基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中性になるのですよね(中和)。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000 ・・・①
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
ということで、まずは、水酸化バリウムのモル濃度を求める。
モル濃度とは、溶液1Lあたりに溶けている溶質の物質量molを表したものである。
今回は、溶液1Lあたりに17.1gの水酸化バリウムが溶けている。
ということは、17.1gの水酸化バリウムの物質量molを求めればよい。
水酸化バリウムのモル質量(1molの質量)は、137+(16+1.0)×2=171g/molであるから、17.1gの水酸化バリウムは、
(1mol:171g=⚪mol:17.1g) 0.100[mol]
すなわち、水酸化バリウムのモル濃度は0.100[mol/L]
今回用いた酸は、酢酸で、酢酸の価数は1価、酢酸のモル濃度は不明、使用した酢酸の体積は10.0mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化バリウムで、水酸化バリウムの価数は2価、水酸化バリウムの濃度は0.100mol/L、使用した水酸化バリウムの体積は15.0mLですよね。
これを①に当てはめると、
1×◻️×10.0/1000=2×0.100×15.0/1000
0.0100◻️=0.00300
◻️=0.300
よって、測定に用いた酢酸水溶液の濃度は0.300mol/L
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量がa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。