STAGE
熱量の測定によって反応エンタルピーを求める 3-4
比熱 (比熱容量) と温度変化から,反応エンタルピーを求める実験を紹介し
ます。
例えば、水酸化ナトリウムNaOH (固)の溶解エンタルピー△H [kJ/mol]
を求めたいとしましょう。 NaOH 2.0g (0.050 mol) を水 50mLに溶かし、次
(式量40)
330226222018
24
温度で
のような装置を用いて,一定時間ごとに溶液の温度変化を測定します。
かきまぜ棒
・温度計
発泡ポリスチレン容器
0123456
時間 [分]
水の密度を 1.0g/mL, 水溶液の比熱を4.2J/(g・K) とすると,次の1234
1gあたり1K 温度を上げるのに必要な熱量
の手順で NaOH の溶解エンタルピー△H [kJ/mol] が求まります。
① グラフを次のように延長して外に逃げた熱を補正する。
28
230225242201
補正によって理想的には30℃まで温度が上がった
温度℃
26
(℃)24
18.
0123456
時間 [分]
とし,温度変化△Tは30-20=10℃ と求まる。
M
1°C 上がるのと, 1K 上がるのは
同じことなので, 10K だけ上昇
絶対温度はp.239