-
王太好
23 第2章 古代国家の形成と発展
D朝鮮半島への進出 ★★
朝鮮半島への進出
百残 百済のこと。残は、こと
さらに悪い字を用いたもの
2辛卯の年 重要 三九一年と推一
定される
3九年己亥 三九九年
4平穣 今のピョンヤン付近か
5城池を潰破 城を破壊する
6奴客 新羅がみずからをさす
7+年庚子 四○○年
8歩騎 歩兵と騎兵、
9不軌 そむく
百済·新羅は元来高句麗に服属し、朝献して
来ていた。ところが、倭が三九一年以来、海を
越えて襲来し、百済や新羅を破って服属させて
しまった。三九六年好太王自らが軍を率いて百
済を討伐した。… 百済王は困って奴縛千人と
美細な布千匹を献上し好太王に帰順して自ら誓
った。「これからは好太王の奴隷となります」
と。……三九九年、百済はその誓約を破って倭
に通じていたので、好太王は南下して平壌に赴
いた。その時、新羅は使いを遣わして、「倭人
が新羅に迫って、その国境に充満し、城を破り、
新羅の民を征服してしまった。王様の御指示を
仰ぎたい」と申し上げた。……四○○年、王は
歩兵と騎兵をあわせて五万を送って新羅の救援
にゆかせた。その軍が男居城から新羅城に至っ
たところ、倭人がその地にみちみちていた。し
かし、高句麗の兵が到着すると、倭軍は退却し
た。
S れマ日 しら ぎ
AJ
新羅は旧より是れ属民にして、由来、
N HSJSる
朝貢す。而るに倭、以て辛卯の年 来、海を渡り
て百残を破り、新羅を口■し、以て臣民と為す。以
て、六年の丙申、王ら口軍を率い、残国を討伐す
百残王困逼して男女生口一千人、細布千匹を
くいしマ
る
0
リRる
LG
献出し、王に帰して自ら誓ふ。今より以後、永く
v
ちるS
奴客と為らんと。 …九年己亥、百残、誓に違ひ、
くこコH団
倭と和通す。王平穣を巡下す。而して新羅、使
を遣はして、王に白ひて云く、「倭人、其の国境
y 回
に満ち、城池を潰破し、奴客を以て民と為せり。
好太王碑(中国吉林省集安市)
リn JN ほ
王に帰して命を請はん」と。……十年庚子、歩騎
だんきよじょう
五万を遣はして、往きて新羅を救はしむ。男居域
かんべいまさ
従り新羅城に至る。倭、其の中に満てり。官兵方に
…四〇四年、日本はそむいて、またも帯
方郡の地域に侵入して来た。……しかし、倭軍
は敗れ去り、斬り殺されたものは数知れなかっ
VJs
リnJR 。
* の
至り、倭賊退く。 … 十四年甲辰、而ち倭は不軌に
8 H。
して、帯方の界に侵入す。
-倭冠は潰敗し、斬殺 5
た。
こう く りこうたいおう ひ 4ん
されるもの無数なり。
(高句麗好太王碑文)