問4 次の記述を読み, 後の問い (ab) に答えよ。
二酸化炭素を水酸化ナトリウム水溶液に通して中和させたところ, 吸収後の
溶液は未反応の水酸化ナトリウムの濃度が0.10mol/L,反応で生じた炭酸ナ
トリウムの濃度が0.050 mol/Lの混合溶液20mLとなった。この混合溶液に
0.10mol/Lの塩酸を滴下させると、 図1に示す滴定曲線が得られた。
第1中和点
第2中和点
ア mL
イ mL
0.10mol/L 塩酸の滴下量
図1 混合溶液に塩酸を滴下したときの滴定曲線
塩酸を滴下したときの反応では2か所においてpHが急激に変化した。 1回
目のpHが変化したところを第1中和点とすると, 第1中和点では次の式 (2) お
よび式 (3) の二つの反応が完了している
NaOH + HCI
NaCl + H2O
Na2CO3 + HCI → NaHCO3 + NaCl
2 333
(3)
(2)
2回目のpHが変化したところを第2中和点とすると, 第2中和点では次の
式(4) の反応が完了している。
NaHCO3 + HCI
NaCl + H2O + COz
(4)
a
第3回 化学基礎
第1中和点を判別するのに使用できる指示薬とその中和点における色の
変化の組合せとして最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
118
使用できる指示薬
中和点における色の変化
①②
メチルオレンジ
赤色から黄色
メチルオレンジ
黄色から赤色
③
フェノールフタレイン
無色から赤色
④
フェノールフタレイン
赤色から無色
b 図1中の空欄 ア
イ
に当てはまる 0.10mol/L塩酸の滴下量と
して最も適当な数値を後の①~⑥のうちから一つずつ選べ。
アイ
119 mL
120mL
① 5.0
② 10
3 15
④ 20
⑤ 25
6 30