245
全席指定
67. 〈溶解度と水和物の結晶の析出量〉
100gの水に硫酸銅(II) (無水物) は, 0°Cで14.8g 30℃で25.0gまで溶ける。30℃
の硫酸銅(II) の飽和水溶液100g を 0℃まで冷却するとき, 硫酸銅(ⅡI)五水和物の結晶
が何g析出するか。 有効数字2桁で答えよ。 (H=1.00=16,S=32, Cu=64)
[20 大分大〕
67 14 g
解説 硫酸銅(ⅡI) CuSO4 (無水物) は白色結晶で, 硫酸銅(II)五水和物
CuSO4・5H2O は青色結晶である。 五水和物の結晶中には,
CuSO4 : H2O = 1:5(個または mol) の比で含まれている。
CuSO4・5H2O
'5×18′
160
-250-
溶質量
溶液量
無水物の結晶が析出する問題と異なり, 溶媒の量にも変化があるので
注意する。
30℃の硫酸銅(ⅡI) 飽和水溶液100g中のCuSO4 (溶質) を x 〔g〕 とす
ると,
溶質量 x
溶液量
冷却して 0℃
25.0
100 100+ 25.0
20.0-
1molの五水和物 (250g) には
溶質 CuSO4 は 160g,
水 (溶媒になる) H2O は 90g
CuSO4・5H2O をy[g] とすると,
にしたときに析出する
160
250
100-y
V
x=20.0(g)
14.8
100+14.8 y=13.9・・・ ≒14 (g)
水和水を含む結晶を水
水和水を含まない結晶
物(または無水塩) と
※②
このあと,y〔g〕 の
CuSO4・5H2Oが析出
考えるが,
溶質は
160
250 y (g),
90
250y
溶媒(水) は
溶液y 〔g〕
減少する。
※③
水和水をもつ物質
の溶解度は,水100
る無水物の質量で表
*4
気体の水への溶解
物質量) は,温度が
ければ。 水に接して