15 10℃で 8.1×10-3mol の二酸化炭素を含む水 500mL を容器に入れると, 容器の上部に
体積 50mLの空間(以下, ヘッドスペースという)が残った(右図)。 この部分を直ちに 10℃の
窒素で大気圧(1.0×10 Pa)にして、密封した。 この容器を35℃に放置して平衡に達した状
態を考える。
このとき、ヘッドスペース中の窒素の分圧は ア Pa になる。 なお、窒素は水に溶解せず,
水の体積および容器の容積は10℃のときと同じとする。 二酸化炭素の水への溶解にはヘ
ンリーの法則が成立し, 35℃における二酸化炭素の水への溶解度 (圧力が 1.0×10 Pa
で水ILに溶ける, 標準状態に換算した気体の体積)は0.59L である。 ヘッドスペースの
ヘッドスペース
50mL
二酸化炭素
を含む水
500mL
中の二酸化炭素の分圧をp [Pa] として, ヘッドスペースと水中のそれぞれに存在する二酸化炭素の物質量
[n] [mol] と [mol] は, p を用いて表すと
n=1xp
2=xp
である。これらのことから, ヘッドスペース中の二酸化炭素の分圧pはエ Paである。したがって, 35℃における
水の蒸気圧を無視すると, ヘッドスペース中の全圧はオPaである。
問アオの適切な数値を有効数字2桁で記せ。