コメント

汐梨
著者 汐梨

🪽🫧ねむ

ねむ~ .ᐟ
ありがと~ う .ᐟ.ᐟ

ネタバレ防止でやめときます((

.꒰l̥愛桜໒꒱ 低浮
.꒰l̥愛桜໒꒱ 低浮

ㆍキャー!待ってました!!
ㆍえ,実は〇〇くん〇〇〇〇ってこと!?ってことは本当は〇〇,〇〇だった説ある!?
ㆍ何が入るか当ててみて(?)

ノートテキスト

ページ1:

さくらいろ (4)
放課後、 私はなんとなく足が図書館へ向かってい
た。静かな空間に癒やされる気がして、 よくここに
来る。
図書室のいちばん奥。 大きな窓からやわらかい日差
しが差し込む、古い木の机とイス。
私とあさくんが、 よく一緒に座っていた秘密の窓
辺。
その席に、先客がいた。
「…………林藤くん?」
彼は分厚い本を読んでいて、私に気づくと少し驚い
た顔をした。
「澤田さん……もしかして、この席、 決まって
た?」
「ううん、そうじゃないの。 ただ・・・懐かしくて」
「そうなんだ。実は俺も、何となく引かれて来てみ
た。なんか、落ち着くっていうか…………不思議」
私は隣の席にそっと腰を下ろした。

ページ2:

あの日々がよみがえる。 ふたりで本を読んで、小さ
な声で笑って、 たまにくだらないしりとりをして。
机の端っこには、今でもうっすらと小さな彫り跡が
ある。
"
みのり + あさひ”
子どもの頃、ふざけて彫った、 消せない秘密。 見つ
かったら絶対怒られるやつだ。
林藤くんが、無意識にその文字の上をなぞるように
指でなでた。
「...... 最近、変な夢を見るんだ」
ぽつりと、林藤くんがつぶやいた。
「夢?」
「うん。知らないはずの場所とか、人とか。でも、
懐かしい感じがして。 特に、 川沿いの道とか・・・・・・桜
の木の下で誰かと話してる夢」
「・・・・・・その“誰か” って、 どんな人?」
「顔は見えないんだ。 でも、 声とか、 雰囲気と
か…………すごく、あったかい」
私は、本棚の陰に視線を落とした。
心臓の音が、どんどん大きくなっていく。
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