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6 Kさんたちは、水にとけた物質の質量を調べる実験を行いました。 これに関する先生との会話文を読んで、
次の問いに答えなさい。 なお、 資料は、それぞれの水の温度において、塩化ナトリウムとミョウバンがそれぞ
れ100gの水にとける最大の質量 (溶解度) を示しています。 また、 ある温度において、物質が水にとける
最大の質量は、水の質量に比例します。
図1
塩化ナトリウム
15.0g
ミョウバン
15.0 g
Kさん: 図1のように、30℃の水50gが入った2つのビーカーを用意し、
ビーカーIは塩化ナトリウム150g を、 ビーカーⅡはミョウバン
15.0gを入れてかき混ぜました。 ビーカーIには、とけ残りはな
くすべてとけましたが、ビーカーⅡには、とけ残りがありました。
先生:そうですね。 物質の種類と水の温度によって、一定量の水にとける
物質の最大の質量が決まっています。 資料をみると、水の温度が高い
ほうがとける量が多くなっていることがわかります。とけ残りがない
ように水溶液をつくるために、 水溶液を加熱してみましょう。
Lさん:はい。ビーカーⅠ,Ⅱを加熱し、水溶液の温度を60℃にしたところ、ビーカーIの塩化ナトリウム
だけでなく、 ビーカーⅡのミョウバンもすべてとけました。
50g
ビーカーⅠ
水
50g
ピーカーⅡ
先生:そうですね。 それでは、60℃に加熱したビーカーI, Ⅱを水が入った容器の中にそれぞれ入れて、水
溶液を20℃まで徐々に冷やし、水溶液のようすを観察してみましょう。
Kさん:はい。aビーカーⅡを40℃まで冷やすと、 ミョウバンの結晶が出てい
ました。 20℃まで冷やすと、さらに多くの結晶が出ていました。
20℃まで冷やしたビーカーⅡの中の、 b ミョウバンの結晶が混ざった
ミョウバン水溶液を図2のようにろ過したところ、ミョウバンの結晶と
c3液にわけることができました。
先生:そうですね。 このように、物質を一度に水にとかし、水溶液を冷やして
再び結晶としてとり出す操作を × といいます。
Lさん:はい。 一方で、 ビーカーIを20℃まで冷やしても、 塩化ナトリウムの
結晶が出てきませんでした。
図2
ガラス棒
ミョウバンの
結晶が混ざっ
たミョウバン
・水溶液
紙
ろうと
・ピーカー
・ろうと台
・ろ液
先生:そのとおりです。 ビーカーⅡのミョウバン水溶液とは異なり、ビーカーⅠの塩化ナトリウム水溶液を
20℃まで冷やしても塩化ナトリウムの結晶をとり出すことはできない理由は、 y からです。 し
かし、塩化ナトリウム水溶液を Z ことによって結晶をとり出すことができます。
資料
水の温度[℃]
10
20
30
40
50
60
100gの水にとける塩化ナトリウムの質量[g]
35.7
35.8
36.1
36.3
36.7
37.1
100gの水にとけるミョウバンの質量[g]
7.6
11.4
16.6
23.8
36.4
57.4