「いろは歌」
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
〈和歌山>
わが世誰ぞ
ならむ
色はにほへど散りぬるを
有為の奥山けふ越えて
ゑ
浅き夢見じ酔ひもせず
日本の歌で何が一番すぐれているか。 文学的な見地から言えばいろいろ
あるだろうが、一番苦心して作った歌と言われたら、このいろは歌が挙げ
られるだろう。七五調で今様のような感じだが、日本語で使う主な音を全5
部一音ずつ使い、仏教の無常観をさりげなく取り入れているところは、
ちょっと真似ができない。
花は美しく咲いてはいても一陣の風で Ⅱ 散ってしまい、楽しく生
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