175 6.0×102 mol/L
解説
過剰の酸の水溶液に塩基(試料)を完全に吸収さ
せ, 残った酸を別の塩基の水溶液で滴定したり,過
剰の塩基の水溶液に酸(試料) を完全に吸収させ,
残った塩基を別の酸の水溶液で滴定したりする方法
を逆滴定という。 通常は, 酸 塩基の水溶液を用い
て中和滴定が行われるが, 試料が固体や気体のとき
は、逆滴定が行われることが多い。また, 本間のよ
うに,中和滴定を失敗して, 中和点を越えてしまっ
た場合にも逆滴定の原理を応用できる。
逆滴定のように, 2種以上の酸· 塩基が関係する
場合でも,最終的に中和点では次の関係が成り立つ。
(酸の放出したトエ” の総物質量)
= (塩基の放出した OH~ の総物質量)
硫酸の濃度をx[mol/L] とおく。
硫酸 H,SO。は2価の酸,塩酸HCI は1価の酸,
水酸化ナトリウムは1価の塩基だから, 中和の関係
式 acV=bc'V より,
2×x×10.0mL+1×0.010 mol/L×5.0mL
=1×0.10 mol/L×12.5mL
o00
x=6.0×10°(mol/L)
確認テフト5