f47. <分子結晶>
炭素の新たな同素体として1985年にフラ
ーレン Ceo が発見された。
Ceo は図1に示すような炭素原子60個
からなる球状分子である。この分子は室温
において図2に示すような面心立方格子の
分子結晶をつくる。
図2で黒丸は C60 の中心位置を示す。 単
位格子の一辺の長さは1.4nm である。Coo は結晶中において,それぞれの位置で高速
回転している。また,この面心立方格子には, 4個の Ceo で囲まれた位置 A と,6個の
Cooで囲まれた位置Bの2種類の大きさの異なる隙間が存在し, その大きさに合わせて
アルカリ金属などの原子が収容される。C=12, アボガドロ定数 6.0×103/mol
(1) フラーレン Ceo 分子結晶の単位格子(図2)中には何個の炭素原子が含まれている
B
図1
フラーレンCeo分子
図2
Ceo分子結晶の単位格子
か。
1.a1O
本の
木ら小の最干
(2) フラーレンCeo 分子結晶の密度 [g/cm°] を有効数字2桁で求めよ。
(3) 図2において,位置Bと同等なすべての隙間に原子が1個ずつ収容されたとすると,
単位格子あたりに何個の原子が収容されるか。
[11 名古屋大 改)