古文読解 挿入句を区切る

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さきち

さきち

高校全学年

挿入句の区切り方をご紹介します!

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ノートテキスト

ページ1:

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古文読解⑥挿入句を区切ろう
古文読解では、挿入句(ハサミコミ)を意識して、()で囲むと
読みやすくなる
挿入句は語り手や作者の意見が挿入された部分のことだよ!
現代語の例を見てみよう
例 彼は(どうしたんだろうか?突然、泣き始めた
古文での例
挿入句だよ!
つごもりの夜、いたう暗きに、松どもともして、夜半すぐるまで
人の門たたき、走りありきて、何事にかあらむ)ことごとしく
ののしりて、足を空にまどふが、暁がたより、さすがに音なくなりぬるこそ、
年のなごりも心細けれ
かど
訳:大晦日の夜、非常に暗い中で(借金取りの人々がそれぞれの手に)
たいまつをともして、夜中が過ぎるまで人の門をたたき、走りまわり、
(何事であろうか)、大げさにわめきたてて、足も地につかない
ほど、(あたふたと)飛び回っているが、夜明け方から、そうとは
いってもやはり音がしなくなったのは、また一年が過ぎ去ったのかという
感慨が生じてものさびしくなる
挿入句は読点にはさまれていて、最後が推量になる
推量~。
最後が(むらむ、けむ)になっている
等
また、たまに文頭にくることもあるから、気をつけて!
そういうときは、主語を補捉すると分かりやすくなる

ページ2:

そして、こんなパターンもある
さて、児より小松の帝をば、親しく見たてまつらせ給ひけるに、
(良房のおとどの大饗にや、昔は親王たち、必ず大饗につかせ
給うことにて、
訳:さて、(堀河の大臣は)子供の時から小松の帝を親しく
拝見なさっていたが、(あれは藤原良房殿の宴会のとき
であっただろうか)、昔は皇子たちが、必ずその席におつきに
なったが、
このとき、挿入句は「にや」で終わってるよね。
「~にや」「にか」で挿入句が終わることもある。
これは結びの省略といって、「~にゃ(あらむ)」
「~にか(あらむ)」というように、後ろにあった推量の
助動詞が省略されている。これも挿入句!
※挿入句は「~だろうか」と訳す
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