ませ,そのDNA断片を増幅させる操作を行うことが多い。 まず, DNAを制限酵素
遺伝子を操作する際には, 特定のDNA断片をベクターに結合して微生物に取り込
A
で切断して目的の遺伝子を含むDNA断片を切り出す。 次に,このDNA断片を
じ種類の制限酵素で切断したプラスミドなどのベクターにDNAリガーゼを用いて組
み込み、これを微生物に取り込ませる。 プラスミドを取り込んだ微生物が増殖する。
る。このように, 目的の遺伝子断片を単離して増幅させることをクローニングという
ともにプラスミドも微生物内で増殖するため、目的の遺伝子を増幅させることができ
(図2)。
DNA
S
-制限酵素
目的の遺伝子を
含む部分
cloning
目的の遺伝子を含むDNA断片
GAATTC
GAATTC
CTTAA G CTTAA G
DNAリガーゼで結合
GAATTC
CTTAAG
DNAリガーゼで結合
同じ種類の制限酵素で切断
(
ベクター
(プラスミド)
プラスミドは微生物内で
増殖する。
増殖
図2 ベクターを利用した遺伝子のクローニング
DNAリガーゼ
MOVIE
微生物に取り
込ませる。