どのような分子はラジカルを示して、どのような分子はラジカルを示さないのか
>分子全体の総価電子数が奇数の分子、または化学反応中で一時的に発生する不正確な結合がラジカルになります。
酸素の共鳴構造式の書き方が分からず、何故電子対を分解してラジカルを示すのか理解できません。常磁性?というものが理由でしょうか?
>総価電子数が偶数の場合はラジカルにはならないのですが、ご自身が応えている常磁性がO2にあります。物理化学のルールとして、「分子の中にペアになっていない電子(不対電子=ラジカル)が存在するときだけ、常磁性を示す」という絶対的な決まりがあります。O2は常磁性という磁石に引き寄せられる特殊な性質を持つため、その実際の状態(基底状態)をルイス構造式や共鳴構造で無理に表現しようとするとラジカル(不対電子)を持つような構造式を描くことがあります。
ルイス構造のルール(オクテット則)を最優先にすると綺麗な二重結合になりますが、「実験事実である常磁性をどうしても構造式で表現したいから、例外的に電子対を分解してラジカルとして書いている」と捉えておくと整理できるかと🙇
