259 次の命題を証明せよ。
□ (1) 整数m, nについて, 和 m+n が奇数ならば、この2つの整数は奇数と
偶数である。
□ (2) 整数 m,nについて, 積 mnが3の倍数ならば,m, nのうち少なくとも
1つは3の倍数である。
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よって, 対偶が証明されたから,もとの命題も成り立つ。
例題 29
この命題の対偶 「整数 m, nについて,m, nがともに3の倍数
でないならば,積mn は3の倍数でない」 を証明すればよい。
m, nがともに3の倍数でないとき, ある整数k, l を用いて,
m=3k±1, n=3l±1 と表される。
(i)m=3k±1, n=3l+1 (k, l は整数) のとき,
mn= (3k±1)(3ℓ+1)=9kl+3k±3l±1
=3(3kl+k±l)±1 (複号同順)
となり, 3kl+k±l は整数であるから, mnは3の倍数でな
い。
(k.l は整数)のとき
●m=3k+1,3k+2
n=3l+1,3ℓ+2
と場合分けをしてもよい。