授業プリント ④~7
原尿の生成量(腎小体においてこし出された原尿の総量)を計算するには、イヌリンとよばれる
物質が用いられる イヌリンは人体に無害な物質で、腎小体でろ過されるが細尿管(腎細管)ではまっ
たく再吸収されない。したがって、イヌリンを血管内に注射し、一定時間後に排出された尿中のイ
ヌリンの濃度と動脈血の血しょう中のイヌリンの濃度を測定すれば, 原尿の生成量がわかる。
イヌリンを健康なヒトの血管内に注射し、 一定時間後に血しょう, 原尿および尿についてイヌリ
ンと尿素の濃度をそれぞれ調べ、表1の結果を得た。なお、尿素は細尿管で一部が再吸収され、健
康なヒトの1分間の尿の生成量を1.0mLとする。 表1の測定結果をもとに、下の問いに答えよ
衣 1
イヌリン (mg mL) 尿素 (mg mL)
血しょう
0.1
0.3
原尿
尿
0.1
12
0.3
20
問1 原尿は1分間に何mL 生成されるか表1のイヌリンの値をもとに求めよ。
問2 腎小体でろ過される尿素の量は、1分間当たり何mgか。
問3 原尿中から再吸収される尿素の量は、1分間当たり何mgか。
問4 尿素は体内のどの器官で合成されるか また。その器官の尿素合成以外のはたらきを三つ
示せ。 ただし、解答の順序は問わない。