坂田藤 イ郎
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I.I
I
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
なめりがは一
むかし青砥左衛門夜に入りて出仕しけるに、いつも爆袋に入れて持ちたる銭を、十文誤つて滑川へ落としたりけるを、よしさてもあれ
まぁ、仕方がないこと
あ A pR
出勤した
たいまつ
かしとてこそ行き過ぐべかりしを、その辺りの人家へ人を走らかし、銭五十文を出して続松を十把買つて、これを燃やしつつ、川を渡
普通は通り過ぎるはずのところであったが
へて終に十文の銭を求め得たりける。さて言ひける、「十文の銭は、ただ今求めずば、水底に沈みてながく失せぬべし。五十文の銭は、
探さなければ
永久に失ってしまうだろう
商人の手に渉りてながく失せず。彼と我となにの差別かあるべき。かれこれ六十文の銭を一
何の違いもないだろう
豊に天下の利にあらずや。」と言ひ
どうして天下の利益でないことがあろうか、いや天下
あれとこれとで
しとぞ。五十文の銭を費やして十文の銭を求むるは、常人の『思案にていはば、勝手にはきはめてせぬをよしとする事なれども、道理
の利益である」
一般的な人
自分の都合からすると、きっとしない方がよいとする
においてすべき所を考へてかくするにこそ。いはば軽き事の2やうなれども、
このようにするのだろう
。抜群の見識なくてはなるまじき事ぞかし
(「駿台話」による。)
|にあてはまる最も適切な語句を、次のア~エの中から選び、その記号を書きなさい
ト 失々
イ 失はず
H めず
「思案と熟語の構成が同じものを、次のア~エの中から選び、その記号を書きなさい。
N
イ 乗車
2やうなれ を、現代かなづかいで書きなさい
ア 公営
ウ 幸福
H 遠短
。抜群の見識なくてはなるまじき事 とあるが、次の文章は、このことについて述べたものです。空欄Iにあてはまる適切な表現
を、現代の言葉を用いて二十字以内で書きなさい。また、空欄=·皿にあてはまる語の組み合わせとして最も適切なものを、あとの
ア~エの中から選び、その記号を書きなさい。
青砥左衛門がとった、(
)という行動は、
の損得まで考えに入れるという、普通にはなかなか
日
)の損得
を超えて(
実践できない抜群の見識に基づいた行動といえる。
目
天下
目 分)
日
(1 天下
目 く)
ウ
目天下)
H(= く
目 分)