タンパク質は遺伝情報に基づいて、 転写 翻訳の過程
を経てつくられる。 細胞内にまだmRNAがない場合は,
転写・翻訳どちらを阻害してもタンパク質はつくられる
が,すでに mRNA はあるのなら,タンパク質は翻訳を
阻害した場合だけつくられないことになる。 なお転写を
阻害した場合,卵割はある程度進むがそこで発生は停止
する。これは, 母性効果遺伝子のmRNA や, タンパク
質は胞胚期の中頃には使い尽くされたりあるいは分解さ
れて消失し, 代わって胚自身の遺伝子が発現することで,
発生が進められるようになるからである。