2. 天然油脂を構成する不飽和脂肪酸のほとんどはシス形である。一方, 天然油脂から製造された食品
である硬化油は, トランス形の不飽和脂肪酸 (以下,トランス脂肪訪酸)を含み、 日本ではマーガリンの
原料に使われている。硬化油を製造するため, オレイン酸1.2kgをニッケル触媒とともに加熱した
ところ、オレイン酸の 94% がトランス脂肪酸であるエライジン酸に変化した。 得られたエライジン
酸の物質量は26
mol である。さらに, エライジン酸 26 mol をニッケル触媒と水素ととも
に加熱したところ, エライジン酸のすべてがステアリン酸となった。この水素付加反応において, エ
ライジン酸に付加した水素は標準状態 (0 ℃. 1.013×10° Pa)で 27 Lである。
ただし、オレイン酸の分子量を 282 とし, 理想気体の標準状態におけるモル体積は22.4L/mol と
する。
オレイン酸
CH。(CH),CH = CH (CH),COOH
(シス異性体)
エライジン酸
CH。(CH),CH = CH (CH),COOH
(トランス異性体)
ステアリン酸
CH。(CH)COOH
く
26 の解答群>
(2) 3.2
(3) 3.6
(4) 4.0
5) 4.4
(6) 4.8
27の解答群>
く
2 11
(3) 22
(4) 45
(5
67
6 90