純水
半透膜
デンプン
|水溶液
放置
水分子
(a) はじめの状態
水溶液は、純水に比べて溶質
粒子の分だけ, 溶液側から溶
媒側へ移動する水分子が少な
く, 全体として溶液側への浸
透がおこる。
図15 半透膜と浸透圧
浸透
デンプン
分子
液面差による圧力に
よって、 浸透が止まる。
h
(b) 放置した後の状態
液面差h による圧力によって,
水分子は溶液側から溶媒側へ
も移動しやすくなり, 移動す
る水分子の数がつり合って、
浸透が止まる。
液面差が生じ
ないように加=
えた圧力
浸透圧
バイ
〔Pa〕
(c) 圧力を加えた場合
液面差が生じないようにする
には,溶液側に圧力を加える
必要がある。 このときの圧力
Ⅱ [Pa〕 が, はじめのデンプ
ン水溶液の浸透圧である。
注意 水の浸透と水溶液の濃度
図15の (b) では, 液面差んによって生じる圧力が, 浸透後のデンプン水溶液の浸透圧に相
当する。 (b) のデンプン水溶液は、水の浸透によって, はじめの水溶液よりも薄くなって
いるため, 液面差んによって生じる圧力は (c) の浸透圧よりも小さくなる(p.66)。