✨ ベストアンサー ✨
各国が清を狙っています。
清を食べ物のパイに見立てて、切り分けている風刺画です。
疑問は解決しましたか。
もう少し具体的にしてくれたら助かります
教育出版によると、
風刺画には6名の人物が描かれていますが,手前左から「ヴィクトリア女王(イギリス),ヴィルヘルム2世(ドイツ),ニコライ2世(ロシア),第三共和政(フランス),明治天皇(日本)」を表し,背後で両手を挙げているのが「光緒帝(清)」を表すとされます。
人物の所作に,各国の立場や思惑といった意味も込められていることがわかります。
とのことです。
この風刺画は、1898年にフランス人画家のアンリ・マイヤー(メイヤー)[Henri Meyer]によって描かれたものです。それぞれの人物は各国を表しています。
左から順に、イギリス・ドイツ・ロシア・日本、そしてロシアの肩に手を置いているのが、ロシアと同盟を結んでいたフランスで、後ろで両手をあげているのが清です。無論、ケーキ(あるいはパイ)は清の領土・国土を表しています。
各国について説明します。
イギリス
イギリスは19世紀中ごろから、アヘン戦争やアロー戦争で勝利し、清における権益を獲得してきました。そんな状況でドイツが現れ、先に支配していたイギリスはドイツと睨み合っています。この絵が描かれたおよそ半年後に、イギリスは中国東北部の威海衛を租借します。
ドイツ
イギリスと睨み合っているドイツは、この風刺画が描かれる前に、中国東北部の膠州湾で既に行動を起こしています。画家はこれを「ナイフを突き立てる」ことで表しています。正式な条約で租借したのは風刺画の後ですが、中国分割においてもイギリスと対立していることがわかります。ナイフを突き立てた場所に「KIAO-TCHÉOU」と書いてありますが、これは「膠州湾」のことです。
ロシア
風刺画では、ドイツのように刃を突き立てることも、ケーキを普通に切ることもしていませんが、明らかに「PORT ARTHUR」を見ています。これは中国東北地域にある旅順(旅順港)のことです。ロシアは伝統的に不凍港を求めています。この風刺画が描かれた後、ロシアは旅順・大連を租借しました。
日本
侍が刀に手を触れず、じっくりと考え込んでいます。これは、日清戦争の戦勝国でせっかく手に入れた遼東半島を、この風刺画に描かれているロシア・ドイツ・フランスの干渉で清に返還させられた、「三国干渉(1895年)」から間もない頃の日本を表しています。他の国の出方を窺ったり、慎重な外交姿勢をとったりしていました。20世紀始めごろの日本の動きを把握すると、より理解しやすいです。
フランス
風刺画ではロシアの肩に手を置いているだけですが、風刺画の後に広州湾(≠膠州)を租借しています。ここは、フランスの植民地であるインドシナに近い場所です。
清
後ろで手をあげる人とケーキの両方で、清を表すものが描かれていますが、これは清という国が主権をほぼ失っていて、ケーキのように勝手に切り分けられる状況を表しています。主権をほぼ失っているので、国土を奪われても何もできず、清が清でなくなっていく様子を見ていることしかできません。
教育出版
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/shakai/document/ducu6/docu603/1773.html
コーネル大学 デジタルコレクション
https://digital.library.cornell.edu/catalog/ss%3A3293809?utm_source=chatgpt.com
国立公文書館 旅順
https://www.jacar.archives.go.jp/das/term-en/00000543
具体的にありがとうございます
解決しましたか。
はいありがとうございます
おおむね合っています。
「日清戦争後、清の弱体化が明らかになり、列強が中国の領土や権益を分割・獲得しようとする様子を風刺したものである。」と答えてください。
疑問が解決したら、ベストアンサーを決めて、質問を解決済みにしてください。解決済みの割合の低い質問者に回答は来ません。
ありがとうございます

ありがとうございます