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かまなび特進(文系) 文法問題集補助教材 仮定法編 ■仮定法について 仮定法は 「妄想」 を表現する文法です。 例えば、「もし自分が鳥だったら…」 とか 「もし自分が宇宙人に会ったら・・・」 など、実現す る可能性がきわめて低いことを表現するときに使うということです。 日本人なら 「妄想かどうかなんてその場の空気を読めばわかるじゃん!」 と思うかもしれま せん。しかし、英語圏ではそうはいかない。 英語圏の人たちにとっては「誤解」は死活問題 なのです。 アメリカなんて特にそうですが、 様々な民族が入り乱れています。 「誤解」 をされてしまったら、 最悪命を奪われかねないのです。 そこで「誤解」をさけるために 「今、 自分はとんでもないことをいっていますよ」 というこ とを指し示すのに仮定法がうまれたわけです。 古来、 「空気を読む」 ということが文化に入り込んでいる日本人にとっては、 仮定法は完了 形と同じく理解しがたい文法なのですが、 まずは形式から理解して慣れていきましょう。 ●条件節と仮定法のちがい まず、 「ifがついてれば仮定法でしょ!」 と思っている人がいますが、 まったく違います。 例えば、下の例文をみてください。 例文① If it rains tomorrow, I will not go out. →>> ・「もし明日が雨なら、 私は外出しない」 となりますが、明らかに仮定法ではありません。 *ここで it will rain とならない理由がわからない人は 「時制編」 を読んでください。
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では、仮定法の文をみてみましょう。 今はわからなくてもとりあえず読み進めてください。 例文② If I were you, I would not marry such a man. 「もし私があなただったら、 あんな男と結婚しないのに。」 さて、例文①と例文 ②の大きな違いは何でしょう? 正解は「実現可能性の違い」 です。 例文①の 「もし明日雨が降ったら・・・」という文は十分ありえますよね。 *あきらかに晴れそうな日にはそもそも、 もし明日雨が降ったらなんて言わない。 しかし、 例文 ② の 「もし私があなたなら…」 はどうでしょう? いきなり、話し相手に転生することなんて不可能です。 例文① は実現する可能性があるけど、 例文②はまったく実現する可能性がありません。 「条件節は実現可能性あり、 仮定法は実現可能性(ほぼ) 0」と理解しましょう。 ●仮定法のポイント① 「助動詞の過去形」 仮定法ではif ではなく、 「助動詞の過去形」 が大きなポイントとなります。 仮定法で使用される助動詞の過去形は以下の4つ would will の過去形 could → can の過去形 might - mayの過去形 should → shall の過去形 中学のときに 「助動詞の過去形を使うと丁寧な表現になる」 と教わりませんでしたか? 例文① Will you open the door? -> 「ドアをあけてくれますか?」 例文② Would you open the door? → 「ドアをあけていただけますか?」 例文②は丁寧な表現という特別な用法ではなく、 実は仮定法だったのです。 「(もしあなたがいいと思うのであれば) ドアをあけていただけますか?」 ということです。
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■仮定法のポイント② 「仮定法過去 仮定法過去完了 混合文」 ①仮定法過去 IfS 過去形, Swould [could/ might / should] 原形 例文① If he studied English harder, he would get good marks. →彼はもっと勉強すれば、 いい点数がとれるだろうに。 If S [he] 過去形 [studied] English harder, S [hel would get good marks.ということです。 過去形といっていますが、 現在のことを表現します。 「彼は(今) もっと勉強すれば、 (今) いい点がとれるだろうに。」 ということ。 ②仮定法過去完了 If S had p.p., S would [could might should] have p.p. *p.p.は past participle で 「過去分詞」 を指します。 例文② If we had left home before seven, we could have made it in time for the eight o'clock train. →私たちが7時前に家を出ていたら、8時の電車に間に合っただろうに。 If S [wel had p.p. [left] home before seven, S [we] could have p.p. [madel it in time for the eight o'clock train. ということです。 過去完了といっていますが、 過去のことを表現します。 「私たちが(あの時、 昔) 7時前に家を出ていれば、 (あの時、 昔) 8時の電車に間に合っ ただろうに」ということ。 ③混合文 If Shadp.p. S would [could / might / should] 原形 例文③ If you had taken my advice then, you wouldn't be in such trouble now. →もしあの時、僕のアドバイスを聞いていれば、 君は今こんなにトラブルになってないのに。
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①と②の用法が混合されているのがわかりますか? もしあの時、僕のアドバイスを聞いていれば → 過去のことなので 「仮定法過去完了」 を使 う。 君は今こんなにトラブルになっていないのに → 現在のことなので 「仮定法過去」 を使う。 *ちなみに仮定法過去 + 仮定法過去完了という組み合わせはありません。 「今~をやっていれば、あのとき~になっているのに」ってどう考えても意味不明ですよね。 ●仮定法のポイント③ 「仮定法未来」 ・仮定法未来 ① If S should 原形, S would [could/ might / should] 原形 / 命令文など ② If S were to 原形, Swould [could / might / should] 原形 例文① If Mary should call me, tell her that I will call her back. →万一メアリーが私に電話してきたら、彼女に折り返し電話すると伝えて下さい。 例文 ② If I were to win the lottery, I would buy you a new house. →もし私が宝くじに当たったら、君に新しい家を買ってあげる。 現在の妄想は「仮定法過去」、 過去の妄想は 「仮定法過去完了」、 未来の妄想は 「仮定法未来」 を使います。 * “should” と “were to” の違いについて should は 「基本的にありえない、 万一 (1%くらいは可能性がある)」 were to は 「可能性が完全に 0」 ここで「宝くじって当たる可能性ありますよね。 なんで were to を使うのですか」という疑 問が浮かんでくると思いますが、 話し手が可能性 0 だと思っていればいいのです。実際の 可能性は考えなくていいということ。
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ところで、 "were to” ってなんだか気持ち悪い表現ですよね。 なんでIが主語なのに (I以外でも were to) was とか amじゃないのだろうと思う人が多 いと思います。 基本にもどって考えてみましょう。 仮定法とは「妄想、ありえないこと」を表現する文法でした。 つまり、"were to” というありえない表現をすることで 「妄想、 ありえないこと」であるこ とを強調しているのです。 ●仮定法の倒置 仮定法のif は省略することができます。 if を省略すると「倒置(疑問文の語順)」 になります。 *疑問文の語順といわれてよくわからなくなってしまった人は中学の内容を復習しましょ う。 ・仮定法過去の倒置 If S were ~, S would 原形 (元の形) →Were S~, Swould 原形 (倒置) . 仮定法過去完了の倒置 If Shadp.p., Swould have pp. (元の形) →Had Sp.p., S would have p.p.(倒置) ・仮定法未来の倒置 If S should 原形 ~, please 〜 など(元の形) →Should S 原形 ~, please 〜 など(倒置) If S were to 原形~, S would 原形 (元の形) →Were Sto 原形~,S would 原形(倒置) 以上が仮定法の基本の公式ですので、 すぐにスラスラいえるようになるまでしつこく繰り 返してください。2~3回だけやって 「覚えられない」 はNGです。
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●ifがないときの仮定法 if がついていない仮定法の表現はいくらでもあります。 日常でも「うわ~ 雨降ってきた。 家出るときに傘をもっているか確認してれば、こんなこ とにならなかったのに」 というように、わざわざこんな長文で話さないと思います。 実際は「うわ~ 雨降ってきた。傘もってくればよかった…」くらいの表現ですよね。 これは英語も同じで、 わざわざ言わなくてもいいことを言わないのです。 ・with / without 例文① Without your help, I couldn't have done the work. → 「君の助けがなかったら、 仕事ができなかったよ」 どこにもifが出てきていませんが、 仮定法的に訳されています。 ⚫ otherwise 例文② I was very tired. Otherwise, I would have gone to the party with you last night. 「僕はとても疲れた。 もしそうでなければ (疲れていなければ)、 昨夜、 君と一緒にパー ティに行っていただろうに。」 これもまたifが出てきていませんが、 仮定法的に訳すことができます。 if をつかって書き直すと、 If I had not been tired, I would have gone to the party〜 となり ます。 わかりにくかったら仮定法で書き直してみればいいのです。 ・A+名詞 would~ 例文③ A gentleman would not do such a thing. → 「紳士ならそんなことはしないだろう」 if が出てきませんが、 仮定法です。 if の完全消滅 例文 ④ A: Igave the client the wrong pricing sheet. I don't know what to do. B: I would talk to the manager first. →A 「クライアントに間違った価格表を渡しちゃった。 どうしよう。」 B 「私なら、まずはマネージャーに話す。」 with / without や otherwise などの代用表現すら消えてしまっても仮定法になります。 その他、副詞的用法の不定詞や無生物 Sなどで仮定法を示す表現がありますが、 少しレベ ルが高いので割愛します。 まずは基本からおさえましょう。
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ところで、 ifがないのにどうやって仮定法であることを見抜けばいいのでしょうか...? *仮定法かどうかを判断するには助動詞の過去形に注目すること。 冒頭でもいいましたが、 if で仮定法かどうかを判断するのではなく、 助動詞の過去形 (would / could / might / should) が文中にあるかどうかで判断しましょう。 ●仮定法の慣用表現 ・I wish~ 「〜ならなあ」 仮定法過去 (現在の妄想) I wish S 過去形 (今~ならなあ) I wish Scould 原形 (今~できればなあ) 仮定法過去完了(過去の妄想) I wish Shad pp. (あのとき~だったらなあ) I wish Scould have pp. (あのとき~できたらなあ) 仮定法過去 will を使用 (未来の妄想) I wish Swould 原形 (これから〜ならなあ) * I wish ~の同意表現 How I wish~ (how はただの強調)、 If only~、 I'd rather ~ ・without ~ 「~がなければ」 の同意表現 But for~ If it were not for〜 = Were it not for ~ 「今~がなければ」 If it had not been for〜 = Had it not been for〜 「あのとき~がなかったら」 • It is time S過去形 「もう~する時間だ」 補足① 過去形しか使われない。 (「本当は違うけど、 今~する時間だ」という意味にしかな りえないから) 補足② about や high などで 「そろそろ~」 という意味になる。 例文① It is about [high] time you went to bed. 「そろそろ寝る時間だ」
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• as if~ 「まるで〜のように」 * as if 〜の時制について SV (1) as if SV (2). →①V(1)とV(2)が同じ時制 → V (2) は過去形 →→ V (2) は had p.p. ② (V(1) より) V (2) が一つ前の時制 * as if のいろいろな使い方 ①look などの補語になれる →→ Slook as if ~ 「Sはまるで〜のように見える」 ②as if to 原形 「まるで〜するように」 ③asas if〜 「まるで〜するのと同じように・・・だ」 ④as if = as though ~
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