られるのだ
Sllie
資料 11 分節遺伝子の発現のしくみについて考えよう!
ショウジョウバエを用いてある特定の遺伝子の機能を調べる場合, その遺伝子が発現しない
突然変異体を作成して、正常な個体と比較する手法が用いられることがある。
図14①と②は,それぞれ, 正常な個体において, ギャップ遺伝子群に属する遺伝子Aと
伝子Bが発現する領域を示している。 また, 図14-③は、正常な個体におけるペアルール遺伝
子群に属する遺伝子Cの発現領域を示している。
図14-④は,遺伝子Aが発現しない突然変異体における遺伝子の発現領域を示し, 図14-5
は、遺伝子Bが発現しない突然変異体における遺伝子Cの発現領域を示している。
図をもとに,遺伝子A,遺伝子Bおよび遺伝子Cが,互いの発現にどのように影響を与えて
いるかについて考えよう。
①遺伝子Aの発現領域
( 正常な個体)
②遺伝子 B の発現領域
(正常な個体)
5
前部
ギャップ遺伝子群
後部
各遺伝子の発現領域を,
青く染色している。
③遺伝子の発現領域
( 正常な個体)
正常な幼虫
④ 遺伝子の発現領域
正常な幼虫
⑤ 遺伝子の発現領域
(遺伝子Aが発現しない突然変異体) (遺伝子Bが発現しない突然変異体)
ペアルール遺伝子群
7
1
7
2+3 4+5+6
123
一部の組織が欠落した幼虫 一部の組織が欠落した幼虫
図14 さまざまな分節遺伝子の変異体
1234567
正常な幼虫
考察 の
ポイント
●ギャップ遺伝子群に属する遺伝子Aと遺伝子Bが発現したあとで,ペアルー
ル遺伝子群に属する遺伝子Cが発現する点に着目しよう。
●遺伝子Aおよび遺伝子Bが発現しない突然変異体における遺伝子の発現
領域の変化に着目しよう。 また, その変化と遺伝子A, 遺伝子Bが本来発現す
る領域との間にどのような関係があるか考えよう。