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現代文 高校生

2枚目P22ページの例えば、から何言ってるのかわかりません。 現代文得意な方詳しく説明願います

がした 可能 いわ * いや生全体に 二〇一七年度 第 次の文章を読んで、後の設問に答えよ。 与えられた困難を人間の力で解決しようとして営まれるテクノロジーには、問題を自ら作り出し、それをまた新たな技術の開発 によって解決しようとするというかたちで自己展開していく傾向が、本質的に宿っているように私には思われる。 科学技術によっ て産み落とされた環境破壊が、 それを取り戻すために、新たな技術を要請するといった事例は、およそ枚挙にいとまないし、感染 防止のためのワクチンに対してウィルスがタイセイを備えるようになり、新たな開発を強いられるといったことは、毎冬のよう に耳にする話である。東日本大震災の直後稼働を停止した浜岡原発に対して、中部電力が海抜二二メートルの防波堤を築くことに よって、「安全審査」を受けようとしているというニュースに接したときも、同じ思いがリフレインするとともに、こうした展開に はたして終わりがあるのだろうかという気がした。 技術開発の展開が無限に続くとは、たしかにいい切れない。 次のステージにな にが起こるのか、当の専門家自身が予測不可能なのだから、先のことは誰にも見えないというべきだろう。けれども科学技術の展 開には、人間の営みでありながら、有無をいわせず人間をどこまでも牽引していく不気味なところがある。いったいそれはなんで あり、世界と人間とのどういった関係に由来するのだろうか。 けんいん 医療技術の発展は、たとえば不妊という状態を、技術的克服の課題とみなし、人工受精という技術を開発してきた。その一つ体 外授精の場合、受精卵着床の確率を上げるために、排卵誘発剤を用い複数の卵子を採取し受精させたうえで子宮内に戻す、といっ たことが行なわれてきたが、これによって多胎妊娠の可能性も高くなった。 多胎妊娠は、母胎へのフィジカルな影響や出産後の経 済的なことなど、さまざまな負担を患者に強いるため、現在は子宮内に戻す受精卵の数を制限するようになっている。だが、この 制限によっても多胎の「リスク」は、自然妊娠の二倍と、なお完全にコントロールできたわけではないし、複数の受精卵からの選択、 また選択されなかった「もの」の「処理」などの問題は、依然として残る。 いろう いずれにせよ、こうした問題に関わる是非の判断は、技術そのものによって解決できる次元には属していない。体外授精に比し より身近に起こっている延命措置の問題。 たとえば胃瘻などは、マスコミもとりあげ関心を惹くようになったが、もはや自ら食 事をとれなくなった老人に対して、胃に穴をあけるまでしなくても、鼻からチューブを通して直接栄養を胃に流し込むことは、か なり普通に行なわれている。このような措置が、ほんのその一部でしかない延命に関する技術の進展は、以前なら死んでいたはず の人間の生命をキュウサイし、多数の療養型医療施設を生み出すに到っている。 しかしながら老齢の人間の生命をできるだけ長く引き伸ばすということは、可能性としては現代の医療技術から出てくるが、現 実化すべきかどうかとなると、その判断は別なカテゴリーに属す。「できる」ということが、そのまま「すべき」にならないのは、 核爆弾の技術をもつことが、その使用を是認することにならないのと一般である。 テクネー (TEX(VM) である技術は、ドイツ語 Kunst の語源が示す通り、「できること(können)」の世界に属すものであって、「すべきこと (sollen)」とは区別されねばならない。 テクノロジーは、本質的に「一定の条件が与えられたときに、それに応じた結果が生ずる」という知識の集合体である。すなわ ち、「どうすればできるのか」についての知識、ハウ・トゥーの知識だといってよい。それは、結果として出てくるものが望ましい かどうかに関する知識、それを統御する目的に関する知識ではないし、またそれとは無縁でなければならない。その限りのところ それが単なる道具としてニュートラルなものに留まりえない理由もある。 では、テクノロジーは、ニュートラルな道具だと、いえなくもない。ところが、こうして「すべきこと」から離れているところに、 ほうてき テクノロジーは、実行の可能性を示すところまで人間を導くだけで、そこに行為者としての人間を放擲するのであり、放擲され た人間は、かつてはなしえなかったがゆえに、問われることもなかった問題に、しかも決断せざるをえない行為者として直面する。 妊婦の血液検査によって胎児の染色体異常を発見する技術には、そのまま妊娠を続けるべきか、中絶すべきかという判断の是非 を決めることはできないが、その技術と出会い行使した妊婦は、いずれかを選び取らざるをえない。いわゆる「新型出生前診断」 3限目 問題文

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愛知医科大学看護学部の公募推薦の過去問です。 答えがないので、答えを出して欲しいです。お願いします🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

国 びまん 令和六年度 看護学部学校推薦型選抜(公募制) 基礎学力試験問題用紙 囲 次の文章は、一九九〇年に出版された山崎正和の『日本文化と個人主義』の一節です。この文 章を読んで、後の問に答えなさい。 文化は、これまで国家や民族という観念と強く結びついてきた。そして、人間の歴史を振返っ てみると、不幸なことに国家や民族の自覚はつねに対立抗争の意識とつながってきた。ひとつ の社会のなかで、個人もまたお互いに争うことがあるが、とりわけ国家や民族は、お互いに争う ことで自分自身をつくりあげてきた。その結果として、文化という特性はただの個人の特性以上 に、とかく他者との比較、対立の観点から考えられがちになる。じっさい、今日の経済マサツ や、つい近年までの世界戦争の現実を振返ってみても、ひとが自国の文化、他国の文化をあげ つらうときには、つねに何らかの意味の優越感や、国家主義的な自己主張の意識が伴っていた。 そして、そういう優越感が、たとえば敗戦といった現実によって崩れたとき、今度は極端な自己 卑下が社会に瀰漫するという事実は、多くの日本人の記憶に新しいことだろう。 こうした事情からして、文化論には、1二つの避けがたい危険な傾向が伴っているといわねば ならない。その第一は、過剰な特殊化の危険である。文化を考える場合には、他民族、他国の文 化と比較して考えがちであるので、どうしても両者の共通性よりは、ひとつの文化の異質性を強 調して考えることになる。 つい昨日まで文化的に じっさい、日本の場合、過去の文化論はしばしば民族主義や国粋主義と手を結びがちであった イクセプショナリズム し、アメリカの場合でも、アメリカ文化の「例外主義」という思想が、長らく見え隠れに受け 継がれてきたようである。ユダヤ人の「選ばれた民」の意識、ドイツ人の民族的な使命感といっ たものは、自国の文化を過度に特殊化し、他国との違いを強調することから生まれてきたが、 ③こうした使命感はいったん裏返ると劣等感に変貌する。 高村光太郎という詩人は、若いころフ ランス留学から帰って、日本の国の貧しさとその精神の狭さを嘆いて、「根つけの国」という自嘲 的な詩を書いたことがあった。しかし、彼が本性において強烈な愛国主義者であり、第二次大戦・ 中には過激な祖国讃美の詩を書いたことは、同時代を生きた日本人なら誰もが知る事実だろう。 とかく異文化との劇的な接触は、精神の単純な人物にとっては、自国の文化について過度な自尊 心を誘い出すか、逆に過剰な劣等感を刺激するものであるようにみえる。 そして、いずれの場合でも、そうした特殊化は、個人が自分の存在や行動について振返るとき、 奇妙に気持ちを安らがせてくれる支えになる。自分とは何か、7自己の実質は何かということは、 もともとたいへん難しい問題であり、簡単には答えが出ないものであるが、ひとは生きるために その答えを欲しがりがちである。そのさい、いちばん安易なやり方は、自分がどういう仲間に属 しているかを実感して、それを語ることで自己の中身を言い表わすことだろう。そして、自分 がどういう仲間に属しているかを振返るとき、その仲間の範囲が狭くて、他の集団と対立してい ればいるほど、自分自身の世界のなかにおける位置は明確になる。ここでもまた、文化論のひず みというものは、人間性の悲しい弱さに深く根ざしているといえそうである。 【

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(3)の記述ですが「やり場のない感情」 は結局ストレスを指してると思うので、省いて、6️⃣段落の文を持ってきたのですが、これはおかしいですか?

「具体例」とその「まとめ」との関係に注意してみよう 例題C 次の文章を読んで、後の問に答えよ。 人間のあり方を考えるのに、人類学がチョゾウして来た様々の文化の、これま ではどちらかと言えばXと考えられて来た事例の方が新しく立ち現れる現 実を説明するのに時にはより有効であると考えられるようになって来た。 2 たとえば、次のようなニュー・ギニアについての記述は十数年前までは、馬 鹿々々しい痴れ者の戯れと考えられたかも知れない。しかし、今日これを読む 5 人に、何やら、自分が秘かに言いたいと思っていることを代弁されていると思う 人は決して少なくないであろう。 ③ パプアニューギニア共和国の、アサロ河流域のグルンバ族の住民は、時々、発 作的な行為に走ることがある。ある暑いけだるい日のひるさがり、村の中を一人 の男が突然逆上して走り出す。 彼は目につくものを片っぱしからよこせと要求す る。こうした時に、回りの人は彼には全然逆らわない。壺でも石の切れ端でもナ イフでも、何でも彼に渡す。“野プタ”の如く変身した男は、木製の矢じり、こ せっけん つぼ んがらがった糸、煙草、石鹸、衣類、ナイフ、網、皿といったザッタな物で大き な袋が一杯になると、それを担いで森の中に姿を消す。 ④二、三日すると彼は袋を持たず、手ぶらで帰って来る。 燃やしたり、どこか人B 知れぬ場所に埋めたり、壊したりしたのである。 ⑤こうした振舞いは、グルンバ族の間では文化の中の許容範囲に入っている。 男 は、森の中に身体中のキンチョウをしぼり出して来たというふうに理解され、彼 はふだんの生活に戻っていく。しかし何日もたたないうちに、また別の男が“野 ブタ"になる。 わく ⑥ 他の社会で、犯罪人とか、通り魔とか暴走族といった枠の中に入っていく人の 多くはこうした社会では、平常の人間で生涯を送れたかも知れない。ある意味で は、こうした行為は、ストレスに対する解放装置になっているといってもよいか も知れない。 7 オセアニアの多くの地域においてそうであるように、 グルンバ族の感情生活、 23 社会生活は、おおかた物の交換の上に成り立っている。交換は、社会的コミュニ ケーションの根幹になるようなパイプであり、交換の場は、最も晴れがましい劇 場である。交換においては、純粋な経済的機能はそれほど大きな位置を占めてい ない。人前で、見せびらかしながら品物をやり取りする行為は、むしろパフォー マンスと言った方がよいようである。それは、既に存在する関係を一方では強調 s しながらも、他方では新しい関係(交通)を打ち立てるという働きをしている。 ⑧野ブタ〟人間の出現は、多くの場合この交換の場に関連している。 交換のと 20 [出典] やまぐちまさお 山口昌男 「文化人類学

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模倣となぞりの教科書の読解と構成の答えが分からなくて教えて欲しいです🙇‍♀️🙏

<課題>具体例に基づいて論を構成する力を身につけよう 筆者は豊富な具体例と二項対立を提示しながら、日本の芸道におけ る身体訓練を考察していく。書道・舞踏の稽古といった事例や、自分 議論を支える文献などを参照しながら、模倣と「なぞり」、「形」と 「型」といったよく似たことばを対比させることで、日本文化における 身体のあり方という大きなテーマを言語化していくのである。筆者の 議論を参考に、具体的で説得力ある議論の組み立て方を学んでいこう。 ●構成 「模倣と「なぞり」」(一七四・1)の違いについて、本文に沿って 筆者の考えを説明しなさい。 2、「型」(一七五、1)と「形」(一七七・114) とはそれぞれどのような ものか、整理しなさい。 読解 「雪面と全身とが相呼応して、いわば両者の変転が一つの活動と して進行してゆく」 (一七五・122) とはどのようなことか、説明 なさい。 2.「『~できる』知、身に染みこんだ図式にほかならない」 (一十 ・16) とはどのようなことか、説明しなさい。 「心身態勢を内部から「なぞる』」 (一七八・144) とはどのようなこ とか、説明しなさい。 4.「型破りが『さまになる』」(一八〇.8)とはどのようなことか、 説明しなさい。 ●言語活動 1. 「なぞり」によって身につけたものにどのようなものがあるか、 話し合ってみよう。 「模倣」について自分なりのテーマを定め、「序論(問題設定)」 「本論(具体的事例に基づく考察)」 「結論(問題設定に対する自分の 答)」という構成で、八〇〇字以内で論じてみよう。

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この文章の問6の問題なのですが、ロ、ホが正解でして、ホが正解なのがよくわからないのです。全体的には合っていると思うのですが、歴史的、非歴史的、というのが文章のどこにも書かれていないので合っていないと思います。なぜホが正解になるのですか。

g++ 問五傍線部2「アフリカ美術の取り扱い方」 とあるが、筆者によれば 「ジェームズ・クリフォー ド」は「アフリカ美術」の近代における動向をどのように捉えているか。それを表す三十五 字以上四十字以内の箇所を抜き出し、冒頭と末尾の三字をそれぞれ記せ。 問六本文の内容に合致するものを、次の中から二つ選べ。 一九八四年にサイードが企画した展覧会に対し、クリフォードはそこに見出される日本 人像が、西洋の歪んだ自己認識から生み出されたものであることを指摘した。 ロクリフォードは、西洋がアフリカ文化を自分勝手な仕方で捉えているばかりか、そうし た西洋中心主義的な自らのありように無自覚でもあることを厳しく批判した。 ハクリフォードによれば、ピカソなどの「モダンアート」とアフリカの「部族美術」に親 縁性があるのは、アフリカ文化が先進国である西洋の文化を模倣してきたからである。 ニ「オリエンタリズム」 をめぐるサイードの議論によれば、西洋は非西洋を遅れたものと見 なしつつも、つねに「エキゾティック」なものとして神秘化し、崇敬の対象としてきた。 ホ 西洋は自文化を進歩し続ける歴史的なものと捉えつつ、アフリカ文化を静止した非歴史 的なものとして保護するという形で抑圧している、とクリフォードは主張した。 語句の意味 エキゾティック(ℓ7) 異国情

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この写真の筆者の主張と理由と具体例はどこでしょうか…? 教えて頂けたら嬉しいです!!

130 PELION STA PONEDABAR 今井むつみ オカピの胃袋はいくつか 私たちは世界について、膨大な知識を持っています。 そして、直接見たり、経験したり したことがないことについても、たくさんのことを知っています。 私たちは多くのことを 学校で学びますが、それが私たちの知識のすべてではありません。 ことばを自然に、知ら ないうちに覚えたように、私たちは世界についての非常に多くのことを、自然に、知らな いうちに身につけます。 しかし、どうして直接経験したことがないこと、教えてもらって 5 いないことについて知ることができるのでしょう。 「突然ですが、 みなさんは「オカピ」という動物を知っていますか。 写真を見ると、ちょっ とシマウマに似ています。 シマウマのように全身にシマがあるのではなく、体の大部分は こげ茶で脚だけにシマがある、とても美しい動物です。 最初に見つかった時は見た目のせ いでしょうか、シマウマの仲間であると発表されましたが、あとからキリンの仲間である。 ことがわかりました。 ところで、事典やインターネットでオカピについて調べる前に、オカピがどのような特 徴を持つ動物か、自分で考えてみてください。 例えば、オカピには蹄があると想像できま ひづめ すね。では、オカピの蹄は一つでしょうか、二つに分かれているでしょうか。ちなみに、 シマウマの蹄は一つ、キリンの蹄はウシなどと同じで二つです。 蹄が一つの動物と、蹄が 二つの動物では、胃のつくり、食べ物の消化のしかたなどが異なります。 例えば、蹄が二 1はんす つある動物は、一部の例外を除いてみな、ウシのように複数の胃を持っていて、食べ物を 反芻しながら順番に消化していきます。 オカピはいくつの胃袋を持ち、どのように食べ物 を消化するのでしょうか。 おそらく、みなさんは、オカピのことを知らなくても、 キ リンの仲間だと聞いただけで、草食動物だと思ったはずです。 もしかしたら、首を伸ばして木の葉っぱなどを食べる、と思っ たかもしれません。 蹄もキリンと同じように二つに分かれて いる、と思い、さらに、複数の胃を持っていてウシのように 徐々に食べ物を消化していく、と思った人が多いのではない でしょうか。 これらはすべて正解です。このように、オカピはキリンの 仲間である、という知識から、私たちはオカピについてさま B ざまなことを類推することができるのです。 「私たちは、一つのことを知れば、それを元に、似た事例に ついて類推していくことができます。そうすることによって、 直接経験していなくても、教えてもらっていなくても、おの ずと、世界について多くのことを身につけていくのです。 5 論理を読み取る 読む 論理の展開を読み取ろう V KALAU ADA SVAKODN 筆者の主張とその根拠を しながら読もう。 □具体例の働きをとらえ、 具体 と抽象の関係を考えながら読 もう。 1反芻 ウシなどの動物が、 一度飲 み込んだ食物を口の中に戻し、か み直して再び飲み込むこと。 語句 ちなみに おのずと 漢字 経験(経過・経る) 体験 突然 突撃・唐突) 特徴(象徴) 特長 除く(除去・削除) 加える 87

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評論の問題が分からないので解いてもらいたいです

新傾向 [合計 ***** ふくおか しんいち 福岡伸一 3 生命工学の現状 福岡 生物と文学のあいだ 【文章I】は生物学者福岡伸一による生物の「動的平衡」についての文章、【文章Ⅱ】 はそれを読んだ作家の川上未映子と福岡伸一の対談である。 【文章Ⅰ】 はいせつ ■日本が太平洋戦争への道を進もうとしていた頃、ナチスから逃れたひとりのユダヤ人科学者が米国に来た。 ルドルフ・シェーンハイマーで ある。彼は、アイソトープ(同位体)を使ってアミノ酸に標識をつけた。そして、これをネズミに三日間、食べさせてみたのである。アミノ 酸は体内で燃やされてエネルギーとなり、燃えかすは呼気や尿となって速やかに排泄されるだろうと彼は予想した。 アイソトープ標識は分子 の行方をトレースするのに好都合な目印となる。結果は予想を鮮やかに裏切っていた。食べた標識アミノ酸は瞬く間に全身に散らばり、 そ の半分以上が、脳、筋肉、消化管、肝臓、膵臓、脾臓、血液などありとあらゆる臓器や組織を構成するタンパク質の一部となっていた。三日 の間、ネズミの体重は増えていない。 すいぞう ひぞう ②これは一体何を意味しているのか。 ネズミの身体を構成していたタンパク質は、三日間のうちにその約半分が食事由来のアミノ酸によって がらりと置き換えられ、もとあった半分は捨て去られた、ということである。 標識アミノ酸は、インクを川に落としたごとく、流れの存在 と速さを目に見えるものにした。 つまり、私たちの生命を構成している分子は、プラモデルのような静的なパーツではなく、例外なく絶え間 ない分解と再構成のダイナミズムの中にあるという画期的な大発見がこのときなされたのだった。 全く比喩ではなく生命は行く川のごとく流 れの中にある。そして、さらに重要なことは、この分子の流れは、流れながらも全体として秩序を維持するため相互に関係性を保っていると いうことだった。シェーンハイマーは、この生命の特異な在りように「動的な平衡」という素敵な名前をつけた。 それまでのデカルト的な機械論的生命観に対して、還元論的な分子レベルの解像度を保ちながら、コペルニクス的転換をもたらしたこの シェーンハイマーの業績は、ある意味で二十世紀最大の科学的発見と呼ぶことができると私は思う。しかし、皮肉にも、当時彼のすぐ近くに いたエイブリーによる遺伝物質としての核酸の発見、ついでそれが二重らせんをとっていることが明らかにされ、分子生物学時代の幕が切っ B て落とされると、シェーンハイマーの名は次第に歴史の澱に沈んでいった。 それと軌を一にして、再び、生命はミクロな分子パーツからなる 精巧なプラモデルとして捉えられ、それを操作対象として扱いうるという考え方が支配的になっていく。 ひるがえって今日、臓器を入れ換え、細胞の分化をリセットし、遺伝子を切り貼りして生命操作をするレベルまで至った科学・技術・医療 の在り方を目の当たりにし、私たちは現在、なかば立ちすくんでいる。ここでは、流れながらも関係性を保つ動的な平衡系としての生命観は 極端なまでに捨象されている。 それゆえにこそ、シェーンハイマーの動的平衡論に立ち返ってこれらの諸問題をいま一度見直してみることは、2 閉塞しがちな私たちの生命観・環境観に新しい示唆を与えてくれるのではないだろうか。 の在り方を目の当た 極端なまでに捨象されている。 それゆえにこ 閉塞しがちな私たちの生命観・環境観に新しい示唆を与えてくれる る 69 生命工学の現状・ 生物と文学のあいだ 69 生命工学の現状・生物と文字のめん

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基礎現代文1+の11から20までの答えを見せてもらいたいです。 お願いします!

29 ステップ2 評論 []]] ② H 患者の悩み の違い 4 「個」に対する 考え方の違い 対人関係の あり方の違い の違い 【8】 ステップ2 基礎力を向上させよう かがおとひり ●読解 日本人の「個」や「対人関係」を考えてみよう 課題 同内容の記述に注目して読み進めよう 不幸な国の幸福論 加賀乙彦 (注) 心を痛め、 悩ませること。 1腐心 2個人主義 集団よりも個人に価値 日本人の本質が集団主義的かどうかはさておき、日本が欧米よりも「みんな」に自分を合わせることを強 いられる社会であり、 日本人が他者の目を強く意識するがゆえに周囲の人と同じような行動をとる傾向が 強いのはたしかでしょう。 そういう社会では、当然のことですが「個」が育ちにくい。 これは、私自身、フ ランス留学時代にいやというほど思い知らされたことでもあります。 留学する前の私は、独立した一個の 人間として確固たる自我をもち、自分というものをしっかりと主張できているつもりでいました。ところ 5 が、フランスに行ってみたら、私の「個」なんてものは、まだまだへなちょこだと気づかされた。 をおく考え方。 3近代的自我― 理性的な「わたし」。 4先ほど・・・本文直前をふまえた記 述。 なお、筆者は精神科医であり、 「統合失調症」は精神疾患の一種。 要旨をつかむために! ▼空欄を埋めていこう 【各2点】 ○文章展開図 向こうでは、まだ駆け出しの医師がコウメイな指導教授に堂々と反論します。 会議はもちろん、親しい 仲間同士でテレビ番組について論じているときでさえ、だれもが「私はこう思う」と主張し、意見が食い違 えば猛烈な論戦になる。 日本人の場合、 テレビ番組の感想程度なら、そんなことで関係を悪化させたり、 せっかくの楽しいフンイキを壊したくないと、 どちらかが相手に合わせるか、適当なところで折れあうの が一般的です。 会議などで反論するにしても、相手とぶつかって関係が悪化することのないよう言い方に 腐心する。ところがフランス人ときたら、遠慮会釈なく、がんがんぐいぐい押しまくるのです。 日 本 ( 欧米よりも) ・・・「みんな」に を 合わせることを強いられる ↓ 「個」が育ちにくい」 ・日本 相手に合わせる 3 とはいえ彼らの場合、激しく意見を戦わせあっても、人間関係が壊れるようなことは、まずありません。 会議が終わればそれ以上は引きずらず、「今日はいい議論ができた。 まだ結論が出ていないから、次回に続 きをやりましょう」などと互いを認めあう。 逆に、周囲に気をつかってはっきり自分の意見を言わない人間 15 は、軽んじられたり、何を考えているかわからないと気味悪がられてしまいます。 (注2) ・フランスー遠慮会釈ない さまざまな民族や文化がせめぎあいながら国家というものを形成してきたヨーロッパでは、個人主義や 近代的自我といった言葉が生まれる以前から、大勢の人間のなかで埋没してしまわないため、生き残って (注3) いくために、自分を主張することが求められてきたのでしょう。さらに近代に入ると、それぞれ「個」とし 自立した人間同士が互いの意見や好みを主張しあって相互理解を深めていくことで人間関係が成立する 20 のだという考え方が、欧米人のベースとなっていきます。 ・・・民族や文化がせめぎあう 「個」として自立した人間 主張 相互理解 人間関係が成立 先ほど、統合失調症の人の訴えが日仏で違うという話をしました。日本で「みんなと違ってしまった」と 悩む患者さんを見慣れていた私は、フランスの患者が「自分の個性が失われ、人と同じになってしまった」 と嘆くのを聞いて、最初、キイに感じたものでした。 しかし、その違いはまさに、 彼らとわれわれの「個」 ⑤ 日本の患者 みんなと違う 大きくとらえよう に対する考え方、対人関係のあり方が顕著にあらわれたものだったのです。 ◆要約への第一歩 【2点】 ガイドの 2行目の「他者」や「周囲」を意識する人々のあり方が、別の表現で書かれた箇所に線を引こう→問四を攻略 話 題(筆者 の主張) 欧米よりも「みんな」に合わせる ことを強いられる日本社会 問一 漢字 傍線部⑦~エについて、カタカナは漢字 問五内容 傍線部 ③ 「「個」として自立した人間」とは、 で、漢字はその読みをひらがなで書け。 各 が育ちにくい どのような人間だと言えるか。 ①段落中の語句を 用いて、三十字以内で書け。 ① 理解を深めよ う 要約のための確認【⑥⑨ 各2点】 話題(筆者の主張) 日本 欧米よりも「みんな」に合 わせることを強いられる 問二語句 波線部Aについて、「せめぎあう」の意味 として、最も適切なものを、 次から選べ。 【4点】 ⑦7 助けあう - 高めあう 罵りあう 新傾向 ...日本人 が育ちにくい ○筆者の注目している点 争いあうまじりあう 問六読解 傍線部④について、日仏の患者の違いは、 どのようにして生じるのか。 次の図の空欄を補う のに最も適切な語句を、後の選択肢から選べ。 日本人 に合わせる 問三指示傍線部 「そういう社会」とは、どのよう な社会か。 次の一文の空欄に、漢字二字の熟語を 補い、文を完成させよ。 【5点】 フランス人 +1:] 激しく意見を戦わせる ・欧米人のベース ○欧米に比べて、人々が周囲に合わせ行動するこ とを、 される社会。 自立した人間が主張しあう ⑦ 社会的な背景 M 個人的な能力 →相互理解を深める ⑦ 議論の方法 自我の定義 ( 言語の特性 が成立 【8点】 問四〇課題 傍線部②のような日本人の姿を目にすれ ば、フランス人は、どのような態度をとると考え られるか。 適切なものを、 次から二つ選べ。 問七構成 本文の特徴を説明したものとして、最も適切なものを、 次から選べ。 各 ⑦ 日本人の特質を、経験にもとづく事例をふまえて欧米と比較し、分析している。 M 日本人の抱える問題点を挙げ、欧米の事例を参考にその解決法を提案している。 (⑦) 日本人と欧米人の違いから、それぞれの社会の形成過程の違いを明らかにしている。 ⑦ 賞賛する M 不信感を抱く (⑦) 軽視する H敬意を払う (見習おうとする ④ 日本人の人間関係に関する一般論を批判しながら、独自の見解を述べている。 日本人の対人関係について、具体例を取り上げて問題点を明らかにしている。

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