基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中性になるのですよね(中和)。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
『酸の物質量×価数=塩基の物質量×価数』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000 ・・・①
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
(1)今回用いた酸は、硝酸で、硝酸の価数は1価、硝酸のモル濃度は0.30mol/L、使用した硝酸の体積は10mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化ナトリウムで、水酸化ナトリウムの価数は1価、水酸化ナトリウムの濃度は0.10mol/L、
使用した水酸化ナトリウムの体積は◻️mLですよね。
これを①に当てはめると、
1×0.30×10/1000=1×0.10×◻️/1000
3.0×10^-3=1.0×10^-4×◻️
◻️=30
よって、測定に用いた水酸化ナトリウム水溶液の体積は30mL
(3)今回用いた酸は、硫酸で、硫酸の価数は2価、硫酸のモル濃度は0.20mol/L、使用した硫酸の体積は25mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化ナトリウムで、水酸化ナトリウムの価数は1価、水酸化ナトリウムの濃度は0.10mol/L、
使用した水酸化ナトリウムの体積は◻️mLですよね。
これを①に当てはめると、
2×0.20×25/1000=1×0.10×◻️/1000
1.0×10^-2=1.0×10^-4×◻️
◻️=1.0×10^2
よって、測定に用いた水酸化ナトリウム水溶液の体積は1.0×10^2mL
(2)(4)も同じやり方です。分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量が、酸の物質量×価数、もしくはa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。