合
245 芳香族化合物の反応
化合物Aは分子量100 以下で, 水に溶けにくいが, 塩酸と反応して塩をつくり, 水に
溶ける。化合物Aにさらし粉の水溶液を加えると, 赤紫色に呈色する。 また,
Aの希塩酸水溶液に亜硝酸ナトリウム水溶液を氷冷しながら加えると,塩①が生成する。
化合物Bは,炭素, 水素, 酸素だけからなる化合物である。化合物B2.70mgを酸素
中で完全に燃焼させ,発生した気体を塩化カルシウム, 次いでソーダ石灰に吸収させた。
このとき,塩化カルシウムの質量は1.80mg増加し,ソーダ石灰の質量は7.70mg 増加
した。化合物Bはナトリウムと反応せず, 分子量は 100 以上 200 以下だった。
●前橋工科大·改
化合物
(ア)-
フェノールに水酸化ナトリウムを反応させて塩②をつくり, この塩②に,高温高圧
(イ)ー
のもとで二酸化炭素を反応させたのち, 希硫酸を作用させると,化合物Cが得られる。
化合物Cに無水酢酸を作用させると,化合物Dと酢酸が生成し,化合物Cにメタノール
と濃硫酸を作用させると,化合物Eと水が生成する。
(1) 化合物AおよびCの化合物名を答えよ。
(2化合物B, D, Eの構造式(物質が特定できる程度)を記せ。
原子量H=1.0, C=12, O=16