海藻がどのような光を利用して光合成
を行っているかを理解するため,以下の
観察や実験[1] ~ [3] を行った。
青~緑~黄~赤
フィコエリトリン 海藻A
海藻片
[1] 汚染の少ない沿岸の海で, 赤, 緑,
青色のアクリルの板をもって潜り,深
クロロ
フィルa
度によってそれぞれのアクリル板がど
700
400
500
600
のように見えるかを調べた。水深5m
海藻B
まで潜ると,赤色のアクリル板が黒く
見えるようになった。10mまで潜る
と,青色のアクリル板も黒く見えるよ
うになったが、緑色のアクリル板は緑
色のままであった。
カロテン
一海藻片
クロロ
フィルa
クロロ
エフィル図
700
400
500、、600
海藻C 緑色光はほとんど
利用できない。
海藻片
[2] 海藻A, B, Cを採集し, 主要な
クロロ
フィルa
ークロロ
ーフィルY
700
フコキ*注)
「サンチン」
光合成色素を抽出してクロマトグラ
フィーで分離した。次に, 分離したそ
れぞれの色素と海藻片の光の吸収量を
調べたところ, 右の図は示す結果を得
400
500
600
波長(nm)
*注フロキサンチンの吸収波長域は生体内では
およそ100nmだけ長波長側にずれている。
た。
緑色光を吸収できる。
[3] 水深5~10mの海底に生育している海藻を調べたところ,主に褐藻類と
紅藻類であった。
*青色光が届かなくなった。
緑色光は届いている。
赤色光が届かなくなった。
光の吸収量(相対値)光の吸収量(相対値)光の吸収量(相対値)
緑色光を吸収できる。