2節 三角比の拡張
1三角比と座標
これまでは,直角三角形を用いて鋭角の三角比を考えてきた。ここでは,
どんかく
座標を用いて三角比を鈍角にまで拡張することを考えてみよう。
右の図のように, 原点Oを中心と
r
する半径ァの半円の周上に点P(x, y)
P(x,y)
y
をとり
ZAOP = 0
A
0 -
x
0
Y
x
とする。
0が鋭角のとき,角0の三角比は,半径ァと点Pの座標 (x, y) を用い
て次のように表される。
y
sin0 =
r
x
COs 0 =
r
tan 0= y
x
このことをもとにして, 0°名0ハ 180° の範囲にある角0の三角比をあ
らためて同じ式で定義する。
拡張した三角比
Aに
こ にに
sin0= ジ
r
P(x,y)
y
x
COs 0 =
r
tan0=
X
x
0
x
注意
0= 90° のときは x=0 であるから, tan90° は定義されない。
三角比の値は,角0だけで定まり,半径rの大きさによらない。
の