資料 1 尊厳死をめぐる議論
重い病気で死がさけられない状況で、命を延ばす治療をこばむ 「尊厳死」について、日本では認
められる条件などのルールが定められていない。そのため医師は、尊厳死を助けると法的な責任
を問われる可能性がある。 これに対して、一定の条件を満たした患者が、あらかじめ書面で尊厳死
を望む意思表示をしていれば、それに従った医師は責任を問われないことを法律で定めるべきだ
という意見がある。 その一方で、 これに反対する意見もある。
①法律制定に賛成の立場
・死のむかえ方を自分自身で決
められるため、患者の自己決
定権を尊重できる。
●
・医師は尊厳死を希望した患者
の延命治療を行わなくても
責任を問われないため、 安心
して患者の意思を尊重でき
る。
②法律制定に反対の立場
自分の意思よりも家族の負
担などを考えて尊厳死を選
ぶことも予想される。
・死がさけられないという診
断そのものが誤っている可
能性を否定できない。
・国は人の死に介入すべきで
はない。
③尊厳死そのものに反対
の立場
・人は生きていること自体
が尊いため、 尊厳死自体
に反対。
☆以上の意見を参考にして、 自分は①~③のどの立場に近いか考えましょう。
○立場⇒〔 〕
○理由