1980m2000年
に
Oどの視点から捉えても「救済」や「希望」の可能性を見いだすことができない社会シ
ステム、このような社会システムを分析するための概念が、社会学にはすでに準備され
ている。ウルリヒ ベックによって提唱され、アンソニー·ギデンズやニクラス·ルー
N
マンらによって引き継がれた、「リスク社会」なる概念が、それである。リスク社会とは、
環境問題やテロのような社会的レベルから、家族崩壊や失業のような個人的レベルまで
の、さまざまなリスクの可能性にとりつかれた社会である。それは、外延的には、二十
世紀未期以降の後期近代に対応している。
ト-タルで見み