r行き合い」という古い言葉が
溶 ある。行く季節と来る季節が出合
||うことを指し、特に夏から秋に移
商一る今ごろの空を「行き合いの空」
と呼ぶそうだ>地上ではまだ暑さ
が厳しいが、高い空から少しずつ、涼気が
染み込んできているのだろう。もくもくと
湧く入道婁のさらに上方を見上げると、は
けでサッと掃いたような巻き雲が姿を現し
始めたのに気づくマ1年を約5日ごとに区
切って気象の動きや動植物の変化を知らせ
る暦,七十二候では「禾乃登」 ー稲などの
穀物が色づく頃である。台風が多く気が抜
けない時期でもあるため、風を収め、豊作
を祈る風鎮祭が各地で行われてきた▼だが
今年は新型コロナウイルスの影響で祭りと
いう祭りが中止に追い込まれている。 7~
0月に開催予定だった花火大会だけでも、
経済損失額は全国で5千億円を超えるとの
試算が出ていた▼岡山県では新見市の「土
下座まつり」や、「津山まつり」のだんじ
り巡行など秋以降も行事の中止が相次ぐ
江戸期から続く祭りも少なくないだけに、
観光需要に加え、伝統の継承も打撃を受け
ないか心配になるマ井原市出身の民俗学者
神崎宣武さんによると、観客を呼ぶ夏が街
の祭りなのに対し、収穫祝いの秋はみんな
でつくる村の祭りの色が濃い。来年は秋晴
れの下、町内や地域で集い、実りの季節を
喜び合えますように。
NONO
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