基本例題 52 金属棒が磁場から受ける力
鉛直方向に一様な磁場 (磁束密度の大きさ B)がかけら
れている。右図のように、間隔が1で平行な2本の導線が
水平面から 0だけ傾けて固定してある。 この導線上に旬
量mの金属棒を水平になるように置き, 導線間に図のよ
うな向きの電圧を加えると金属棒は静止したままであっ
た。導線と金属棒の間の摩擦は無視でき,重力加速度の大
きさをg とする。
B
ab
(1) 磁場の向きを図の a, b から選べ。
(2) 金属棒を流れている電流の大きさを求めよ。
m
考え方
27
F=IBI と力のつり合いから求める。
[解説した電流の向き
(1) 金属棒が導線から受ける垂直抗力をNとすると, 金属棒が静止
していることから, はたらく力は右図のようになる。 磁場から
277受ける力 Fが図のようになるためには, フレミングの左手の法
則より, bの向きの磁場でなければならない。
Ncose
NT
0+
F
(2) 右図で, 水平方向, 鉛直方向の力のつり合いより,
mg
Nsinė
F = Nsin 0 ・・・①
…①
Ncos 0 = mg ..②
また,求める電流の大きさとすると, 電流が磁場から受ける力Fは,
F = IBU... ③
① ② ③ 式より, I =
mg
tan
Bl