I回組換え価 連鎖している2つの遺伝子間では, ふつう一定の割合で
組換えが起こる。 生じた全配偶子のうち, 組換えを起こした配偶子の割合
くみ か
を組換え価という。
組換えを起こした配偶子の数
全配偶子の数
組換え価(%)
× 100
思考学習
スイートピーの花色と花粉の形の遺伝
5
スイートピーの花色と花粉の形について, 次のような実験を行った。 ここ
で着目する花色の遺伝子は, 青紫色 (B)が赤色(b)に対して優性, 花粉の形の
遺伝子は,長花粉(L) が丸花粉(7) に対して優性であることがわかっている。
いま,青紫花·長花粉(遺伝子型 BBLL)と赤花· 丸花粉(bbll)を両親として交
配すると, F,(雑種第一代)は
すべて青紫花·長花粉(B6LI)
0
青紫花·長花粉
10
赤花·丸花粉
親
となった。
劣性ホモ接合体
赤花·丸花粉
F1
次に, F」 を赤花丸花粉
(bb1)と交配すると, 次代には,
青紫花·長花粉 192 株,青紫花·
丸花粉 23 株,赤花長花粉
30 株,赤花·丸花粉 182 株が
生じた(図I)。
考察1. F,のつくる配偶子の
遺伝子の組み合わせとその ①図I 花色と花粉の形の遺伝
数は,どのような交配の結果から推測することができるか。
考察2.2組の遺伝子 B, bと L, 1が独立していると仮定すると, Fiを赤花
丸花粉(bbl1)と交配した場合の次代の表現型の分離比はどのようになるか。
連鎖していて組換えが起こらないと仮定すると, どのようになるか。
考察3.この交配の結果から, 花色と花粉の形の遺伝子間での組換え価を小
数第1位まで求めよ。
青紫花·長花粉
15
青紫·長青紫· 丸赤· 長
23株
赤·丸
182株
192株
30株
20
25
ぎっしゅだいいちだい
0純系の親どうしの交雑によって生じた子を F(雑種第一代), F, どうしの交配によっ
て生じた子を F2(雑種第二代) とよぶ。
の劣性のホモ接合体を交配することによって, 親の配偶子の遺伝子の組み合わせを調べ
ることを検定交雑という。
ざっしゅだい にだい
けんていこうぎつ