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現代文 高校生

高1現代国語 水の東西 画像のケースにおける問題点をあげてほしいです。 お願いします🙇‍♀️

表情をうかがう文化ではない 年代の国語 東西の文化 山崎正和 「水の東西」 一 【CASE】 「東西の文化」課題プリント ○授業で読んだ「水の東西」の学習を活かして、 【CASE】のトラブルを分析しましょう。 ○ この課題は、評価課題として成績に反映されますので、必ず提出してください。 ○課題に取り組む際には、必ず以下の条 件に従って文章を作成してください。 斎藤さん一家はお父さん、お母さん、そして大学生の陽子さん三人家族である。 洋子さんの通 っている大学で、毎年いろいろな国からやってくる留学生のためのホストファミリーを募集して いるという話を聞いたお母さんの道子さんが、ぜひホストファミリーをやってみたいと言い出し たことから斎藤家の苦難は始まった。 やってきたのは、東欧のある国から来た、イベッタさんと いう女性の大学院生だった。イベッタさんは礼儀正しく、まじめでおとなしそうな学生さんで、 そのうえ日本文学を専攻しているとあって、日本語も大変上手で、 道子さんはじめ、ホストにな ることを反対していたお父さんや陽子さんまでも、これから始まる楽しい文化交流の期待に胸を 膨らませた。 ところが、そんな期待をよそに、 一週間もたたないうちから、 イベッタさんの行動をめぐりい ろいろな問題が噴出することとなってしまった。 まず最初に問題が勃発したのは、イベッタさん の歓迎パーティーの席だった。日本の文化に慣れてもらおうと、お母さんは張り切って、色とり とりの巻き寿司や煮物、茶そばなど、 日本食をたくさん用意して食卓に並べた。 ところがパーテ ィーが始まってもイベッタさんはほとんど料理に手をつけていない。調子でも悪いのかと聞いて みると、「すみません、料理がちょっと口に合いませんので」とはっきり言われてしまった。怒り 心頭のお母さんに同調するように陽子さんは「作ってくれた人のことを考えたら、我慢して食べ るものなのよ!」とイベッタさんに怒りをぶつけてしまった。 その後もせめて部屋の掃除くらいはしてあげようと気をつかったお母さんが部屋の掃除をす ると、イベッタさんからは「自分の部屋の掃除は自分でしますので」と断られ、また遅くなって 帰ってくるイベッタさんに「遅くなるときは心配だから、何時に帰るか電話してね」というと、 「私は大人です」と言い返され、お母さんは困り果ててしまった。そんなある日、陽子さんとイ ベッタさんがイベッタさんのシャワーをめぐり、大喧嘩をしてしまった。陽子さんの主張はイベ ッタさんが毎朝シャワーを浴びるためにお風呂場を独占するので、自分がジョギングに行った後 などたまに使おうとしても使えなくてずっと困っていたというのだ。 それを聞いたイベッタさん は、「お母さんが、いいですって言いました。それに、陽子さん、嫌だったら、 どうして私にもっ と早く言ってくれなかったのですか?」と反省のそぶりもない。 その様子に余計に腹が立った陽 子さんは「いつも困った嫌そうな顔をしたでしょ。顔見たらわかるじゃない、そんなこと!あな たみたいにわがままな人はみたことがないわ!」と怒りをぶちまけてしまった。その後、陽子さ んはイベッタさんと極力言葉を交わさないように、避けるようになってしまった。 そんな気まず い日が続いたある日のこと、イベッタさんから突然、「アパートに移ります」と独立宣言されてし まった斎藤さん一家は、ほっとしたような、 また、何やら腹立たしいような複雑な思いであった。 (引用:『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション 誤解・失敗・すれ違い』) ありがた迷惑 文化の違い CS CamScanner でスキャン

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現代文 高校生

高1現代国語 水の東西 画像のケースにおける問題点をあげてほしいです。 お願いします🙇‍♀️

表情をうかがう文化ではない 年代の国語 東西の文化 山崎正和 「水の東西」 一 【CASE】 「東西の文化」課題プリント ○授業で読んだ「水の東西」の学習を活かして、 【CASE】のトラブルを分析しましょう。 ○ この課題は、評価課題として成績に反映されますので、必ず提出してください。 ○課題に取り組む際には、必ず以下の条 件に従って文章を作成してください。 斎藤さん一家はお父さん、お母さん、そして大学生の陽子さん三人家族である。 洋子さんの通 っている大学で、毎年いろいろな国からやってくる留学生のためのホストファミリーを募集して いるという話を聞いたお母さんの道子さんが、ぜひホストファミリーをやってみたいと言い出し たことから斎藤家の苦難は始まった。 やってきたのは、東欧のある国から来た、イベッタさんと いう女性の大学院生だった。イベッタさんは礼儀正しく、まじめでおとなしそうな学生さんで、 そのうえ日本文学を専攻しているとあって、日本語も大変上手で、 道子さんはじめ、ホストにな ることを反対していたお父さんや陽子さんまでも、これから始まる楽しい文化交流の期待に胸を 膨らませた。 ところが、そんな期待をよそに、 一週間もたたないうちから、 イベッタさんの行動をめぐりい ろいろな問題が噴出することとなってしまった。 まず最初に問題が勃発したのは、イベッタさん の歓迎パーティーの席だった。日本の文化に慣れてもらおうと、お母さんは張り切って、色とり とりの巻き寿司や煮物、茶そばなど、 日本食をたくさん用意して食卓に並べた。 ところがパーテ ィーが始まってもイベッタさんはほとんど料理に手をつけていない。調子でも悪いのかと聞いて みると、「すみません、料理がちょっと口に合いませんので」とはっきり言われてしまった。怒り 心頭のお母さんに同調するように陽子さんは「作ってくれた人のことを考えたら、我慢して食べ るものなのよ!」とイベッタさんに怒りをぶつけてしまった。 その後もせめて部屋の掃除くらいはしてあげようと気をつかったお母さんが部屋の掃除をす ると、イベッタさんからは「自分の部屋の掃除は自分でしますので」と断られ、また遅くなって 帰ってくるイベッタさんに「遅くなるときは心配だから、何時に帰るか電話してね」というと、 「私は大人です」と言い返され、お母さんは困り果ててしまった。そんなある日、陽子さんとイ ベッタさんがイベッタさんのシャワーをめぐり、大喧嘩をしてしまった。陽子さんの主張はイベ ッタさんが毎朝シャワーを浴びるためにお風呂場を独占するので、自分がジョギングに行った後 などたまに使おうとしても使えなくてずっと困っていたというのだ。 それを聞いたイベッタさん は、「お母さんが、いいですって言いました。それに、陽子さん、嫌だったら、 どうして私にもっ と早く言ってくれなかったのですか?」と反省のそぶりもない。 その様子に余計に腹が立った陽 子さんは「いつも困った嫌そうな顔をしたでしょ。顔見たらわかるじゃない、そんなこと!あな たみたいにわがままな人はみたことがないわ!」と怒りをぶちまけてしまった。その後、陽子さ んはイベッタさんと極力言葉を交わさないように、避けるようになってしまった。 そんな気まず い日が続いたある日のこと、イベッタさんから突然、「アパートに移ります」と独立宣言されてし まった斎藤さん一家は、ほっとしたような、 また、何やら腹立たしいような複雑な思いであった。 (引用:『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション 誤解・失敗・すれ違い』) ありがた迷惑 文化の違い CS CamScanner でスキャン

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数学 高校生

書いてあるものだけであっているところを教えてください

2013年6月29日 (木) 9:00 ~ 9:50 1. サイコロを3回投げたとき、次の確率を求めなさい。 (1) 3回連続で1が出る 310 2 目の和が5になる 4/2/16 too, (3) 目の積が偶数になる (4) 1,2,3回目の順に、出る目が大きくなる 1 2. 体育祭のクラス対抗選抜リレーで、1年生3人、2年生3人、 3年生4人が選ばれた。 クジ引きで走順を決めるとき、次の確率を 求めなさい。 2. (1) 1年生が第1走者として走る (2) 第1走者とアンカーを3年生が走る 六 (3) 体育祭後、走順に1列に並んで記念写真を撮るとき、 2年生全員が隣り合う 3.1から100までの100枚の番号札から1枚引くとき、次の確率を 求めなさい。 (1) 3の倍数の札を引く (2) 4の倍数でない札を引く (3) 3の倍数または4の倍数の札を引く (4) 50以上、さらに3の倍数であって4の倍数でない札を引く 4. 赤玉4個、白玉6個が入った袋がある。 次の確率を求めなさい。 (1) 同時に3個取り出して、 赤1個、白2個が出る (2) 同時に3個取り出して、白の方が多く出る (3) 1個取り出して色を確認したら袋の中に戻す、という試行を 3回行うとき、 3回連続で赤玉がでる TIT (4) 1個取り出して袋の中に戻さない、という試行を3回行うとき、 2つの色が交互に出る (1) 当たりをちょうど3回引く (2) 最後に3回目の当たりを引く 62 5.4本中1本当たりのクジを1本引き、 結果を確認したら元に戻す。 この 試行を5回行ったとき、 次の確率を求めなさい。 プ (2) PA(B) (3) P-(B) U 27 512 6.1つの試行における2つの事象 A, B について、 P(A) = 0.5, P(B)=0.25, P(A∩B) = 0.2 であるとき、 次の確率を求めなさい。 (1)/PA(B) 08 (8)= 0.75 3 25 n(n-1) Not x. 5 nC² x 1 Tos It C₂ Win 7735 7. 赤玉と白玉が合わせて15個入った袋から2個を同時に取り出すとき、 2個とも赤玉である確率が であるという。 赤玉の個数を求めなさい。 610 方 ANT 8.A工場からの製品 150個、 B工場からの製品1 た。 A 工場の製品には3%、 B工場の製品には5%の不良品が混ざって いる。 出荷された製品 250個から取り出した1個の製品に不良品で あったとき、それがA工場で作られたものである確率を求めなさい。 9. 以下の文中 (ア) ~ (ウ) に当てはまる確率を求めなさい。 ただし、 答 えのみでよい。 大谷: やっと期末テストが終わった! もうすぐ夏休みだね。 トラウト その前に先生が席替えするって言ってたよ。 大谷: またクジ引きで決めるんだよね。 最前列になったら嫌だな。 トラウト 僕らのクラスは30人で、 座席は縦5列、 横6列だから (ア) の確率で最前列だね。 q 2500 谷 結構高い気がする…. 理想は一番後ろの左端の席で、 隣の席が トラウト君だったらいいな! その確率はいくつだろう。 170 大谷 さすがに低いね。 じゃあ僕はどこの席でもいいから、とにかく トラウト君が隣の席になる確率は? トラウト 贅沢言うね。 端の席だと隣はひと席しかないから、 その2つ を同時に満たす確率は (イ) だね。 トラウト 端の席じゃなかったら両隣に可能性があるし、 大谷君が どの席でもいいなら確率は (ウ) になるね。 & 大谷:高くなったね! じゃあ席替えを楽しみにして、 部活に行こう。 前 Tum VININANZA MIND

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数学 高校生

これあっていますか?

人、 この確率を の確率を しを引く 5 さい。 ¾‹ 4/0 う試行を 回行うとき、 に戻す。 この 5, 止めなさい。 9 2500 19. 以下の文中 (ア) ~ (ウ)に当てはまる確率を求めなさい。 ただし、 答 えのみでよい。 大谷: やっと期末テストが終わった! もうすぐ夏休みだね。 トラウト:その前に先生が席替えするって言ってたよ。 大谷 : またクジ引きで決めるんだよね。 最前列になったら嫌だな。 : トラウト 僕らのクラスは30人で、 座席は縦5列、横6列だから (ア) の確率で最前列だね。 7 大谷 : 結構高い気がする・・・理想は一番後ろの左端の席で、隣の席が トラウト君だったらいいな! その確率はいくつだろう。 Zno 大谷 さすがに低いね。 じゃあ僕はどこの席でもいいから、とにかく トラウト君が隣の席になる確率は? トラウト 贅沢言うね。 端の席だと隣はひと席しかないから、 その2つ を同時に満たす確率は (イ) だね。 トラウト:端の席じゃなかったら両隣に可能性があるし、 大谷君が どの席でもいいなら確率は (ウ)になるね。 & 大谷:高くなったね! じゃあ席替えを楽しみにして、部活に行こう。 前 MUNDINN/ TIINI umum しいる。補うべき箇所り 全てを捨ててしまい….

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漢文 高校生

教えてほしいです

第2回 > B 漢字を書く力 月 日() 目 達 ||| 判 泉 格小未| の 6 ウ -14- 漢字を書く力 次のカタカナを漢字に直すと、後ろのどれになるか。その記号を○で 同音異義語(2点×5) 第2回 重要語の書き取り(2点×5) 次の||線部のカタカナを漢字に直せ。 囲め。 oコウミョウな作戦。 * 光明 e ソンケイする人。 巧妙) ウ (ト 名 性席 室内のカンキに注意しよう。 * 換気 列車のザセキ表。 ウ歓喜) (ア喚起 うわさをきっぱりとヒテイする。 《打ち消す) キセイの事実。 (ア 既成 既製 ウ 規制) ショウライに期待するしかない。 これから先) シンチョウな態度。 計画のシュクショウをせまられた。 (現模をちいさくする) (ト 慎重 深長 ウ 新調) 英会話のソクセイ講座。 * 認 療格 秘 ©ゲンカクに育てられた娘さん。 (きびしく不正を許さないようす) 速成) (ト 盛 他人のヒミツをあばく。 SS 次の文の一"に入る熟語を後ろから選び、漢字に直して書け。 公開トウロン会に出席する。 《意見を述べあう) 四字熟語(2点×5) の早業だった。 ゆったりとオンセンにつかる。 あの映画は一 |気鋭の監督がつくったもので見所がある。 長期間ホゾンしても大丈夫です。 新婦は |兼備のすばらしい女性です。 ヒハン的な意見にも耳を傾ける。 困難な時こそ隠忍一 |して事に当たらなければならない。 もうすぐモクヒョウをタッセイする。 でヘンサイする。 去年は内外ともに一 |多端の年であった。 次の||線部のカタカナを下から選び、 漢字で書け (タ) 次の字に共通して サイショク シンシン 回の疑(2点) セッカ ジチョウ)

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現代文 高校生

この3つの問題について解説お願いします。 わかる問題だけでも構いません。

第三展望台には売店もおトイレもなかったが、真上から摩周湖を見ることができた。おトイレはそ の前にすませればいいだけの話だし、売店があったら余計なものをつい買ってしまい、あとで後海す るのは目に見えている、というのが下調べをした父の意見で、わたしたち-家は第三展望台から摩周 湖を見ることにしたのだった。 「霧が多いんだ。たいていは霧がかかっていて、よく見えないんだ」 階段をのぼりながら父が言った。車のなかでも言っていた。 「よく見えなくても、がっかりしないこと。それが普通なんだから」 つづけて父が言った。そのたび、母と姉とわたしは、「はい」と返事した。わたしは、たとえ摩周湖 がよく見えなくても、がっかりしないようにしようと思った。そのためには、いったん、がっかりし なくちゃいけなかった。がっかりしておかないと、がっかりしないようにはできない。 七蔵のわたしにとって、摩周湖見物は、そんなに愉しみではなかった。むしろ 湖があるだけだ。動物園も遊闘地もない。売店もない。買う買わないはべつにして、キーホルダーや ノートなんかのお土産をひとつひとつ手に取りながめることができない。 「もしも晴れていたら、すばらしくきれいなんだ。こころが吸い取られるくらい、それはそれはきれ いな青い湖なんだよ」 この言葉も父は何度も口にした。それから「でも霧が多いんだ」と言い、「よく見えなくてもがっか 「際周湖の水は」 父は目の下の深い青に視線を移した。 「ほとんど雨なんだ。注ぎ込む川がないから、不純物が入ってこない。かぎりなく純粋な水だからこ そ、こんなに美しいんだよ」 父の口調は先生のようだった。なんにも知らないわたしたちに、やさしく教えてあげるようだった。 小学校教論の父は、ときどきこういう口調になった。わたしたちは、つねに『よい生徒だった 「流れ出る川もない。水位が一定なのは、たまった水が地下水になって、わき出しているからなんだ いつも一定量の清らかな水で満たされてるってわけさ。すごいね」 うん、すごい、と父は、恐ろしく澄んだ、深く青い湖を見つめた。父が黙ったので、わたしたちも 口をつぐんだ。わたしたち一家は少しのあいだ、無言で湖を見つめた。“わたしはだんだん心配になっ た。母か、姉か、どちらかが早くなにか言えばいいのに 父がわたしたちにやさしく教えてあげたときの反応は、むつかしかった。父の知識に感嘆する場合 が多かったが、そうでない場合もあった。父がわたしたちにやさしく教えてあげたことのなかに、隠 された意味||父がほんとうに言いたいことーがあって、それにちゃんと気づかないと、父の機嫌が 悪くなるのだった。 たの 億却だった。ただ りしないこと」と念を押し、また「もしも晴れていたら」と言った。何度も言った。だから、わたし は。「おとうさんの言う通りだったね」と言ったあと、うなだれ、 唇を噛み締めるのがいちばんいいと った。 母と姉もそうするにちがいなかった。母と姉がそうするのは、本心からなのか、わたしのようにち ょっとがんばってそうするのかは分からなかった。でも、そうしないと、父がおもしろくない顔をす るので、そんなことはどうでもよかった。父の望む反応をしたいのは、わたしの本心だったし、それ」 は母も姉も同じだと思った。 父が声を漏らした。 不機嫌な父は真冬のドアノブのようだった。うっかり触れたら、パチッときそうだった。そんな気 配をあからさまに、濃厚に、漂わせた。こめかみに立てた青筋をびくつかせ、薄くて赤い暦をわなな かせ、白目の分量の多いつり目でわたしたちを脱んだ 「わたしたちの家みたい」 母が言った。ほのかな笑みを浮かべ、きわめてのんびりと言った。 「そうだね」 父は即座に応じた。 r°階周瀞家族ってやっだ」 と姉とわたしを交互に見て、顔をカタカタと左右に振った わたしは 息を飲んだ その日の摩周湖は晴れていた。青空をもっと青くした青が目の下に広がっていた。青空よりも青い のに、青空みたいに真っ白な雲を浮かべていた。 姉が読んでくれた『-ふさのぶどう』を思い出した。絵の得意な主人公が海の青を描きたくて、で も、その海の青をあらわす絵の具を持っていなくて、ジムという子の絵の具を盗む話だった。そのと き、わたしは主人公のきもちが理解できなかったが、摩周湖を見て得心がいった この青をあらわす絵の具があれば絶対欲しい。絵を描きたくなったのではなくもともとそんな に得意ではなかったし、この青をじぶんのものにしたくなったのだ。できれば、この青を連れて 帰りたかった。ここの育でわたしの部屋を満たし、そのなかで、ぶくぶくとあぶくを吐き出しながら 泳いでみたかった。 「晴れた摩周湖を見られたら、結婚が遅くなるらしいぞ」。 木の手すりに肘をのせ、半身のかまえで父は姉とわたしを交互に見た。頼骨の出張った、細くて長 い顔をカタカタと左右に振った。これは父が面白いことを言ったときの合図だった。 「やった1」 わたしはバンザイをしそうなからだの動きをした。そんなわたしを見て、姉がお腹をかかえて笑っ た。母も笑い、父も笑った。わたしも笑った。大きな口を開けて、笑った。 わたしたち一家の笑いがすぼまるように落ち着き、わたしはあらためて目の下の青を見つめた。わ たしたち一家は、この青のように美しい。父がそう思っているのだから、そういうことになる。父が そう思うかぎり、わたしたち一家は、すっと、ずっと、美しいままなのだろう。不純物は侵入せず、 流れ出るものもなく、一定の水位を保つ。 「Rーを2-」 姉がからだをくねらせた。笑いつつも「イーだ」の顔つきで父をぶつ身振りをした。 「や や」 「そろそろ行くか」 わたしも姉と同じようにした。お嫁にいくという未来のできごとは遠すぎて具体的な像を結ばなか ったので、少しくらい時期が遅くなってもぜんぜん気にならなかったが、そうした 「おとうさんは遅いほうがいいんじゃない?」 母が言った 「いつまでも、ふたりにいてほしいんじゃない?」 ぼっちゃりとした頬に手をあて、父に向かって目を細めた。 父が腕時計を見た。 「おばあちゃんが首をながーくして待ってるぞ」 カタカタと顔を左右に振りながら、父はきびすを返した。母、姉、わたしもあとにつづいた。 わたしたち一家は祖母の家にあそびにいく途中だった。朝早くに出発し、父の運転でドライプして きた。夏休みを利用しての二泊旅行だった。 (朝倉かすみ「へっちゃらイーナちゃん」による。本文中に一部改変したところがある。)

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