振り返ると失言のデパートの
語|ような森喜朗さんの政治人生で
ある。その言葉は無軌道のよう
でいて、背景にある価値観も見
えてくる気がする。論争や説得一
の軽視である。どちらも本来、
政治に不可欠のはずなのに▼首相時代に
は、総選挙を前に無党派層についてこう一
述べた。「(選挙に)関心がないといっ
て、寝てしまってくれればいいんですけ
れど」。政策を訴え、こっちを向いても
らう努力などする気がないように聞こえ
た▼今回の「女性がたくさん入っている
理事会の会議は時間がかかる」にもつな
がる。一番の問題は「女性だから」「男
性だから」という色眼鏡で最初から見て一
いる点だ。同時に、会議で議論するのが
マイナスであるかのような価値観があら
わになったマ政界をはじめ日本の組織で
は、森さんのような調整型のリーダーが
大事にされてきた。表舞台で活発な議論
を促すのではなく、有力者たちの要求を一
ぐっとのみ込んで、痛み分けの裁定をす
る。根回しを駆使しながら7五輪にして
も昨年の段階で、中止と延期の利害得失」
を明らかにして国民の議論を促すべきだ」
った。今も「プランB」すら示されず、
空虚な精神論ばかりが聞こえてくる。調
整は裏でやるから歌黙ってろ、ということ
かマ森さんの発言を皮肉った「#わきま
えない女たち」、そして「#DontB
eSilent (っていないで)」
いった言葉がネット上で広がる。「男
たちによる詞整型」を続ける多くの組
縁に対する異議申し立てでもあろう。
2021-2.7
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