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共通テストの国語でらこういう問題は生徒 Aが言ってること違うと思ったら、生徒Bはそうだね。と賛成してるので読む前に違うとしてしまっていいものですか? そこはあまり関係ないですか?

9 問5 次に示すのは、本文を読んだ後に、五人の生徒が一茶の浅」 のうちから一つ選べ。解答番号は 生徒A|「茶の湯」に関しては、日本史の資料集で茶室の写真を見たことがあるというくらいの知識だけど、 茶室は狭くて質素な空間だね。筆者は、その無造作なさりげなさの裏に、洗練の度合いを深めようとする茶人利休 の強烈な意識を見て取っているんだね。 生徒B|そうだね。茶室は小さくて最小限のしつらいしかない簡素な空間だからこそ、その場に集う人々が そのしつらいに込められたメッセージを読み解いたり、膨らませたりする自在なイマジネーションの共有が可能に なったんじゃないかな。 生徒C||それが、筆者の言う「見立て」だね。「見立て」とは、たとえば水盤に浮かべた桜の花びらという最 小限の表現を解釈することで、ぞの場に集う人々が皆、満開の桜の下に座っているような幻想を膨らませ、共有す ることを言うんだね。 生徒D- ーなるほど、できる限り何もしないということによって、目の前の現実を超える虚構世界の幻想を呼 び込み、共有することができると当時の茶人たちは考えていたということだね。だからこそ、簡素さに美が宿ると いうわけだ 生徒E- 庭に咲き誇る朝顔をすべて摘み取ったうえで、茶室にたった一輪の朝顔を生けて秀吉をもてなした という利休の演出も、一輪の朝顔がそれを見る人の感覚に直接訴えることで豊かなイマジネーションをもたらすと いう茶の湯の美学を伝えているんだね。

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41 ステップ2 随想 ステップ2 40 17 随想 40 25 速読 目標時間 6分 15分 本文 /50 *要約 /10 40 ステップ2 読解)作家にとっての「故郷」とは 七標 おくや ひかる 己を放り込む虚構 課題)筆者の観点をおさえて読み進める 問解 人が生まれ育った場所を故郷と呼ぶのなら、庄内は必ずしもぼくの故郷とは言えないだろう。生まれたのはた (要旨をつかむために 第理解を深めよう しかに山形県ではあるけれど、一年も経たぬうちに両親ともども東京に移ってしまったからである。とはいえ母 s 要約のための確認 【各1点】 の実家である、広々とした水田に点在する集落の家には、祖母と曾祖母が残って、毎年夏には必ず帰省して庄内一 ○細盟 平野の穏やかな風光のなかに長い時間を過ごした。 庄内…必ずしも故郷とは言えない 子どもにとって夏休みはそれだけでもう心弾む出来事であるが、ぼくにはさらに田舎での数週間という贈り物 5 がきっかけ (地一) があったわけである。すばやく身を翻し水底の泥に隠れるドジョウ、草いきれのなか息を殺して浮標を見つめた S- 用水路での魚釣り、蚊帳に置かれてあわく明滅する蛍、サエギるもののない広い夜空に横たわる銀河、集落のは 庄内…「故郷」として考え始める 0筆者の気づき(認識) がっさん ずれから繰り返し眺めた月山の姿||。これら子ども時分の貴重な記憶の数々は、一昨年に書いた「三つ目の銃」 「故郷」とはひとつの =D選びとられるもの 0筆者の所感·心境 作家である「ぼく」ー という作品となって一部結晶したのであるが、要するに大人になるまでのぼくにとっては、庄内はただ心楽しく エキサイティングな冒険の場所にすぎなかった。 故郷という言葉とともに山形の家のことを考え始めたのは、三十歳に近くなってから、小説を書き始めたころ を虚構に放り のことである。 込む ひとつのきっかけは父の死である。葬式が終わり、田んぼの真ん中の墓地で、白木の箱から父の骨灰を墓の底 →庄内 にばらばらとまいたとき、かつってない不思議に甘美な気分にぽくは捉えられた。それはどうゃら自分もいずれ死 を与え続けてくれる ねばこうなるのだとの思いであるらしく、そう思って周囲を見回してみれば、五月の水田は湖沼のように陽光を 5 ちょうかいさん」 りょうせん ひばり (通2 まとめてみよう 要約に向けて 所感を四十字以内で書こう。【6点] 映して輝き、月山と鳥海山が蒼くくっきりとした稜線を鮮やかにして墓地を遠くから見つめている。雲雀のさえ ずりが空の高いところできこえた。 自分の死に場所にここは悪くない。そのような声が、「故郷」という言葉とともに、初夏の平野をぼんやりと眺 めるぼくの心に、静かに立ちのぼってきたのである。 「故郷」とは言うまでもなく近代に発明されたひとつの虚構である。都会での生活スタイルが確立されるにつれ 2 生じてきた、だれとも連帯せずに浮遊している人の孤独感、あるいは根を断たれているとの不安感が、温かく己 を包み込んでくれる母胎のごときものとして、己の魂が穏やかに回帰すべき場所として、遠い憧れの地境として、 「故郷」のイメージを文学的に創造した。故郷の山河といった場合、山や河自体は当然昔からそこにあったはずだ けれど、それらが懐かしい風景として思い描かれるにいたったのは、明治以降の文学がそのように描いてきたか らである。 (出2) (型の) たとえば柳田国男の「常民」概念をここであげるなら、それが現実に生きてある人々を具体的にさすのではなく、 失われた何かを回復せんとする柳田のロマン派的文学の心情が作り出した虚構であることは、数多くの批評家が 指摘するとおりである。「常民」とは都会にある者の眼に映った、「故郷」に棲む人間の幻像である。 一方では、少なくとも近世以来、西欧的な都市団体をもたなかったわが国では、都会の生活者といえども地縁 血縁のしがらみからは逃れがたく、そうしたしがらみの象徴としての意味をもまた「故郷」は担うことになった。0 (地4) かくして故郷は両義的であり、だからこそ遠くにありて想うものなのである。 おも 虚構である「故郷」はつまり選びとられるものである。選んだおぼえなどないという人にしても、無意識のうち にそうしているのであり、人生の節目のあるとき、ここがやはり私の故郷なのだと、感慨にとらえられつつ風景 に眼をやった記憶がだれにも必ずあるはずである。 (注5)なか 虚構をこととする作家であるなら、当然この選択にはジカク的である。作家は「故郷」を発見する。たとえば中5 く。 上健次にとっての紀州がそうである。むろん作家は故郷にアンジュウしたり、ただ感傷にひたるために故郷を選 ぶのではない。何らかのかたちで「私」を問題にせざるをえない近代小説の伝統のなかで、己自身をひとつの虚構 に放り込むことで、多様な物語を「私」の内部に導き入れようと作家は企むのである。 ひとりの作家であるぼくは、庄内を自分の「故郷」として選んだ。これから小説を書き進めていくなかで、ぼく の「故郷」は途切れることなく、創造の活力を与え続けてくれるだろう。 (注) 1草いきれ- 2柳田国男- 3常民||柳田国男らによる造語で、柳田の民俗学の対象となった、伝統文化を担う人々のこと。 4遠くにありて…|室生犀星(一八八九~一九六二)の詩をふまえた表現 5中上健次||紀州(現在の和歌山県)生まれの小説家。一九四六~一九九二 -夏、生い茂った草が日光に照りつけられて発する熱気。 -日本の民俗学の創始者。一八七五~一九六二 「近代」(明治以降)において、人 は身分制度や家の概念から自由に なり、地方から都市部へと人口が 流出しはじめた。こうした変化を 背景に、本文での「故郷」のほか、 家」から離れた「個人」といった概 念も生み出された。 むろ う さいせい (ガイド- 従来の観点とは異なる、本文における筆者の認識が端的に示されている一文に線を引こう→問三を攻略

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35 ステップ2 小説 ステップ2 34 14 小説 の |の ii i 20 速読 目標時間 25 ·本文 /50 要約 /10 30 ステップ2 ひらいわゆみ え 読解)りくに訪れた「悲しみ」と「安らぎ」とは 分六標 分園 花影の花 平岩弓枝 課題)象徴的な描写から理解を深める 問解 げんろく くらのすけ あだう リn 元禄十五年、大石内蔵助は主君の敵討ちを果たして切腹した。世に言う赤穂浪士の討ち入りである。同年 生まれた大三郎は、父のことを知らずに他家で育ったが、十二歳のとき、広島浅野藩に召し抱えられ、母り く、姉るりとともに広島へ移った。大三郎は二十歳のときに結婚するが、そのころより放蕩癖が生じ、二度 の離婚を繰り返した。年老いたりくは心労に耐えきれず、とうとう屋敷を出た。 (州) 1国泰寺- の寺。りくはこの寺で出家した。 2借坊 広島県広島市にある禅宗 僧がふだん生活する建物。 3回時 一塩獣などが吠えたてること。 またその声。 (州一) げんぶん こくたい 新しい年が来て、やがて四月二十八日をもって享保二十一年は元文元年になった。四季の移り変わりも、国泰 (出へ) 寺の僧坊にひきこもっているりくには何の感動もなかった。るりの話で聞くかぎり、大三郎に変化は起こってい (要旨をつかむために (第理解を深めよう ない。「奉公人の話ですと、夜中にうなされていることがあるようですの。」知りあいの医者に行ってもらったが 体はどこも悪くはなく、「心を患っていらっしゃるようだ、と申されました。」 要約のための確認 【各1点) るりの来た夜は満月であった。写経をしていて気がついてみると、ショウジのむこうがしらじらと輝いている。5 ○場面 しょくだい 月光だと、りくは燭台の灯を消して縁側へ出た。庭はすべてのものが、白銀色に輝いて見えた。月光が、これほ りく月光を眺める ど、くまなく辺りを照らすとは今まで思ってもみなかった。天上は晴れて、一片の雲もない。月だけが独り、光 がどう輝いたところで :月光の前では影が薄い ○状況 を放っている。目をこらすと、いくらかの星もまたたいているのだが、月光の前には影が薄かった。それは、満 開の桜花の下に、小さな野の花が咲いているのと同じだと思う。桜狩りの人々はあまりの桜の美しさに酔って野 りく 大三郎を思う 何故、月光の輝きにならぬのか しょせん の花には目もとめない。同じように、星がどう輝いたところで、この鮮やかな月光に出会っては、所詮、月の前 0 の星であった。 →当人も ほしvや 大三郎の気持ちは、りくの気持ちであった。妻であれば、月光のなかの星屑でも、世間は何とも思わずにいて oりくの心情 人の生涯- くれるが、枠の星屑は、何故、月光の輝きにならぬのかと人も言い、当人も苦しむ。自分が屋敷を出ても、大三 ○リ にじー は 郎に何の変わりもないと告げたるりの言葉を、りくはほろ苦く噛みしめた。仔獅子を谷底へ蹴落として、這い上 の及ばぬもの (注3)ほう がってこなかった親獅子は、どうするのかと思った。山中をかけ廻り、体から血を流しながら、月に向かって砲 5 →悲しみと リ 摩するのだろうか。そして、谷底の仔獅子は血の涙をこぼしながら、親の砲嘩に耳を澄ませているのかもしれな い° 2 まとめてみよう 要約に向けて 心情を四十字以内で書こう。【6点】 明るすぎる月光のなかに立って、りくは庭を見廻した。古人は美しい月光の照らす庭を、霜柱が立ったようだ と詩っている。りくの見るかぎり、月光は白く冴え冴えとして、指を当てれば冷たく皮膚を切り裂きそうに思えた。 大三郎はどこでこの月光を見ているのかと思い、りくはそっとガッショウした。 人の生涯には、人の力の及ばぬものがある。内蔵助が敵討ちに生命を賭けたのも、父のようになろうとしてあ がいている大三郎の日々も、みな、人の力の如何ともしがたいものと思ったとき、りくの目から温かな涙がこぼ れ落ちた。悲しみと安らぎが、漸くりくの心に訪れたようであった。 ガイド、 本文で象徴的に描かれている「月光」について、その様子が描写されている部分に線を引こう→問六を攻略 問五急読解) 傍線部@について、りくの心に生じた「悲しみと安らぎ」の説明として、最も 適切なものを、次から選べ。 B 谷底の仔獅子を思う悲しみと、その胞嘩に仔獅子の生存を確認できた安らぎ。 E 大三郎の進退を憂う悲しみと、忠臣の妻として自身の安泰が保障された安らぎ。 人のはかなさを悟った悲しみと、最愛の夫を失った心の傷が癒えた安らぎ。 I運命的な力の前での人の無力さを知った悲しみと、苦悩から解放された安らぎ。 大三郎が親である自分を苦しめることへの悲しみと、美しい月光に感じ る心の安らぎ。 問一(漢字)傍線部の~③について、カタカナは漢字で、漢 字はその読みをひらがなで書け。 【各3点] 【og) 問ニ (語句) 波線部A「くまなく」と似た意味をもつ語を、次 から選べ。 【寸) E 繊細 玉 会 |新問六Q課題)本文で描かれる月の描写に関する次の会話を読み、空欄|: :三 れぞれ指定の字数で補え。 Aさん 8行目に「明るすぎる月光」という表現があるね。この「すぎる」が気になるな。 【16点,:m8点] 問三 (文脈) 傍線部○とは、りくの場合どうすることか。そ の目的を明確にして、三十字以内で書け。 i(十字以内)|から、そう表現しているのじゃないかな。月光 Bさん 月の光のせいで、 に照らされた庭が描写されている2段落の最後には「所詮、月の前の星」ともあるね。 Cさん 私は9行目の「指を当てれば冷たく皮膚を切り裂きそう」という表現も気になるな。 月の光って、たしかに温かいイメージではないけれど、そんなに冷たいものかな。 Aさん 図段落を見てみると、月と対比して「体の星屑」とあるね。Bさんの指摘もふまえる と、りくは|a(三十字以内)という現実を重ねているように読み取れるよ。だから、 月の光は「明るすぎる」し、「冷たく皮膚を切り裂きそう」にも思えるんじゃないかな。 Bさん 月光を見る人物の心境が、月光の描写を通じて表現されているんだね。 問四 (表現)傍線部○の「仔獅子」の様子は、大三郎のどのよ うな姿を表現しているか。最も適切なものを、次から選 く。 【n) B 母の期待に応えられず、苦しむ姿。 E 母にも父と比較ばかりされ、絶望する姿。 D 母がそばにいることを感じ、安心する姿。 I 母に捨てられたのだと思い、悲しむ姿。 E 母の過剰な期待に嫌気がさし、憤る姿。 KレッシS

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ステップ2 30 31 ステップ2 随想 12 er 随想 |の ii ii 30 速読 目標時間 3分 問一~七 解答目標 15分 *本文 /50 要約 /10 40 ステップ2 たかはしげんよう 読解)人にとって「道」とは何か 失われた「道」の豊かさ 高橋玄洋 課題)話題に対する筆者の思い (型一) かなた 子どものころ、「道」には手前からはるか彼方へ延びているイメージがあった。最近は上空から見下ろすものに (州N)。 1上空から見下ろすもの||テレビの ニュースで流れる、高速道路の映 像をふまえての表現 2蟻の列||夏の季語として使われる。 3路地 家と家の間の狭い通路。 4辻説法や辻商い|道端で通行人に 対して行う説法や商売のこと 5傾然 恐ろしさにぞっとする様子。 変わったらしい。緩やかなカープを描く高速道路を、車をつけた箱の列が流れていく。以前、蟻の列という表現 があったが、近ごろの都会生活では蟻の姿はほとんど見なくなった。蟻は口にくわえて運んだが、車の流れを見 o ていると、物の移動に人が使われている気がしてくるのは私だけの僻みだろうか 幼時、父のキョウリ瀬戸内へ連れて行かれ、海にも道があることを発見した日のことは今でもハッキリ覚えて 5 いる。島のイタダキへ登ったら、広い海面に一筋色の違う潮の帯が走り、その上を船は小気味よい速さで進んで いた。逆行する船は道を外れて遅々として進まない。帰って父に報告したら「海にだって道はあるさ。」と簡単に 片づけられたが、剣道だったか柔道だったか「人の道」についての話を聞かされた。今思い出しても、あの海の道 (要旨をつかむために 理解を深めよう 要約のための確認 は生きていたと思う。「道」が舗装され、物を運ぶだけの道具になって、道はある意味で死んだのかもしれない。 人が使う道から物に奉仕する道に変わったのだ。子どものころ、道の彼方に思い描いていたあの夢はどこへ行っ0 たのだろうと、短歌や俳句の雑誌をめくってみると、現代の「道」はほとんど出てこないのを知った。考えてみれ ば、道端に積み上げられた山のゴミ袋越しに四季の空を味わうのは至難の業だろう。十年ほど前、山腹を断ち割 るような道路建設がやたらと目立った。海岸に全国同じようなコンクリートの道が走り、防潮堤で視界がさえぎ O 【各1点】 話題 「道… から見下ろす (イメージの変化) 筆者の気づき られたのも同じころだったろうか。気がつくと、寄せては返す砂浜は消波ブロックに代わってもいた。津々浦々 あれだけあった砂浜は一体どこへ消えてしまったのだろう。道が整備されて経済は発展し生活は大いに豊かになっ6 たが、その分、人は心の豊かさを失ったのではなかろうか。 の移動に人が使われる →奉仕する道 (注3) 一口に「道」と言ってもいろいろあり大動脈もあれば毛細血管もある。毛細血管の道は、昔「路地」と言って、人 の豊かさを失った (型寸) と人が最初に出会う社会の第一歩だった。その道と道とが交わるところを辻と言い、辻説法や辻商いなど自然に 人が集まって西洋の広場の役割を果たしてきた。今の都会では交差点と言って車の渋滞するところでしかなく 道の使い方を忘れた 〇筆者の所感 景観など気にとめない 物の運び屋(運ぶふだけ) みそ J4s 会 なった。何より広場と点の差は大きい。路地を挟んで隣や向かいの家があり、味噌や醤油が行き交い、物とともに0 挨拶や人情も行き交った。おしゃべりおばさんが駄菓子を抱えてやってきては半日話し込んでいくこともあった。 の. →自分に とする 最近、ライホウ者が皆無の家庭が多くなり、そうした家庭に育った子どもに友だちづきあいがまったくできない 子が多いことも指摘されている。狭い巣箱の中で両親としか接点を持たなかった子どもたちが突然幼稚園などの (河2 まとめてみよう 要約に向けて一 集団に放り込まれれば、他人との「間」の取り方にとまどうのも無理からぬことだろう。現代の病巣はこうした地 域社会の喪失と無関係ではない。地域社会の第一歩が家の前の路地である。その道の使い方をわれわれは忘れて 5 しまった。そして家の狭さを嘆いている。 所感を四十字以内で書こう。【6点】 最近、路上で突然しゃべり出す人に驚かされることがある。例の携帯電話という奴だ。傍らで一方的な会話を 聞かされる不快さに「道」の不毛さを感じるのは私だけではあるまい。そういう私自身、近所のコンビニエンスか (注5)りつぜん らの帰りなど、景色など気にとめず物の運び屋にすぎなくなっている自分を発見して標然とすることがある。あ のとき私ははたして人間だろうか。 ガイド- 現在の「道」のあり方を見た、筆者の考えが述べられた部分に線を引き、その想いを読み取ろう→問四を攻略 問一(漢字)傍線部の~③について、カタカナは漢字で、漢 字はその読みをひらがなで書け。 問五 (文脈) 傍線部@「辻」とQ「交差点」について説明した、次の一文の空欄を補うのに適 切な語句を、iとiは五字程度、面は十六字でそれぞれ抜き出して書け。 【各3点] 0交差点は単に一i 場所であるのに対し、人の集まる辻は、物だけでなく「i= ]として機能していた。 【各3点] 往来する広場の役目を果たし、辻へとつながる道は一 問ニ(語句)波線部A「至難の業」の意味を、簡潔に書け。【4点】 問六心読解) 傍線部@とあるが、筆者は自身をどのような存在だと感じて、このように嘆 いているのか。四十字以内で具体的に書け。 【o) 問三 (表現)傍線部○について、筆者は、「蟻の姿」にどのよ うなことを重ねて表現しているのか。最も適切なものを、 次から選べ。 E 自らの意志で物を運ぶこと。 【5) E 物の移動に使われること。 D 上空から見下ろされること。 列をなして進んでいくこと。 E はるか彼方をめざして進むこと。 問七 (構成) 本文の特徴を説明したものとして、最も適切なものを、次から選べ。【6点】 B 道の整備が人に与えた影響を分析し、道の理想的なありようを訴えている。 E かつてと今の道の違いを考察し、現代における問題点を浮き彫りにしている。 道が変容した原因を探り、現代社会が抱える問題への解決策を提示している。 I身近な体験から道について考察を深め、生活における道の重要性を説いている。 E現代の道に関する人々の見解にもとづき、人と道の関係を議論している。 問四Q課題)傍線部@について、「あの海の道は生きていた」 と言えるのはなぜか。二十字以内で書け。 【o) LG KP

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ステップ2 30 31 ステップ2 随想 12 er 随想 |の ii ii 30 速読 目標時間 3分 問一~七 解答目標 15分 *本文 /50 要約 /10 40 ステップ2 たかはしげんよう 読解)人にとって「道」とは何か 失われた「道」の豊かさ 高橋玄洋 課題)話題に対する筆者の思い (型一) かなた 子どものころ、「道」には手前からはるか彼方へ延びているイメージがあった。最近は上空から見下ろすものに (州N)。 1上空から見下ろすもの||テレビの ニュースで流れる、高速道路の映 像をふまえての表現 2蟻の列||夏の季語として使われる。 3路地 家と家の間の狭い通路。 4辻説法や辻商い|道端で通行人に 対して行う説法や商売のこと 5傾然 恐ろしさにぞっとする様子。 変わったらしい。緩やかなカープを描く高速道路を、車をつけた箱の列が流れていく。以前、蟻の列という表現 があったが、近ごろの都会生活では蟻の姿はほとんど見なくなった。蟻は口にくわえて運んだが、車の流れを見 o ていると、物の移動に人が使われている気がしてくるのは私だけの僻みだろうか 幼時、父のキョウリ瀬戸内へ連れて行かれ、海にも道があることを発見した日のことは今でもハッキリ覚えて 5 いる。島のイタダキへ登ったら、広い海面に一筋色の違う潮の帯が走り、その上を船は小気味よい速さで進んで いた。逆行する船は道を外れて遅々として進まない。帰って父に報告したら「海にだって道はあるさ。」と簡単に 片づけられたが、剣道だったか柔道だったか「人の道」についての話を聞かされた。今思い出しても、あの海の道 (要旨をつかむために 理解を深めよう 要約のための確認 は生きていたと思う。「道」が舗装され、物を運ぶだけの道具になって、道はある意味で死んだのかもしれない。 人が使う道から物に奉仕する道に変わったのだ。子どものころ、道の彼方に思い描いていたあの夢はどこへ行っ0 たのだろうと、短歌や俳句の雑誌をめくってみると、現代の「道」はほとんど出てこないのを知った。考えてみれ ば、道端に積み上げられた山のゴミ袋越しに四季の空を味わうのは至難の業だろう。十年ほど前、山腹を断ち割 るような道路建設がやたらと目立った。海岸に全国同じようなコンクリートの道が走り、防潮堤で視界がさえぎ O 【各1点】 話題 「道… から見下ろす (イメージの変化) 筆者の気づき られたのも同じころだったろうか。気がつくと、寄せては返す砂浜は消波ブロックに代わってもいた。津々浦々 あれだけあった砂浜は一体どこへ消えてしまったのだろう。道が整備されて経済は発展し生活は大いに豊かになっ6 たが、その分、人は心の豊かさを失ったのではなかろうか。 の移動に人が使われる →奉仕する道 (注3) 一口に「道」と言ってもいろいろあり大動脈もあれば毛細血管もある。毛細血管の道は、昔「路地」と言って、人 の豊かさを失った (型寸) と人が最初に出会う社会の第一歩だった。その道と道とが交わるところを辻と言い、辻説法や辻商いなど自然に 人が集まって西洋の広場の役割を果たしてきた。今の都会では交差点と言って車の渋滞するところでしかなく 道の使い方を忘れた 〇筆者の所感 景観など気にとめない 物の運び屋(運ぶふだけ) みそ J4s 会 なった。何より広場と点の差は大きい。路地を挟んで隣や向かいの家があり、味噌や醤油が行き交い、物とともに0 挨拶や人情も行き交った。おしゃべりおばさんが駄菓子を抱えてやってきては半日話し込んでいくこともあった。 の. →自分に とする 最近、ライホウ者が皆無の家庭が多くなり、そうした家庭に育った子どもに友だちづきあいがまったくできない 子が多いことも指摘されている。狭い巣箱の中で両親としか接点を持たなかった子どもたちが突然幼稚園などの (河2 まとめてみよう 要約に向けて一 集団に放り込まれれば、他人との「間」の取り方にとまどうのも無理からぬことだろう。現代の病巣はこうした地 域社会の喪失と無関係ではない。地域社会の第一歩が家の前の路地である。その道の使い方をわれわれは忘れて 5 しまった。そして家の狭さを嘆いている。 所感を四十字以内で書こう。【6点】 最近、路上で突然しゃべり出す人に驚かされることがある。例の携帯電話という奴だ。傍らで一方的な会話を 聞かされる不快さに「道」の不毛さを感じるのは私だけではあるまい。そういう私自身、近所のコンビニエンスか (注5)りつぜん らの帰りなど、景色など気にとめず物の運び屋にすぎなくなっている自分を発見して標然とすることがある。あ のとき私ははたして人間だろうか。 ガイド- 現在の「道」のあり方を見た、筆者の考えが述べられた部分に線を引き、その想いを読み取ろう→問四を攻略 問一(漢字)傍線部の~③について、カタカナは漢字で、漢 字はその読みをひらがなで書け。 問五 (文脈) 傍線部@「辻」とQ「交差点」について説明した、次の一文の空欄を補うのに適 切な語句を、iとiは五字程度、面は十六字でそれぞれ抜き出して書け。 【各3点] 0交差点は単に一i 場所であるのに対し、人の集まる辻は、物だけでなく「i= ]として機能していた。 【各3点] 往来する広場の役目を果たし、辻へとつながる道は一 問ニ(語句)波線部A「至難の業」の意味を、簡潔に書け。【4点】 問六心読解) 傍線部@とあるが、筆者は自身をどのような存在だと感じて、このように嘆 いているのか。四十字以内で具体的に書け。 【o) 問三 (表現)傍線部○について、筆者は、「蟻の姿」にどのよ うなことを重ねて表現しているのか。最も適切なものを、 次から選べ。 E 自らの意志で物を運ぶこと。 【5) E 物の移動に使われること。 D 上空から見下ろされること。 列をなして進んでいくこと。 E はるか彼方をめざして進むこと。 問七 (構成) 本文の特徴を説明したものとして、最も適切なものを、次から選べ。【6点】 B 道の整備が人に与えた影響を分析し、道の理想的なありようを訴えている。 E かつてと今の道の違いを考察し、現代における問題点を浮き彫りにしている。 道が変容した原因を探り、現代社会が抱える問題への解決策を提示している。 I身近な体験から道について考察を深め、生活における道の重要性を説いている。 E現代の道に関する人々の見解にもとづき、人と道の関係を議論している。 問四Q課題)傍線部@について、「あの海の道は生きていた」 と言えるのはなぜか。二十字以内で書け。 【o) LG KP

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English Senior High

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12 be pp.192-197 不定詞(1) Lesson d e 3[ ]内の語句を適切な位置に入れて,全文を書きなさい。 C ■不定詞の意味上の主題 (for +名詞)を不定詞の前 に入れる。 e cp m 1. It was natural to have the same opinions about the novel. [ for John and Bob] Key Sentence で Check! [ ]内のヒントを参考に, ( )内に適切な語を書きなさい。 )a soccer game is interesting. )in the Major Leagues. [watch] 0( (playl n [work」 2. I think it easy to read these English books. [ for me ] 2 My goal is ( 3 She hopes ( のIfound it difficult ( )for UNICEF (inish) [あなたが )my homework by the deadline. 6 It was a mistake ( ) you to accept that job. 4 英文を日本語にしなさい。 1.I didn't know what to buy for her birthday. D ■疑問同に続ける不定調 (疑問詞+ to do)という組 み合わせで名同のはたらき をする。 * what to do 「何を()す べきか」 how to do 「どのように するのか/…の仕方(や )the same mistake twice. 6 My motto is( [決して…しないこと:make] [何をすべきか ) to do. 私は[ わからなかった。 のIjust don't know ( 8 Can you tell me ( ) start a blog? …する方法 2. The old man told me how to keep healthy. 老人は私に[ 話した。 り方 -where to do 「どこにど こで)するのか」 * when to do 「いつ…す るのか」 Stage1 3. You must remember where to put the books. あなたは[ 覚えておかなければなりません。 1 日本語の意味に合うように, ( )内に適切な語を書きなさい。 1.失敗から何かを学ぶことは重要だ。 ) is important ( ■主話になる不定詞 主語の位置に形式主語の を使って、不定時をあとに まわすのがふつう。 ABC Stage2 ) learn something from ■他動詞の目的語になる不 5 日本語の意味に合うように,不定詞を使って、英文を完成させなさい。ただし、 [ ]内の動詞を使うこと。 1.彼の目標はォリンピックで金メダルを勝ち取ることだ。 His goal Olympic Games. your failures。 定国 他動詞の直後に置く。 SVOCの文型では目的題 の位置に形式目的語のはを おき、(S+V+it+C+D do)の思順にする。 ABCD 2.彼をテニスで打ち負かすことは難しいと私は思った。 I found( ) hard ( )beat him in tennis. a gold medal at the [win] 3. 私たちが時間を浪費しないことは重要だ。 ■不定詞の否定 to doの直前にnotやneer を入れる。 It's important for us ( ) waste time. 2. ルーシーはひと月に一度は私に手紙を送ると約束した。 me a letter once a month. [ promise / send ] Lucy 2[ ]内の動詞を使い, 適切な語を補って, 対話文を完成させなさい。 AB ■補語になる不定R be 動詞などに続けて、主 語について述べる補語とし て使う。 1. A:What's your dream? md )a doctor! [ become ] 3. 私は新年の抱負を破らないように努めた。 my New Year's resolution. [break ] Itried 2. A:Our plan for this summer is ( around Hokkaido. B:That sounds nice. Can I go with you? [ drive ] 4.(バスで運転手に行き先を伝えて)いつ降りるのか,私に教えていただけ ますか。 Could you tell me 3. A:Charlie decided ( ) the company next month. B:Iheard about it. He is going to start a new business. [get off] [ leave ] 5. 私は英語を学ぶことは必要だと考えている。 I think it English. [ learn ] ne Never tell people how to do things. Tell them what to do, and they will surprise you with their ingenu。 - George Patton このようにすべきかを教えてはならない。何をすべきかを教えよ。 そうすれば人々は驚くほどの才能を発揮するだろう。 ージョージパットン 41 40

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