【資料】
事例 : 男女が大声でつかみ合っているのを見て、仲裁に入ったところ、 男が殴るポーズをとったので
とっさに回し蹴りをしたら、 相手は頭から倒れ、死亡した。 もみ合っていた男女は、酒飲み仲間で、
男は女を家まで送る途中で騒いでいただけだった。
法令について
刑法36条 正当防衛
① 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は罰しない。
② 防衛の程度を越えた行為は、情状により、 その刑を軽減し、又は免除することができる。
刑法38条 罪を犯す意志がない行為は罰しない。ただし、 法律の特別の規定がある場合は、この限り
ではない。
刑法43条 犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。 但し、
自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
刑法199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
刑法203条 199条 (省略) の罪の未遂は、罰する。
(1) 資料の事例について、 より公正な判断を下すためには、どのような情報が必要か。考えられる
ことを箇条書きで挙げてみよう。