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静岡大改
117 発展 緩衝液
酢酸ナトリウムはほぼ完全に電離し、酢酸イオンの一部は次のように水と反応する。
CH3COO ― + H2O
JE
CH3COOH + OH ¯/ ... (i)
このような反応を塩の① ]分解といい, 式 (i)の平衡定数をKとすると,加水分解
定数K は次のように定義できる。
Kn=K'[H2O]=②[
酢酸と酢酸ナトリウムの混合水溶液でも,式 (i)の平衡と,式 (ii) の関係が成立する。 こ
の混合水溶液は ③ ] 作用を示し、少量の酸や塩基を加えても pHはほぼ一定に保た
れる。混合水溶液中の酢酸と酢酸ナトリウムの濃度はいずれも1.00×10-2 mol/L で,
Kh=4.00×10-10mol/L, 水のイオン積 Kw=1.00×10-14 (mol/L)とする。
(1) 文中の
に適切な語句や式を入れよ。
(2) この混合水溶液の [H+] を有効数字2桁で求めよ。 酢酸の電離度は 1に比べて無
視できるほど小さいものとする。
(3) この混合水溶液に少量の水酸化ナトリウムを加えたときの変化を化学反応式で記せ。
(4) この混合水溶液1.00Lに 1.00×10-3 mol の水酸化ナトリウムを加えた。 このとき
の水溶液中の [CH3COOH] および [CH3COO-] の値を有効数字2桁で答えよ。 水酸化
ナトリウムを加えたことによる水溶液の体積変化は無視できるものとする。
(5)(4)の操作により混合水溶液の [H+]は何倍に変化するか。 有効数字2桁で答えよ。
第2部 物質の変化と平衡
(2)
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