して,次のように2段階の中和を起こす。
Na2CO3 + HC1
(ク) +(ケ)
(ク) + HC1 H2O + (キ) + (ケ)
炭酸ナトリウム水溶液を塩酸で中和滴定する際に, 第一段階目の反応の終了を知るためにはフェ
ノールフタレインを指示薬として用い、 第二段階目の反応の終了を知るためにはメチルオレンジを
指示薬とする。
(1) 文中の(ア) (ウ)には適切な語句を, (オ) (ケ)には適切な化学式を記せ。
(2), (3) 略
(4) 0.10mol/Lの炭酸ナトリウム水溶液 20.0mL にメチルオレンジを指示薬として加え, 濃度不
明の塩酸で中和滴定を行ったところ, 水溶液が変色するのに 20.0mLの塩酸を要した。 この
塩酸のモル濃度を求めよ。 計算過程も示せ。
(5) 炭酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合水溶液が 20.0mL ある。 炭酸ナトリウムの濃度は 0.
10mol/L である。 この混合水溶液にフェノールフタレインを指示薬として加え, 0.20 mol/Lの
塩酸で中和滴定を行ったところ, 水溶液が変色するのに 30.0mLの塩酸を要した。 混合水溶
液中の水酸化ナトリウムのモル濃度を求めよ。 計算過程も示せ。
AABX 7
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C
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