●力のつり合いと慣性の法則 走行中の自動車は, 必ず
進行方向とは反対向きに摩擦力や空気の抵抗を受ける。
一定の速さで等速直線運動をしている自動車の場合, エ
ンジンの力と摩擦力や空気の抵抗がつり合っているので,
一定の速さで走
摩擦力や空気
合力は0Nである(図18)。
床の上で静止している台車には, 重力がはたらいてい
図18 等速
ゆか
こうりょく
る。ただし,重力とつり合う垂直抗力も受けていて, 合
力が0Nなので, 落下せずに静止し続ける(図19@)。
また,床の上で等速直線運動をしている台車も,重力
の静止
垂直抗力*
と垂直抗力を受けている。しかし, 運動の向きには力を
受けていないので,台車が受ける力の合力は0Nになる。
そのため,慣性の法則が成り立ち,台車は等速直線運動
を続ける(図19b)。
重力
このように,2つ以上の力を受けている場合でも, カ
がつり合っていて合力が0Nであれば, 力を受けてい
ない場合と同じように慣性の法則が成り立つ。
★1:それぞ
の合力
図19 水平
カと運動の
やってみよう
慣性を実感してみよう
A静止し続ける物体
B運動を続ける物体
だるま落としのように,
何枚か重ねた10円硬貨
台車に物体をのせて走らせ
途中で台車を止める。
と ちゅう