ノートテキスト
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◎遺伝のしくみ 遺伝のしくみを発見したメンデル(1822~1884) はエンドウの対立形質の親から子、子から孫へ の伝わり方に注目した。 ①形質・生物のからだの特徴となる形や性質 のこと 例花の色、種子の形など ②遺伝・親の形質が子や孫に伝わること、細胞 の染色体にある遺伝子が子につがれて 起きる ③遺伝子・生物の形質を現すもとになるもの 細胞の核の中の染色体にある ④対立形質・エンドウの種子の形は丸い種子と しわの種子があり、1つの種子にはその どちらかの形質が現れ、同時に 現れることはない ⑤純系・親子孫と代を重ねても形質がすべて 親と同じである生物をいう
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自家受粉と他家受粉 自家受粉・・・花粉が同じ花または同じ株の 別の花のめしべにつくことをいう 他家受粉・花粉が別の株の花のめしべ 花 につくことをいう ⑦顕性形質…対立形質をもつ純系どうしの 交配で子に現れる形質エンドウ の種子の形では丸が顕性形質 である。 ⑧潜性形質.....対立形質をもつ純系どうしの交配で 子に現れない形質、エンドウの種子の 形ではしわが潜性形質である. ⑨メンデルの実験の結果 a子の代…対立形質の一方の形質(丸)の種子だけが できた。 b孫の代…対立形質の一方の形質(丸)の種子と もう一方の形質(しわ)の種子の両方が できた。種子の数の比ばおよそ3:1 となった。 丸い種子:しわの種子=5474個:1850個 顕性:潜性=3:1
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⑥エンドウを使ったメンデルの実験 a. 丸い種子の純系としわの種子の純系を交配させる 丸い種子の純系の花の花粉をしわの種の 純系の花に受粉させると、できた種子(子にあたる) はすべて丸い種子になった。 親の代 子の代 丸い種子をつくる純系 他家受粉 すべてかい 種子 しわの種子をつくる 純系 まく b.aで得られた丸い種子を育てて自家受粉させる 自家受粉させてできた種子(孫にあたる)は丸い種子 としわの種子の両方が現れ、丸は5474個 しわは1850個できた 子の代 自家 孫系の代 受粉 丸い種子 まく 丸い種子 5474個 しわの種子 1850個
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テストで注意:優性と劣性 顕性形質のことを優性形質、潜性形質のことを 劣性形質ということがある。このときの「優性」、「男性」 は子の世代に現れるが現れないかを表している言葉 で形質が優れているか、劣っているかという意味ではない ことに気をつけよう ◎分離の法則 対立形質の遺伝は対になっている2つの遺伝子が 関係する ①染色体と遺伝子…生物のからだをつくる細胞には 同じ形で同じ大きさの染色体 (相同染色体)が2本(1対) ずつある。この2本の染色体は 両親から1本ずつ受けついだものである。 ・2本の染色体には、それぞれの形質に対応した 遺伝子が対になって存在している ②分離の法則・生殖細胞ができるとき、対に なっている遺伝子が2つに分かれて 別々の生殖細胞に入ること ・対になっている2本の染色体に対になって存在している 遺伝子も、2本の染色体が2つに分かれれば分かれて 別々の生殖細胞に入ることになる
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エンドウの7つの対立形質 メンデルは種子の形だけでなく、7つの対立形 質についても実験し、孫の代の顕性形質と 潜性形質の現れ方はいずれも3.1になることを 示した。 ・種子の形(丸としわ)・子葉の色(黄色と緑色) ・さやの形(ふくらんでいるとくびれている) さやの色(緑色と黄色) ・種皮の色(有色と無色) ・花のつき方(葉のつけ根と茎の先端) ・草たけ(高いものと低いもの) 遺伝子の表し方 対立形質の遺伝子を表すとき、AA、Aaaaな どと顕性をアルファベット大文字、潜性を小文字 で表すが、A以外の文字を使ってもよいテストで MMとmm、RRとrrなどの文字がでて きてもあわてないようにする。特別な注意書 きがない限り、大文字は顕性、小文字は潜性 を表す ◎遺伝の規則性 減数分裂によって、対になっていた遺伝子が分かれ 受精によって遺伝子の新しい組み合わせができる。
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d.子の遺伝子・受精によってAとaが合わさった Aaという新しい遺伝子の組み 合わせができる ②遺伝子の子から孫への伝わり方 a.子を自家受粉させる 遺伝子Aaをもつ子を自家受粉させると 生殖細胞に入る遺伝子はそれぞれ Aとになる。遺伝子の組み合わせは 次の表のようになる A a 生殖細 胞の遺伝子 A A AA a 孫 a (A) a) (a a b.孫の遺伝子 遺伝子Aとaをもつ生殖細胞どうし が受精すると孫の遺伝子はAAAa.aa の3種類となり、その割合は1:2:1となる C孫の形質…顕性形質はAAとAaのとき、潜性形 質はaaのときだけ現れる。顕性形質と潜性 形質が現れた場合は 3:1となる
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①遺伝子の親から子への伝わり方(例)エンドウ) a. 種子を丸にする遺伝子をA(顕性)、しわに する遺伝子をa(潜性)と表す b. 親の遺伝子 ・純系の丸い種子の親の遺伝子の組み合わせ はAA、純系のしわの種子の親の遺伝子の 組み合わせはaaとなる C. 生殖細胞の遺伝子 ・AAの親の生殖細胞に入る遺伝子はA aaの親の生殖細胞に入る遺伝子はaである 純系の親の例 1対の遺伝子 親 遺伝子 A A 減数分裂 A 一受精 生殖視 数分裂受精 子の 遺伝子 (Aa Aa (A a (A a
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親丸AA しわ aa. 生 細胞 A K ↓ 減数分裂 受精 A a Aa Aa) すべて丸 子 Aa (Aa) 生殖 細胞 [A 孫 AA A a A a A 9 遺伝 Aa 減数分裂 受精 Aa とのAは組み合わせとして AA:Aa:aa 1:2:1 は同じ つ形質はAとして 現れる
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重要実験 遺伝子カードを使った遺伝のモデル実験 目的遺伝子カードの組み合わせをつくり エンドウの種子の形について子から孫へ の遺伝の規則性を調べる 方法 ①右の図のような2枚の 遺伝子カードを2組つくる 遺伝子カード ・Aはエンドウの種子の形を丸にする 遺伝子、aはしわにする遺伝子 を表している ②2人を1グループとして、グループ ごとに遺伝子の組み合わせ をつくり、AA、Aa.aaの遺 伝子の組み合わせの出現する 回数を記録する 丸 A a しわ AATAaaa |正正正正正 正 T 12 25 13 a2組の遺伝子カードを自分のふくろ(中が見えない に入れる bふくろの中を見ないようにして2人が同時に ふくろから遺伝子カードを1枚ずつ取り出す 減数分裂によって1つの生殖細胞に遺伝子が 入ることを示す
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Date C. このときの遺伝子の組み合わせを記録用紙のそれ ぞれの欄に(正)の字を1画ずつ書いて記録 していく 遺伝子の組み合わせをつくることは生殖細胞 の受精に対応している d.遺伝子カードを袋の中にもどす e.badの作業をroo回くり返す ③AAAaaaの組み合わせが出た回数を 集計する 結果 4つのグループで丸(AAとAa): しわ(aa) の比を出すと下のようになった グループ グループ2 2,70:1 2:57:1 グループ3 3.17:1 グループチ 2:85:1 考察 実験結果をもとにグループごとに顕性形質と 潜性形質の比を求めると上の表のようになった。 グループによってかなりばらつきがあり、この結果 から顕性形質:潜性形質=ろこしとなることは 実証されたといえない。これは試行回数が少ないこと から、A、aのカードのとり出しがかたよらないとは 限らないし、その出現回数の2回の増減がその まま結果に影響するからである。メンデルは7000個以 上の種子を調べて、この規則性を導き出した。 試行回数をもっと増やすことによってカードの取 出しのかたよりが打ち消され、顕性形質:潜性形質 がろこしに近づくのではないかと思われる
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