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目標時間
得点
/50
2
24
推察
論誌 現代文2)
ろう
IK論一読スキル具体例 に着する©
親鷺 鎌倉時代の仏僧。浄土真宗の開祖。
『伝説」 筆者が対談中に「伝説的な瞬間」と
感じた事柄をこのように表現している。
施し ものを与えること
rrすべてを引き受ける」蔑木健一郎
という思想」
比陰表現を読み取る」
一筆者茂木健一郎氏が吉本隆明氏との対談をふりかえり、述べた文章である。
日 吉本さんが対談中に突然親驚の話を始められた、その時間のあさやかな彩りが記憶に残っているのである。
吉本さんが「最後の親讐」などの著作で親驚に触れられていることはもちろん知っていたから、「来たか」と思
って心構えをしていると、吉本さんは、いきなり往還の話を始められたのだった。
私の心のなかに形成されていた「伝説」では、吉本さんは、概ねこのような話をされたように記憶していた。
どこかにサンパイをしたときに物乞いを見て、往きは施しをしたけれども、還りはなぜかそのような気持ち
になれなくて、施しをせずに通り過ぎた。そのようなことがあったとして、それは人を助ける、という点か
ら見れば首尾一貫していないようでもあるけれども、それでいいのだと親驚は言っている、そして、吉本隆一
明さんはそんな親驚の思想に共感している。私の頭のなかに記憶されているそのときのやりとりをなぞれば、
a-- ん
構成メモ 文章全体をつかみとる
0上の各段落の中心文に線を引き、口に
本文中の言葉を書き入れよ。
楊成 三つの意味段落に分かれるよう
に、||線を書き入れよ。
O
日吉本さんが対談中に親紫の
の話を始めた
そんなことになる。
は施しをしたけれど
図私は、そんなふうに親驚を語る吉本さんの表情を見ながら、密かに心が涙を流すかのようであった。.
この人はほんとうの人だ。そんな風に、確信をした瞬間である。
4 なぜ、吉本さんのこの話が私に衝撃を与えたのか。まずなによりも、そこに、吉本さんの、生命というも
のに対する温かくも本質をとらえるまなざしを感じたからである。人間というものは、必ずしも、首尾一貫
しているものではない。あるときには、良心や理想にかられて善きことをしても、別のときにはその機会を
逃してしまうかもしれない。不調なときも、心の目が閉ざされているときもある。だからといって、フマジ 5
ああ、9
は通り過ぎた。
想
それでいいのだと親鷲は言い、
吉本さんも共感している
3 吉本さんは一
|だと確信をした。
メであるとか、不誠実であるということにはならない。それぞれの人が、それぞれの人生のときで、精一杯
に生きている。そんななかで、かすかに見える遠い星のようなものとして、理想や良心というものはある。
不完全であるからこそ、人間である。そんな、吉本さんの温かい抱擁を、親鷲の「往き」と「還り」の話から私
回 吉本さんの、生命に対する温か
Vの
|をとらえるまなざ
は受け止めた。
しを感じたからだ
因もう一つ、吉本さんがこの話題に転ずる際の、まるで相手に悟られないうちにすっと横に寄り添うような、&
そんな身のこなしに感銘を受けていた。それまで別のことを話していたのが、気づかないうちに、さっと親
紫の話に転じている。しかも、そのまますうっと本質論に入る。こちらに、あっ、始まるな、という思いさ
であるからこそ、人間であると
いうものだ。
5 吉本さんは達人そのものであっ
- くSVニ
そのあたりのカンショクが う、 吉本 さんは達人そのものであった。
た。
興怪メHを理Sト
一線A~Fのカタカナは漢字に直し、漢字 | 問五
HI H解 6