①国家の持てる力を全て使う「総力戦」
今までの戦争は、外交の一部であり、戦場で勝敗を決する程度でしたが、国家の存亡をかけた総力戦で、どちらかの国が滅亡するまで続くという戦いになりました。
だから、ドイツは、戦場で勝っていた(他国の領土を戦場にして本国は戦場でなかった)が、負けて(先に連合国に降伏して)、全てを失った。WWⅠの後、中途半端な状態で戦争をやめたから、今の過酷な状態に国内がなったという焦燥感から、WWⅡでは、ナチスドイツは、絶滅戦争と言う視点で、独ソ戦を戦っていく、そして、WWⅡでは、ソ連と首都ベルリンで死闘を繰り広げ、国土を廃墟にして戦争を終える。
❷同然、日本軍も、総力戦のために、国家総動員ができる戦時体制を作らなければならないと、WWⅠの後ヨーロッパに派遣された一部の若手将校は痛烈に感じる。キーワード:バーデン=バーデンの密約。永田鉄山。統制派。
③各国が植民地の拡大政策をしていたが、新たな植民地の獲得は難しく、WWⅠは、欧米の帝国同士の直接対決になる。
世界大戦は、生産量>消費量で資本主義が行き詰まった時におこる。世界恐慌が起こり、生産量>消費量になった時、植民地を持っていない国が暴走しだして、WWⅡがおこる。
❹日本は戦勝国であったが、WWⅠの最中は、ヨーロッパにいろんな物資を輸出してもうかったが、戦後は、ヨーロッパの復興にともない経済的な苦境に陥る。
元々、日露戦争(WW0(プレ世界大戦)と歴史の研究者に言われる)の時の莫大な借金返済の重みで、自由な経済政策が難しく、だんだん行き詰まっていく。植民地の少なさ故に、資源や市場が少なくいくつもの恐慌の中、軍事国家になっていく。
⑤植民地獲得の争いから、民族自決など、自由独立のための戦争に戦争の性質が変わっていく。①が大きく影響していると思われる。
手前味噌ですが、過去の私のQ&Aリンクも貼っておきますね。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1308528
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1197794