ノートテキスト
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成1P296~ 3年2組 成人看護 肝臓 「肝硬変」 part 1 解剖生理学 (復習) 位置、上腹部の右よりにある最大の実質臓器 横隔膜の下面に付着 1 肝臓 下大静脈 静脈 肝臓の下面は、胃十二指腸・横行結腸・右腎・ 臓に接している 無漿膜野 肝冠状間膜 左葉 「右葉 肝門 横隔膜 ↑↑ 肝臓に押し 呼吸がしづらくなる 上げられると 肝鎌状間膜 肝円索 左腎 腎臓 右腎 胆嚢 脈 胆管 右の方が下 左が上に位置する 静脈 固有肝動脈 門脈に流れる静脈血には栄養豊富 が多い。 ↑ 小腸から ・出入りする血管 肝臓:重さ1~1.5kgほどの人体で最大の実質臓器で、上腹部のやや右寄りにあり、横隔膜の下面に付着する。 肝臓の上面は、横隔膜に沿って丸く膨隆し、下面は胃・十二指腸・横行結腸・右腎臓などに接するためにでこぼこしており、 全体にくぼんでいる。 肝臓の下面には胆嚢と胆管がある
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No. DATE 肝臓に出入りする血管 →(3種類 3種類のうち流入する2種類(固有肝動脈と門脈)は胆管とともに下面にある肝門とよばれるくぼみから入り、 流出する1種類(肝静脈)は、肝臓の後面に接する下大静脈に注ぐ。 左 肝臓を前方から見ると、大きい右葉を小さな葉に区分される 後下方から見ると、浅い溝によって右葉、方形葉、尾状葉・左葉の4つの葉に区分される。 →4つ葉に囲まれた下面の中央には肝門がある。 2種類の血管(門脈と固有肝動脈)および胆管、あわせて3種類の笛(三つ組) が出入りする。 胆嚢、右葉と方形葉の間に胆嚢が付着している 肝臓の前面で右葉と左葉の間には肝鎌状間膜というヒダがあり、前腹壁との間をつないでいる 解186 門胃腸に送られた血液は吸収された栄養分を取り組み、門脈に集められて肝臓に流入する。 門脈の枝を肝動脈の枝は、肝臓の中で枝分かれして肝小葉の周囲に達し、そこから肝細胞の間を通る毛細血管 を通過し、中心静脈→肝静脈→下大静脈を経て、心臓に戻る。 肝臓を流れる全血液量のうち、 約1/5は肝動脈から、4/5は門脈から流入する。 胎児期の構造 胎児期には、肝鎌状間膜の下縁に臍静脈があり、胎盤から動脈血を肛門に運び、 ここから静脈管が下大静脈まで血液を運んでいる。 生後、臍静脈と静脈管はともに閉鎖し結合組織性のヒモ(肝円索、静脈管索) として残る。
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←下大静脈 肝小葉 っている単位 結合組織 7 中心静脈 グリソン鞘 まとめる 肝静脈 胆管 ・門脈 ・固有肝動脈 血液の流れ 枝を作り広がる肛門を通して入ってくる (肝臓を流れる全血液量のうち) 心臓 門脈 4/ 弱い! 肝動脈(固有動脈) 15 一の臓器 (肝臓を流れる全血液量のうち) _-4/5 1.68
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解186~ 肝臓の組織構造 肝嶢葉:肝臓の組織をつくっている単位(肝臓の最小単位) 直径1mmほどで多面体の形をしている。 No. DATE グリソン鞘に結合組織、肝動脈、門脈および胆管の3種類の枝(三つ組)を含んでいる。 門脈・固有肝動脈は中心静脈に向かって流れる。1 胆嚢・肝門の下面の右前方にあるナス形の袋(長さ約8cm、最大幅4cm,内容量約70ml) 胆嚢から出た胆管と と肝臓から出た肝管は、肛門の少した方で合流して総胆管となる。総胆管は肝十二指腸間膜 の中を下って膵臓に達し、そこで膵管と合流して大十二指腸乳頭に開く。→開口部にはオッディ括約筋がある。 胆汁を運ぶ管を胆管といい、肝臓の中の毛細胞管と小葉間胆管から始まり、肝臓の外に出て十二指腸にいたる。 肝臓の中と外の胆汁の通路をあわせて胆道という。 門脈 胃や腸、脾臓、膵臓を経た静脈血は、合流して門脈に入り、肝臓に流入する。 →小腸から吸収された栄養分を取り込み、門脈に集められて肝臓に入る。肝動脈と門脈は肝臓に入ると枝を 作広がる。 中心静脈 肝静脈 下大静脈 心臓 静脈→門脈圧(約8mmHg)と低い。→肝臓の循環低抗はきわめて低い→毎分1.2~1.5c肝臓に流入!! 肝硬変などにより、肝循環低抗が増大したり、下大静脈にうっ血が生じたりすると、逆行性に門脈のうっ血をきたし、 門脈圧が上昇する→門脈圧亢進症 腹腔内諸臓器からの血流が門脈・肝臓を迂回(バイパス)して 下大静脈に注ごうとする→食道静脈瘤、核etcの症状出現 肝臓の機能 小腸で吸収されたグルコースやアミノ酸、その他の物質は、門脈を通って肝臓に流入し、ここで合成・分解、 貯蔵、解毒などを受ける。 ①代謝機能:門脈から流れた栄養素を受取り、分解・合成し、別の成分にかえる。 ・グリコーゲンの合成と分解血液中のグルコース濃度(血糖値)が高いときには膵臓から分泌される ホルモンであるインスリンの刺激に応じて肝細胞がグルコースを取り込み、グルコースをつなげてグリコーゲンに かえて肝臓内に貯蔵する。血糖値が低下すると、同じく膵臓から分泌されるグルカゴンに反応してグリコーゲン を分解してグルコースにかえ、血液中に放出して血糖値を正常範囲に維持する。 ・血漿タンパク質の生成 アルブミン 吸収されたアミノ酸から グロブリン ・などの血漿タンパク質や、種々の凝固因子を合成する。 フィブリノゲン ・脂質代謝・中性脂肪、コレステロール、リン脂質などの合成する。 ・ホルモン代謝エストロゲン(女性ホルモン)やバソプレシン(抗利尿ホルモン,ADH)など、 多くのホルモンを不活化する。
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No. DATE ②解毒・排泄機能:肝臓は主として脂溶性の有毒物質を毒性の低い物質にかえて尿中に排泄したり、胆汁として腸管内 に排泄したりする。 ・アンモニア・タンパク質の分解によって生じたアンモニアは肝細胞によって毒性の少ない尿素に かえられる ●アルコール肝細胞によって分解される ・経口投与された薬物 小腸で吸収されたあと、門脈を経て肝臓に運ばれ、そこで解毒される (初回通過効果) ・胆汁の産生:脂肪の消化に重要な役割を果たす胆汁は、肝細胞によって産生される。 胆汁のおもな成分は、胆汁酸・リン脂質・コレステロール、胆汁色素(赤血球の破壊によって生じるビリルビンが主) であり、総肝管を経て胆嚢に入り、ここで濃縮され胆汁として十二指腸内に分泌される。 腸に送り出される胆汁の最大の役割は、身体に不要な物質を排出することである。 肝細胞がおかされたり、胆道が詰まって胆汁が消化管に排泄されず血液中に入ると、黄疸がおこり、 全身状態が悪化する。 貯蔵機能:肝臓には、赤血球産生のために必須の鉄やビタミンA、Dなどの脂溶性ビタミン類が貯蔵されている。 また、血液の貯蔵部位としても、脾臓とともに重要であり、運動時や出血によって循環血液量が不足したとき には、肝臓や脾臓に貯蔵されていた血液が動員される。 ⑤胎児期の造血機能・肝臓は胎児期には赤血球産生の場として重要であるが、誕生後は造血機能を失う。 肝臓で産生される胎児型のヘモグロビンはヘモグロビンF(HbF)とよばれ、 骨髄で産生される成人型のヘモグロビンA(HbA)と比べて酸素結合能が高い。 また、肝臓は手術などで切除しても再生する。一の臓器 直接ビリルビン ビリルビンの腸肝循環 ビリルビン脾臓 濃縮 肝 無毒化 胆 当胆汁 膵 膵管 寿命:120日 ・ヘモグロビン 合流 大十二指腸 へん +グロビン 腸管内 鉄← ・再吸収・再利用 (肝・骨髄道へ) 保←←①ウロビリゲン ②ステルコビリン その他 に分かれる。 m 間接ビリルビン (害あり) 肝臓で →ファーター乳頭( 筋肉でできている。 いつもは閉じている。 ・オッディ括約筋 大十二指 腸乳頭 無毒化 ◎胆汁→乳化 間接ビリルビン ↓ 直接ビリルビンへ変化 直接ビリルビン 胆嚢を収縮して分泌 緩める 胆汁に含まれて排泄 コレシストキニン(小腸の粘膜から分泌される) グルクロン酸抱合 生成:肝臓 貯蔵・濃縮:胆嚢 F
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No. DATE 成1P357~ 肝硬変 ・下大静脈 肝細胞に よる、再生能力 1番多い グリコーゲン 磔 がある!! 左 C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルス、アルコール等 ↓ 一肝鎖状間膜 慢性化(慢性肝炎) ↓ ↑多い時 足りない時 肝細胞の破壊・再生をくりかえす! グルコース グルコース 「グルコース 血管 ↓ かさぶたのようにどんどん硬くなる ・線維化 肝硬変 肝硬変になると、 肝臓の機能低下 ↓ グリコーゲンがたくわえられない 肝細胞癌 ③血液凝固因子① ・ほとんどタンパク質 プロトロン PT時間の延長 血液中にグルコースが流れ続ける!! 血が固まらない時間 ° ・出血傾向 糖代謝① ●食後高血糖になる ④ 脂質代謝① ・コレステロールの合成①⇒低コレステロール血症 ホルモンの不活性化 タンパク質の合成① ✓ ・低アルブミン血症になる アミノ酸の分解 × エストロゲンの分解× アミノ酸に・アルブミン ・水を引き寄せる力 含まれている。グロブリン 肝臓で作られる ・フィブリノゲン -ア(NH3)発生 ・肝臓で無毒化 尿素 Alb Alb 肝機能が低下している ため、無毒化できない →毛細血管拡張作用 ●手常紅斑(手のひらが赤くなる) ●くも状血管腫(胸より上の エストロゲンが過剰に多くなる ことで起こる。 上の毛細血管でおこる! F アルブミンがないと… アンモニアがたまる ↓ 男 女性化乳房になる。 膠質浸透圧の低下が起きる! 血液中の水分が 出ていくことで 浮腫腹水が 脳ヘダメージ(意識障害) 肝性脳症症 ・アルブミン→アルブミン製剤 ↑ みられる。 腸内にアンモニアがたまる 利尿薬 →血液中の水分がなくなる→水分摂取 ↑腸内細菌に よる。 便秘
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線維化。 肝 ・門脈 側副血行路 ・食道静脈瘤 食道 ・胃静脈瘤 No. DATE 脾 静脈のうっ血から脾臓に血液が 血液がたまる 増加し、脾臓が腫れる! L脾腫→ 仕事量が加速化される。 痔核 直腸 たくさん わされる! 赤貧血、易感染状態 腹壁 自出血傾向、易感染状態 血 止血しにくくなる。出血傾向 54 普段使われていない血管は弱い。 →腫れたり、静脈瘤ができたりする 腹壁静脈の張 (メデューサの頭) 肝細胞がカバーできている状態 肝機能の低下によって起こる 糖代謝低下 血漿タンパク質の生成低下 脂質代謝低下 門脈圧亢進によって起こる 側副血行路 代償期 無症状、倦怠感 脾静脈のうっ血 毛細血管圧が上昇 非代償期 黄疸、胃・食道静脈瘤、出血傾向, ホルモンの不活性化が低下 直接ビリルビンの排泄能! が弱まる 腹壁静脈怒張、痔核、 腺腫、腹水、浮腫 遅れて発見され、入院するケースが多い。 解毒・排泄機能低下 み 黄疸 線維化により 排出能力 胆 肝機能障害によって排出できなかった 直接ビリルビンは血管へ 血液中の直接 Bil 不 黄疸 かゆくて寝られ られない 睡眠不足を気にかける
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肝臓 タンパク質 ↓ 中枢神経 アンモニア発生不 ・アンモニアの上昇 解毒× タンパク質分解×便秘 肝性脳症 尿素× DATE →アンモニアは中枢神経に対して、有毒にはたらくため意識障害を起こす 可能性がある 腹水 血アルブミン低下→血漿膠質浸透圧低下→血管内の腹腔内への移行→腹水 <腹水に対する薬〉・利尿薬:尿を出して、むくみを改善!→上の回数が増える→投午時間に睡眠を考え夜間は避ける →腹水が溜まったお腹で1 お腹でバランスがとりにくく、足元が見えづらい。 転倒リスク 不 ・アルブミン製剤:血管内に水分を引き戻す作用! アルブミン:肝臓で作られる血液中の蛋白質。血液中の蛋白質の約60%を占める。 血液中の浸透圧(粉を血管に保つか)保持の力 便秘 活動量の低下や腹水によって腸の動運動が抑制されることで起こる <便を出す薬〉・便秘薬、①水分を吸収して便を軟らかくする(酸化マグネシウム、マグミット) ③直接大腸を刺激して便を出す(センノシド、アローゼン、ピコスルファート、テノミンソフト) ・整腸剤:腸の調子を整える、(ビオフェルミン、ミ+BM) <アンモニアを減らす楽〉・合成二糖類:アンモニアの生成や吸収を抑える。便を軟らかくする作用があるため、下痢ぎみになるが、少し ゆるいくらいの方がよい。→便がゆるいに効いている(ラクルロース、ポルトラック) エネルギー不足 ・難吸収性抗菌薬:アンモニアを作り出す腸内細菌を抑える(セキスイシン) 肝硬変になると肝臓の働きである「蛋白質の合成」や「栄養の貯蔵」ができなくなり、エネルギーや蛋白質が欠乏する低栄養 状態になりやすい。また、BCAAが不足し、AAAが増える アミノ酸) フィッシャー比が低下 BCAA ① BCAA 筋肉:代謝 AAA 肝臓・代謝 AAA① バリン フェニルアラニン ロイシン イソロイシン 肝機能の低下:BCAA 通常は肝臓でつくられるエネルギーを代わりに補うため に使われるが、消費され続けることで次第に減少していく。 トリプトファン チロシン(フェニルアラニンからつくられる)→ 必須アミノ酸が Tfee EX 肝機能の低下 AAAT 肝機能が低下するとタンパク質の合成能力が低下し、代謝されなかった物質 が血中に蓄積して脳へ影響を及ぼす。また、身体の多くはタンパク質で構成されて いるため、分解が進むことで痩せていく。
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No. DATE <エネルギー不足を補う薬〉・BCAA製剤:AAAを減らし、BCAAを多く含む肝不全用成分栄養剤(ヘパンEDアミンEN)である。 AAAを製限してBCAAを補給することでアミノ酸バランスを改善し、肝性脳症や腹水などの症状 改善に用いられる。 タ 睡眠中 朝 19° 7 12時間(肝機能が低下した患者にとっては3日間) 夜間のエネルギー不足 就寝前に 軽食・BCAA製剤の投与 →浮腫 こむらがえり →軽視できない だるさ 肝硬変になるとかなりの疲労感を伴う。 タンパク質を合成困難になるから体の土台が傾いてしまう。でも生命維持のためにはエネルギーを作り続けないと いけない→糖新生 H20. グルコース CO2 ATP グルコース ↓ 脂質 タンパク質 ATP 糖新生 ケトン体 ↓ 藤腸い臓などの臓器を (酸性物質) エネルギー不足 動かす。筋肉を動かしたり、呼吸、 体温を保つこともATPのシゴト!! 有害物質 →過剰になると倦怠感や食欲低下を起こす→低栄養状態の悪化 C型代償性肝硬変・インターフェロン:C型肝炎ウイルスの増殖を抑える ・ペグインターフェロン=インターフェロンの効果を持続させる ・バビリン=インターフェロンを使用しているときにウイルスを排除する力が増強させることができる薬
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