ノートテキスト
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分詞構文-導入 ○ 従属節として分詞が主節を修飾する 例. Young men by the dozen came up, asking her to dance. 「若い男たちはいつも10人以上やってきて、彼女に踊ってくれ と言った。」 ※小説含め、基本的に文章語 並行的な二つの内容が提示され、和訳では「~て」等で済ま せるか、必要なら時、理由、状況など適切な意味関係を補う。 これは必ず一義的に決まる訳ではない。譲歩はまれ。 例. Seeing the policeman, they ran away. 「警察を見て、彼らは逃げ出した。」
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準主格補語の分詞 ○ 自動詞の後ろに、その動作の様態を説明する分詞 を繋げる用法がある 例. He came running. 「彼は走って来た。」 ※分詞構文の元。 カンマ無し分構との区別は明確ではなく、分詞 の動作をどの程度主節と独立、ないしその一部に組み込んで 捉えるかに関し連続体を成す。 ○ 以下はbeingの省略として処理できる。 例. He died young. 「彼は若くして死んだ。」
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接続詞付き分詞構文 ○分詞構文は簡潔だが、主節との関係が曖昧になる 場合もあり、その工夫として分詞の前に接続詞を補 う用法がある。 例. While going down town I met an old friend. 「町へ下るあいだ、 私は旧友に会った。」 ※前置詞を用いた言い換えも可。 例. By holding on to the rope firmly, I came safe to land. ○ 以下は、主語+beの省略として捉えにくい 例. For lover's hours are long, though seeming short. (Shakespeare) 「恋する者たちの時間は、 短くは見えても長いものであるから。」
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分詞構文-変形と類例 ○強調のas節が加わることがある 例. Living as I do far from town, I seldom have visitors. 「なにしろ(現にそうであるように)辺鄙な所に住んでいるので、 来客は稀です。」 例. Attacked, as he was, on all sides, he could not resist. 「なにしろ全方位から攻められたので、彼は抵抗しきれなかっ た。」 Cf.少し違うが、This is John speaking.型の表現は、 This is XとX is speaking という二文の融合から。 ※定名詞の例や内容の繋がりが関係詞と異なる
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意味上の主語 ○節の内容を意味上の主語に取る事例もある。 例. When this happens, thousands and thousands die, resulting in a population crash. 「これが起こると無数の動物が死に、 個体数の激減に至る。」 ○以下では、状況描写で描写主の主語が省略される ことで場面に臨場した感じになっている。 例. Looking up, there were three boys standing there. 「見上げると、そこに三人の少年が立っていた。」 (Walpole)
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解釈上の困難を伴う用例 73 We, like him, wanting the knowledge and insight which would have served to kindle admiration in us, are oftentimes deprived of this pure and elevating excitement of the mind, and miss no less that manifold instruction which ever lies about our path, and nowhere more largely than in our daily words, if only we knew how to put forth our hands and make it our own. (R.C. Trench)
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「私達は、彼のように、私達の内部で賞賛を掻き立てるのに役立つ知 識や洞察を欲しているが、しばしばこの純粋で高尚な心の興奮を 奪われるのであり、如何に手を出し自分のものにするかを私達が 知ってさえいれば、常に我々の進路に存在し、日常の言葉におい て以上の規模では何処にも存在しない、そうした多面的な教訓を 同様に逃すことになるのだ。」 ○ wanting the knowledge ...admiration in us ここまでが分詞構文の範囲。因みにwantの原義は「~を欠く」で あり、for want of ~ (~が無いので)に痕跡を残す。 o are oftentimes deprived of ..., and miss... areとmissがweの本動詞、 内容的な対も鍵。 ○ which ever lies about our path, and (lies) nowhere more largely... 動詞を二つ含む関係詞節。
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独立分詞構文
o分詞の主語が主節主語と異なる場合、分詞の前に
主語を補う。
例. All other things being equal, the latter approach is to
be preferred.
「他のすべての条件が同じなら、 後者の手法が望まれる。」
※分構と独分構の区別は古くは曖昧。 ラテン語奪格の影響で古
英語では与格を補ったが、後に主格が正式となり、現在は人
称代名詞の例が衰退している(目的格は略式)
例. We appointed Max, {he/him} being much the best
qualified of the candidates.
othere構文や天気・時のitを伴うものは注意が必要。
例. It being fine, we decided to go for a walk.
「天気が良いので、私達は散歩に行くことに決めた。」
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BEINGの省略 o beingが無い方が軽快であり、主として付随的に付帯を表す。 一方、明示すると語調を整え格式的になり、理由のような文の 内容に関わる読みを伴いやすい。 例. School over, they went home. 「学校が終わり、 彼らは家に帰った。」 ○ 上記と関連し、 以下の例は付帯状況の解釈ではbeingを明示 すると不自然になる。 例. Every one took his turn, captain included. 「船長を含め、みな交代で仕事についた。」 Cf. 逆に、理由を表し形式主語が絡む、次の例はbeingを省略出 来ない。 例. It being fine, we went on a picnic. 「天気が良いので、私達はピクニックに行った。」
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付帯のWITHを伴う用法 ○以下は、独立分詞構文のカンマのみでSV相当情 報を結ぶ構造の先頭に、withを付与した表現 例. She was running with her hair waving. 「彼女は髪をなびかせながら走っていた。」 ※withの付加は、流動性は失うが繋がりが明確になる 以下は理由として訳せる例 例. It was so cold, with strong winds blowing. 「風が強かったので、とても寒かった。」 Cf. withoutの例。 Beany-eye laughed suddenly..., without a smile showing on his face. (Garnett) 「ビーニアイは微笑みを浮かべることなく、 突然笑い出した。」
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WHAT WITH A AND WHAT WITH B Cf. 分詞構文ではないが、以下はwithの存在や意味的平行 性が見られる古い構文。 ○ what with A and what with B: AやらBやらで (≒what between A and B) 例. What with teaching, and what with writing, my time is fully taken up. 「教えることやら書くことやらで、 私には少しも暇が無い。」 ※whatにはsomething (何か)を表す不定代名詞の古い用法 があり、そこから派生したsomewhat の意味。
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解釈上の困難を伴う用例 1. What with the joy of seeing her son back safe and sound, and what with their good fortune, the boy's mother got well in a few days. 2. Why didn't she turn and smile and call to him, saying, "Don't you like my company?" If she did, he would smile faintly and approach with eyebrows questioningly raised. (東大1999年)
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訳1.「息子が無事に帰ってきたのを見た喜びやら、 自分たちの幸運 やらで、母親は二、三日で病気が治ってしまった。」 o safe and sound: 無事つつがなく ※形容詞soundには健全・堅実を表す形容詞の用法があり、 sane、 swiftと同語源。一方、音の意味はラテン語sonusの借用。 例. He's sound on democracy. 「彼は民主主義に関してしっかりした考えを持っている。」 2. 「なぜ彼女は振り向いて、 微笑み、 僕に声をかけ、「一緒に行か ない?」と言ってくれないのだろう。彼女がそうしてくれたら、僕は少 しだけ笑って、 不思議そうに眉を上げて、 近づいていくだろうに。」 ○ 自由間接話法 間接話法のhe thoughtのような伝達部が省略されたもの。 臨場感を出すのに小説等で用いられ、内容を直接に読み手に伝達 し、登場人物の声と作者の声の一体化や登場人物と読み手の気 持ちの一体化を通し、 生々しい響きをもたらす。
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分詞構文一意味の諸相 o分詞構文は、節同士の関係を余韻を残しつつ仄めかす 特徴が、 接続詞文と異なる。 例. Walking from the library, we talked about the coming midterms. 「図書館へ歩きながら、私達は今後の中間試験の話をした。」 ※結果としてwhileを補えるが、この論理関係の補完は内容か らの推測である。 ○分詞節が条件を表し、 仮定法と結び付く場合 例. This same thing, happening in wartime, would amount to disaster. 「これが戦時中に起きたとしたら、 災害になってしまうだろう。」
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分詞構文一意味の諸相 ○ 分詞部分は背景的な事柄を述べる。 出来事の生起 時間に差がある場合、長い方を分詞にする。 151]. Walking home, Yuko found a 500-yen coin on the street. 「家へ歩いていて、 ゆうこは道で500円玉を見つけた。」 ○以下の例は、眼鏡をかけるのは読む目的であり、副 次的、背景的である為に不自然。 例. ? Reading the newspaper, my mother wears glasses. 「私の母は新聞を読む時、 眼鏡をかける」 ※reads the newspaper with glasses onなら可。 加えて、 会 話体であることも、分詞構文となじまない。
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分詞構文一意味の諸相 ○文頭の場合の方が主節への存在感が大きく、 挿入や文末で は付随的。逆に、 全体のリズムを保つには、後者ではその付 随的な内容を従えるだけの情報的重さを主節が持っていなけ ればならない。挿入の場合では、直前の主語に情報的重さが 求められる為、代名詞主語は不自然。 例. The boy, singing merrily, rowed the boat. 「陽気に歌いながら、 その少年は舟をこいだ。」 例. Singing merrily, the boy/he rowed the boat. ○ 但し、 対比的な場合であれば可能である。 例. I turned a little to look at Mary and she, feeling my eyes upon her, turned too. (Maugham) 「私は少し頭を回してメアリーを見ると、彼女も向けられた視線 を感じて顔を向けた。」
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解釈上の困難を伴う用例 It seemed to me that some accident-say the loss of a memorandum indicating its locality-had deprived him of the means of recovering it, and that this accident had become known to his followers, who otherwise might never have heard that treasure had been concealed at all, and who, busying themselves in vain, because unguided attempts, to regain it, had given first birth, and then universal currency, to the reports which are now so common. (Edgar Allan Poe)
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「例えば宝の場所を示すメモを失くしたなど、何らかのアクシデントが あって、彼はそれを取り戻すすべを奪われ、 そうしたアクシデントが 部下に知られたのではないかと私には思われた。 そして、 その部下 は、そうでなければそもそも宝が隠されていたことを知らなかっただ ろうし、彼らはそれを掘り起こそうと、手かがりが無い為に無駄な努 力に忙しく、今や有名になった噂を生みだすことになって、それが 皆に広まったのだ。」 o busying themselves in (vain because unguided) attempts attemptsをbecause節の主語とすると、 whoの述語が足りない。 熟語in vain (無駄に)ではなく、ここはbusy oneself in〜で、inは attemptsの名詞句に付く。 becauseはvainとunguidedを結ぶ。 Cf. an important though small step 「小さいが重要な一歩」 ○ 最後は、 give O to ~ (0を〜に与える)が目的語を二つ取る。 「~に誕 生と流通を与える」とは、要するに「~を生んで流通させる」ということ。
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進行形の発展-時制と相
○進行形は、相(アスペクト)の一つであり、時制(テン
ス)とは異なる概念である。
⇒アスペクトは、ある時点の「事態の進行具合」を表す。
※喩えとして、劇をカメラに収めるとする。 カメラの録画時刻が、
時制にあたる。そして、現在という時点で録画すると、劇が{ま
だ始まっていないor現在進行中or既に終わった状態}として映
される。この{}の区別を相が担う。
o そして、動詞(句)の表す事態が「進行している」を表
すのが、進行相である。
例. He is kicking the ball.
「彼はボールを蹴っている。」
※瞬間的動作の進行中が、 その反復を表す例
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進行形の発展-時制と相 ○動詞(句)の多くは一定の事態を表す。しかし、状態 動詞が表す事態は、比較的、 静的・等質的と捉えら れる。 ⇒様態や内部構造 (序盤や中盤など)が明瞭でない、変化の乏し いものが「事態が進行中」を表すのは、ピンと来にくい。 例. There stands a beautiful church on the hill. 「丘の上に美しい教会がある。」 ※これは寧ろ事態が無変化、 進んでいないと言える o 知覚対象への注意の度合いが異なるhear/linsten、 see/look atの違いも関係し、意識の有無が進行中 の認識と関わる
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進行形の発展一時制と相 ○やや変則的な事例として、 状態動詞の表す事態に、 前後の変 化や内部の状態の区別という意味合いを伴う場合であれば、 進行形になる場合がある。 ・あくまで一時的な状態であるという場合 ・徐々に状態の度合いが変わっている ・今、まさにこうであると強調する場合(例. I'm loving it!) ※個々の事例の自然さには語法上の問題が関わる ○物の配置であれば、人が動かすことの出来るものは進行形が 可能。 例. The bicycle was sitting in the garden. 「自転車が庭にとめられていた。」 ※因みにbe+doing〜の形は、in doing〜にあたる前置詞の省略 であり、 古英語で動名詞は-ung/ingで、 現在分詞-ende/inde と形態上の区別があった
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進行形の発展-時制と相 いくつかの例を検討する ○ 例1.は一時的状態。 例2は日常的意見であるのに 対し、 例3はその時点である考えを巡らせている。 例1. He is being kind. 「彼はいつになく親切だ。」 例2. I think that he is innocent. 「私は彼が無実だと思う。 J 例3.I am thinking about going to the park tomorrow. 「私は明日公園に行くことを考えている。」 進行形にすることで文句を表すこともある。 例. Bob is always complaining. 「ボブは文句ばかり言っている。」
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解釈上の困難を伴う用例 And yet, few if any textbooks are ever tested to find out whether they actually help students learn. This is where people miss the boat... American textbooks are both unusually oversized so much so that some states are thinking of demanding lighter books to save students from back injuries-and intellectually lightweight, glancing briefly at too many topics without examining them in detail. (学習院大2007年)
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「しかし、 実際に学生が学ぶ助けになっているのか調べるため、調 査を受けた教科書は、たとえあっても僅かである。ここが、人々が チャンスを逃しているところである。 アメリカの教科書は、 異常に大 きく、そのあまりに生徒が背中を痛めないよう軽い本を求める事を 考えている州もあり、 同時に、 あまりに多くの話題を詳細に検討せ ずに簡潔に眺めており、知的に軽量でもある。」 o miss the boat: チャンスを逃す ○ 最初のso muchは強調、 次のsoは 「そのよう」 で前述の 内容(今回はoversized) を指す。 that以下はその結果 を表す。 ○ 文全体は、 Sare unusually organized and intellectually lightweight という、 補語を二つ持つ構 文で、各々の補語に修飾要素が付いている。
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進行と完了-時制と相 注意を要する例として、dying(「死ぬ」の進行中)は「死にかけ ている、死にそう」 を表し、 drowningは 「溺れ死にそう」を表す。 (諺) Adrowning man will clutch at a straw. 「溺れる者は藁をもつかむ。」 ○ 日本語の「〜ている」は状態を表すが、日本語の「ている」は進 行中のみならず、以下の例では「既にそうなっている」という、 結果の状態を表す。 ⇒英語との対応関係に注意されたし。 例. Leaves are fallen on the ground. 「葉は地面に落ちている。」 ※英語have+p.p.も、大元はhave+O+p.p.(~されたOを持ってい る)という結果状態の語順入れ替えに端を発する。 また、 have O to doとhave to do Oも同様の交替による。
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HAVE+O+ 過去分詞 (P.P.) o have Op.p.には、使役(Oを~させる、 してもらう)、 被害 (Oを 〜される)の意味がある。 例. I had my wallet stolen. 「私は財布を盗まれた。」 ※概略、「Oが~である」という事態を持つという意味。 さらに、 haveの意味を「意図的に持つ」とすれば使役・完了、 「意図せずに持つ」とすれば被害となる。 意図的な場合、 have に強勢を伴いやすい。 o have+O+p.p.は「Oを~してしまう」という完了の意味もあり、完 了形に比べ、結果状態の継続という叙述的な意味が優勢。 例a. I have my paper all written. 「私は書類をすっかり書き終えている。」
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語彙アスペクト 動詞の意味的特徴に従い、動作動詞を分類することが出来る。 ○ 完結動詞: 動詞の意味は、 ある動作の完結を表す。 例. become, hit, jump, start, close, die, forget... ※尚、一つの動詞が複数の用法を持ったり、文脈に応じた変化 もある。飽くまでも一つの指針である。 ○ 完結動詞は期限のin two hoursを取れるが、 非完結動詞は 期間のfor two hoursを取れる。 例. I wrote a letter in two hours. 例. I wrote letters for two hours. ※write lettersは「不特定複数の手紙を書く」 で、動作の着点が 無い為、非完結的。
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語彙アスペクト 完結動詞は、 完結に時間がかからない瞬間動詞と、時間がか かる非瞬間動詞に分かれる。 瞬間動詞: hit, jump, start, cough, explode, recognize,... 非瞬間動詞: close. die, fall, forget, go to~, drown, ... ○ 瞬間動詞の進行形aは反復、 非瞬間動詞の例bは 「〜しかけて 「いる」を表す。 例a. He was jumping for joy. 「彼は喜んではねまわっていた。」 例b. The bus is stopping. 「バスは止まりかけている。」
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語彙アスペクト ○ 非完結動詞は次の通り。 例. eat, keep, read, sing, walk, stay, teach... ・進行形は継続を表す ・単純系が期間の副詞と共起出来るが、 時点の副詞は不可。 例. I walked for two hours. 例. At sunrise, I was walking/ × walked} eastward. 「日の出時に、私は東へ歩いていた。」 ・途中でやめても単純形が成立する。 例. I was pushing a cart. I pushed a cart. 例. John was builing a house.⇒ × John built a house. ※build a houseは完結的。
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解釈上の困難を伴う用例 And, in like manner, those who are imagined to have exercised an irresponsible and spontaneous influence in determining public policy, and thereby fixing the fate of nations, will be found, when we understand their position more correctly, to have been the creatures of circumstances altogether independent and irrespective of them- circumstances which they never created, of whose influence they only availed themselves. (John William Draper)
ページ31:
「そして同じように、国家政策の決定、したがってそれによって諸国 家の運命を決める上で、 外部事情に呼応してではなく内部からの 自然発生による、ある種の影響を及ぼしたと一般に想像される人物 も、その置かれていた立場をより正確に理解すると、 全く彼らから独 立し彼らなどを顧慮しない状況、 自分たちが作り出したのでは決し てなく、その勢いを利用したに過ぎない諸般の情勢の申し子であっ たことが分かるだろう。」 ○ in determining public policy, and thereby fixing... inの目的語に、determining~とfixing~が来る。 o when we understand their position more correctly 挿入。 文全体は、 will be found to have been という受動態。 circumstances which...created, of whose influence they only availed themselves. 前のcircumstances altogether...of them への説明。 ・avail oneself of~: ~を利用する
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モダリティー関連事項 ○ 命題に対する話し手の心的態度を法(モダリティ)と呼ぶ。 推量はモダリティの一つであり、以下の法助動詞willには、「起 こるだろう」という話し手の態度が反映されている。 例. You'll be sorry for this later. 「君は後でこの事を後悔するだろう。」 ※won'tは古いwillの語形wolに由来する ○ 現代英語では以下のように、 未来の出来事を表すwillの用法 があるが、現在から見た推量が元。 例. I hope it will go well. 「うまくいくことを願っています。」 ※他には、shouldやmustの表す「義務」もモダリティにあたる。
ページ33:
モダリティー関連事項 o 意思を表すwillは、if節中に生起することがある。 例. If you will wait a moment, I'll go with you. 「君が少し待ってくれるつもりなら、一緒に行くよ。」 ○ 古い文語体では時に副詞節中にshallが来て、 荘厳な印象を 与える。 例. Armies will continue to exist, long after war shall have become a nightmare memory. 「戦争が悪夢の記憶になってしまったずっと後まで、軍隊は存 続するだろう。」 o 昔、 仮定法の元になった接続法というのがあり、I wereに痕 跡を残す。接続法の衰退により助動詞(例come what may)を 入れたり、現在では条件節は現在形となり、 仮定法現在では 現在ではshouldか原形を伴う。 理論上、原形では空の助動詞 を伴うと考えられる(例. Isuggest that you not be overconfident.)
ページ34:
歴史的現在 ○ 現在形には、 真理や習慣を表すのみならず、 出来事の目の前 での成立を表す用法がある。 例. He catches that pass and the game is tied. 「彼がパスを受けて、ゲームは同点だ。」 ※これは注意喚起 (Here comes the teacher!先生が来るぞ)、 実況中継で用いられ、不測の事態には用いない。 ○ 小説や歴史書など、 筋書きの一つ一つを生き生きと目の前で 成立しているかのように述べるのが、「歴史的現在」である。 例. Lance Armstrong hoists his son, Luke, after his second Tour de France victory... (Los Angeles Times) 「ランス・アームストロング、二度目のツールドフランスの勝利を 決め、息子のルークを抱きかかえる。」 ※新聞記事の例。 次頁と次々頁も参照。
ページ35:
言語行為論 ○ 言葉は、 状況を描写する(事実確認的)にとどまらず、それを用 いて対人的・社会的な機能を果たす (行為遂行的)。 例. You are fired! 「お前はクビだ!」 Cf. He was fired. 「彼はクビになった。」 ※Cf.は単なる事実の描写だが、 例ではその言葉を発することに より、相手を首にするという対人・社会的行為が為されている。 。 特定の対人・社会的行為を表す動詞(遂行動詞)を用いた文の 発話により、 その行為を遂行することが出来る。 例1. I thank all my informants whose names cannot be disclosed. 「私は名前が公表出来ない全情報提供者に感謝します。」 例2. Iname the ship Queen Elizabeth. 「私はその船をクイーン・エリザベスと名付ける。」 ※例1.では感謝、 例2.では名付けという行為が遂行されている
ページ36:
解釈上の困難を伴う用例 She stares toward the reception room door, willing it to open and Nicki to walk through. But Nicki has been remarkably resistant to her mother's will of late... What happened to the little girl whose love for her mother was once so absolute and unquestioning, whose every glance was filled with sweet and total admiration? ... Susan's eyes automatically brim with tears, as they do every time she thinks of the mother she lost to cancer just months after Nicki was born... How would she have handled the increasingly challenging young woman her infant grandchild had grown into?... Nicki's entire body tenses, her soft features hardening into a frown. (京大1999年)
ページ37:
訳「彼女は待合室のドアをじっと見つめる。ドアが開き、ニッキーが 入ってくるよう願いながら。 しかしニッキーはこの頃、母の願いに対 して顕著に反抗的になってきている。 かつては母親を絶対的に、 そ して無条件に愛していた少女、母親をいつも可愛らしく、そして完 全なる敬愛の眼差しで見ていた少女に、何が起こったというのだろ うか?スーザンの目には自然と涙が浮かんでくる。ニッキーが生ま れてたった数ヶ月後に癌で死んだ母のことを考えると、いつも涙が 出るのだ。 赤ん坊だった孫娘のニッキーが成長して、だんだんと難 しい若い娘になっていくのを、母ならばどう扱っただろうか?ニッ キーの体全体に緊張が走り、彼女の穏やかだった表情が強張って、 しかめ面になる。」 ○ of late: 最近 o the little girl whose love for her mother was...unquestioning, whose... 全体は自由間接話法。 関係詞のwhose節が二つ、前に掛かる o challenging: 扱いの難しい cf. demanding: 要求の厳しい
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