ビシクロ化合物のナンバリングは以下の規則に従います。
橋頭炭素(2つの環の結合点)のいずれかから番号(1番)を始めます。置換基(メチル基)が多く集まっている側の橋頭炭素を1番とします。
最も長い炭素の鎖(橋)を通って、もう一方の橋頭炭素へと進みます。
次に2番目に長い鎖を通り、最後に最も短い鎖(1つの炭素の橋)に番号を振ります。
この化合物(ビシクロヘプタン骨格)では、左右の環の長さが同じ(どちらも炭素2個)であるため、置換基のある方を優先して番号を割り振ります。
1番 (C1):メチル基が結合している根元の橋頭炭素です。
2番〜3番 (C2, C3):右側の2炭素の橋を通ります。
4番 (C4):もう一方の橋頭炭素(一番下の角)です。
5番〜6番 (C5, C6):左側の2炭素の橋を通って1番に戻ります。
7番 (C7):一番上の頂点にある、1炭素の橋です。ここにはメチル基が2つ結合しています。これにより、1位に1つ、7位に2つのメチル基があるため、1,7,7-トリメチル となります。
この[2,2,1]という数字は、2つの橋頭炭素(C1とC4)を結ぶ3つの経路(橋)に含まれる炭素の数を、多い順に並べたものです。
2:右側の経路(C2, C3 の2個)
2:左側の経路(C5, C6 の2個)
1:中央上の経路(C7 の1個)
