身の回りにある美しい数学
私たちが何気なく生活をしているこの世界には多くの数学が隠れています。 例えば、明日
の天気がわかる天気予報では確率が使われていたり, インターネットのセキュリティ対策
のために素数が使われていたり、, 道案内をしてくれるカーナビゲーションでは3つの球の
方程式を連立することで位置関係を表示している。いま数学の問題を解いてきたこの冊子
にも「白銀比」 という数学が隠れている。
白銀比とは、1:V2 の比のことをいい, 日本では古来から 「大和比」 と呼ばれている。
VZ= 1.41… であるので、1: V2は、1:1.414 (約5:7) を表す比率である。
この冊子は A4というサイズの紙を使っています。縦と横の長さを測ってみよう。
横の長さ
16.5
cm
Cm
B
この値から縦と極のすを求めてみよう。 横の長さを1としたときの縦の長さを計算します。
Bの値
Aの値
1
計算結果からCの値は1.414に近い値になりましたか?実は身の回りにある紙のサイ
ズはすべて白銀比に基づいて作られています。 さらにおもしろいことに、 紙を半分に折ると
縦と横の長さが変わりますが, 縦と横の比は変わらずに 1:1.414 になります。
またこの白銀比は 「大和比」 とも呼ばれるほど日本人に馴染みがあ
ります。 白銀比は、 世界最古の現存する木造建築物である法隆寺の金
堂や五重塔に使われており、 国内の寺社建築や仏ム像の顔、 日本絵画な
ど「日本人が美しいと感じる比率」として古くから用いられています。
さらには,近年の建築物である東京スカイツリーにも使われていたり、
よく見かけるキャラクターにも隠れていたりします。
1.414
建物やイラスト、ウェブデザインなど、身の回りのものはさまざま
な比率に基づいてつくられています。 とくに, 日本人に人気のある白
銀比は、探してみるとさまざまなところで発見することができます。
白銀比を意識しながらデザインの美しさやキャラの造形を観察すれ
ば、より深く楽しむことができるのではないでしょうか。イラスト特
集や画集などを、白銀比の観点からチェックするのも面白いかもし
れません。ぜひ探してみてください!