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金属イオンを含む溶液に、単体の金属を入れたとき、
入れた単体の金属のイオン化傾向が、溶液中でイオンになっている金属のイオン化傾向より大きかった場合、
単体の金属のほうがよりイオンになろうとするので、電子を放出して陽イオンになり、
溶液中の金属イオンは、そんなにイオンでいたいわけじゃないので、電子を受け取って単体になります。
一方で、
元々溶液中でイオンになっている金属のほうが、
入れた単体の金属よりイオン化傾向が大きい場合は、
溶液中の金属イオンはイオンのままでいつづけようとしますし、入れた単体の金属はそこまでイオンになりたいわけではないので、反応は起きません。
〈イオン化傾向(暗記事項)〉
Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn
> Pb > (H₂) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
文章ではわかりにくいので問題を例に。
ア.
硝酸銀水溶液には、
銀イオン Ag⁺ が存在します。
そこに銅板を入れると、イオン化傾向が Cu > Ag
つまり、銅の方がイオンになりたいので、
銅板の銅は溶け出します。
Cu → Cu²⁺ + 2e⁻
硝酸銀水溶液の銀イオンは単体になります。
Ag⁺ + e⁻ → Ag
ちなみにこの時、
銅は電子を失っているので、酸化されています。
銀は電子を受け取っているので、還元されています。
つまり、この反応は酸化還元反応です。
イ.
硫酸亜鉛水溶液には、
亜鉛イオン Zn²⁺ が存在しますが、
イオン化傾向が Zn > Cu と、銅より大きいので、
銅板を入れても亜鉛イオンはイオンであり続けます。銅も単体であり続けます。
よって、反応しません。
同様に、
ウ.
亜鉛のほうがイオンになろうとするので反応する。
エ.
銅のほうがイオンでいたいので反応しない。
オ.
亜鉛のほうがイオンでいたいので反応しない。
カ.
亜鉛のほうがイオンになろうとするので反応する。
何か疑問等あればおっしゃってください。
とてもわかりやすい説明ありがとうございます🙇♀️✨