基本例題2 DNA とその遺伝情報量
ある細菌の1個の2本鎖DNA の総ヌクレオチドの分子量は約9.9 × 10°である。
これに関する以下の計算をせよ。ただし, 1対のヌクレオチドの平均分子量は
660, 10 ヌクレオチド対の長さは3.4 nm (3D 3.4 × 10-0mm) とし, また, タンパ
ク質の平均分子量は 4.8× 10', タンパク質中のアミノ酸1個の平均分子量は 120
とする。いずれも有効数字2桁まで求めよ。
(1) この細菌のDNA 全体の長さは何 mm か。
(2) この DNA が, すべてタンパク質のアミノ酸配列に関する情報をもつとき,
① ペプチド合成の際に対応するアミノ酸の数を求めよ。
② この DNA は, 何種類のタンパク質の遺伝情報をもつことになるか。
脂(1) DNA 全体の長さ= (ヌクレオチド対の数)× (1ヌクレオチド対の長さ)で求めら
れる。この DNAのもつヌクレオチド対の数は, 2本鎖の総ヌクレオチドの分子量
9.9× 10°
を1対のヌクレオチドの平均分子量で割ればよいから,
対。
660
1ヌクレオチド対の長さは、10ヌクレオチド対の長さを10で割ればよいから,
9.9× 10°
660
3.4× 10-6
3.4× 10-6
mm。したがって,
10
10
第4章 遺伝情報の発現 69