カタラーゼの酵素としてのはたらきを確かめる。
ニワトリかブタの肝臓片, ダイコン (すりおろす, または約5mm角に
切る), 酸化マンガン (IV), 3%過酸化水素水 (質量%),試験管,こまごめ
ピペット
方法 ① 試験管を4本用意し, そ
のうちの3本に, それぞれ, 肝
臓片, ダイコン, 酸化マンガン
(IV) を, 0.5 g 程度ずつ入れる。
1本には何も入れない。
10mm
② ①の4本の試験管に、3%過酸
① 図 Ⅰ 試料を入れた試験管
化水素水を5mLずつ加える。
③ 4本の試験管の反応 (気体の発生) のようすを比較する。
考察 ① 試験管のうち, 気体が発生したのはどれか。 また, それはなぜか。
② 気体の発生が, 過酸化水素の分解によるものであることを確かめるにはど
うすればよいか。
③ 今回の実験で期待した結果は得られただろうか。もし得られなかったとし
たら,どのような原因が考えられるだろうか。
探究 この実験の結果や、ここまでで学習した内容をもとにして、酵素のは
たらきや性質について,仮説を設定して実験計画を立ててみよう。
例えば, 「酵素は触媒なので, 反応の前後で変化しない」 ということや,「酵
素ははたらく物質が決まっている (基質特異性)」 ということを学習した。 こ
れをもとに, カタラーゼによる過酸化水素の分解反応についてどのよう
な仮説を立てられるか考えてみてもよい。